北海道 市町村ガイド
興部町、2026年3月

オホーツク総合振興局

興部町 Okoppe

おこっぺちょう

興部町はオホーツク海に面した、酪農と漁業の小さな町である。町内の牧場では約11,600頭の乳牛が飼養されており、約3,400人の住民1人あたり3頭を超える。12 町は牛のふん尿を原料とするバイオガスプラントも運営している。3 旧駅は道の駅となり、改造されたディーゼル気動車が夏期に無料の休憩所・簡易宿泊所として使われている。4

人口(2020年国勢調査)
3,628
面積
362.55 km²
紋別郡
公式サイト
www.town.okoppe.lg.jp

主な特色

  • 酪農 2025年(令和7年)、町内の農家57戸が乳牛11,612頭を飼養し、生乳61,763トン、約73億円を生産した1。雪印メグミルクが興部853に工場を置いている12
  • 有機牛乳と牧場チーズ ノースプレインファームは1988年に創業した13。有機JAS認証の牛乳、ヨーグルト、チーズ、発酵バターを「おこっぺ」の名を冠して販売している14。冨田ファームは自家産の生乳から12種類のチーズを製造している8
  • ホタテとオホーツクの海産物 2024年(令和6年)のホタテの水揚げは18,613トン、約30億円で、ほかにサケ、タコ、毛ガニも水揚げされた1。ホタテは海底で4年間育てられる。漁場を4区画に分け、毎年1区画ずつ輪番で漁獲している8
  • バイオガス 2016年(平成28年)11月から、町営の興部北興バイオガスプラントが1日あたり37.89トンのふん尿を処理している。発酵後に残る消化液は液肥「おこっぺバイオ」として販売されている3。町は2023年(令和5年)11月10日にゼロカーボンシティを宣言した8
  • 鉄道遺産 道の駅おこっぺは、1989年(平成元年)に廃止された名寄本線の興部駅の跡地にある158。改造気動車「ルゴーサ・エクスプレス」は、5月から10月まで無料の休憩所・簡易宿泊所として開放されている16
  • 夏・秋のイベント おこっぺ牛乳の里マラソン大会は10月の第1日曜日に開催される178。沙留海水浴場では、7月中旬から8月下旬まで海水浴と無料のキャンプができる18

観光・アクティビティ

  • 自然・景観
    • モーモー城(農業科学研究センター)周辺の丘からは、オホーツク海と広大な緑の牧草地を見渡せる278
    • 夏には沙留の国道238号沿いにハマナスが咲き27、近くには港の赤い灯台8や沙留岬11がある。道の駅に隣接する興部公園も、町の見どころに挙げられている1143
  • 温泉
    • 町内に温泉は見つからなかった。ジョイパークの近くに公衆浴場がある16。宿泊施設には、八千代館、味来館(レストランを併設した宿)、ファームイン冨田、ペンション鈴木屋、沙留のコテージしおさいなどがある44
  • 博物館・文化遺産
    • 道の駅おこっぺの鉄道資料コーナーでは、名寄本線について紹介している4。郷土資料館は決められた日にのみ開館し、団体は予約により見学できる42
    • 興部豊野竪穴住居跡は自由に見学できる。北紋バスの豊野停留所から徒歩5分である23
  • アウトドア・季節のアクティビティ
    • 沙留海水浴場の2026年の開設期間は7月18日~8月23日で、遊泳時間は10:00~16:00である。無料のキャンプ場、炊事場、トイレ、温水シャワー(300円)がある。コテージ2棟を6月1日~9月30日に貸し出しており、料金は1棟10,000円に加え、宿泊税が1人100円かかる18
    • 道の駅のレンタサイクルは4時間まで無料で利用できる8
  • グルメ体験
    • ノースプレインファームのミルクホール(北興116-2)では、自社のチーズとバターを使ったハンバーグランチのほか、パフェやソフトクリームを提供している。営業時間は10:00~17:00(ランチは11:00~14:00)で、火曜定休36
    • 興恵グルメは参加するカフェや飲食店で味わえる41。沙留の海浜食堂 白帆は7月と8月のみ営業する38

道の駅

  • 所在地: 紋別郡興部町興部1322-21、国道239号沿い15。旧興部駅の跡地にあり、興部川と興部公園に隣接する43。施設全体の正式名称は「道の駅おこっぺ アニュウ・ジョイパーク」である4
  • 営業時間: 5月~10月は9:00~18:00、11月~4月は9:00~17:00。12月31日~1月5日は休館。特産品の販売は、4月上旬~10月下旬が9:00~17:00、11月上旬~4月上旬が9:30~16:30である15。季節営業のおこっぺ物産館は9:00~17:00の営業で、月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜)。2025年は4月4日~11月3日に営業し、冬期は本館で販売する4。これらは2026年9月時点の情報であり、訪問前に確認のこと。
  • ショップ・商品: 地元の特産品を扱い、キャッシュレス決済と全国発送に対応している4。液肥「おこっぺバイオ」も販売している3。道の駅のオンラインショップ「OKOKO(おここ)」は休止中で、再開時期は未定である445。道の駅の公式サイトには、具体的な土産品はまだ掲載されていない15
  • 飲食: 4月~11月には、イベント館で地元5店のソフトクリームを、毎月店を替えて販売している4。施設内にレストランの記載はない。
  • 設備: 駐車場は普通車73台、大型車20台15で、うち2台分は障がい者用である43。トイレは温水便座付きで、多目的トイレとオストメイト対応トイレがある15。トイレは24時間利用できる43。Wi-Fiがあり、クレジットカードが使える15。アニュウの建物には、バス待合所、鉄道資料コーナー、イベント館、コミュニティホールが入っている4
    • ジョイパークの面積は11,524 m²で、噴水、水遊び用の水路、芝生、ステージ、D51形蒸気機関車の動輪を使ったモニュメントがある48
    • ルゴーサ・エクスプレスは、キハ22形気動車(202号・251号)を2両連結したものである。一方は休憩所、もう一方はライダーハウスとして使われている25。無料で、5月~10月に開放される。2025年の開放期間は5月1日~10月31日であった。オートバイや自転車の旅行者に人気があり、多い日には20人以上が利用する168
    • 無料のレンタサイクル(4時間まで)がある8。EV充電設備は確認できなかった。
  • 備考: 1996年(平成8年)4月16日に、北海道で29番目の道の駅として登録された。スタンプは営業時間内に押せる15。施設は鉄道廃止の3年後、1992年6月に開業した825。ジョイパークは夏まつりの主会場である8

アクセス・交通

  • 鉄道 1989年以降、町内に鉄道はない8。最寄りのJR駅は宗谷本線の名寄駅で、バスで約70 km、1時間30分ほどである。名寄から札幌まではJRで約220 km、約2時間30分かかる8
  • バス
    • 名士バスが、名寄から下川・西興部を経由する興部線を運行している。名寄本線の代替路線である46
    • 北紋バスが、紋別~興部間と、紋別から興部を経由して雄武に至る路線を運行している47。雄武方面の路線は興浜南線の代替である48
    • 紋別まではバスで約30 km、40分である8。バスターミナルは道の駅の中にある4
  • 空路 オホーツク紋別空港までは車で約30 km、40分である。東京(羽田)便がある8
  • 道路 国道238号と239号は、網走から紋別を経て興部までの海岸沿いの道路を共用し、興部で分かれる498。238号はそのまま海岸沿いを北上して雄武方面へ向かい、239号は内陸に入って天北峠を越え、名寄方面へ向かう49。主な都市までのおおよその距離と所要時間は次のとおり8
    • 札幌:約290 km、5時間30分
    • 旭川:約150 km、2時間30分
    • 稚内:約200 km、3時間30分
    • 網走:約130 km、2時間30分

旅のヒント

  • 訪れる時期 8月が最盛期で、2025年度には17,600人が訪れた34。夏は海水浴、祭り、国道238号沿いのハマナスが楽しめる27。10月上旬には、マラソン大会に参加したり、開館日に郷土資料館を訪れたりできる1742
  • 観光案内 興部町観光協会(電話0158-82-2345)16。道の駅のスタッフにも相談できる。
  • 季節休業 ルゴーサ・エクスプレスは5月~10月のみ開放され16、道の駅は年末年始に休館する15
  • 2006~2025年の各年の最低気温は、−17.4℃から−24.6℃の範囲であった26。国道238号・239号では、路面の凍結や地吹雪に備えること。
  • 野生動物 北海道の他の農村部と同様に、特に夕暮れ時は路上のシカに注意すること。森林に覆われた山地にはヒグマが生息しているため、ハイキングやキャンプの際は注意が必要である(一般的な注意事項)。
  • 宿泊 町内の宿は旅館やコテージが数軒あるのみなので、夏は早めに予約すること44

写真

興部町についてもっと詳しく

基本情報

項目 内容
種別 町。1951年(昭和26年)に町制を施行した5
振興局 オホーツク総合振興局6
紋別郡5
人口 2020年(令和2年)国勢調査で3,628人(男1,768人、女1,860人、1,711世帯)7。住民基本台帳では、2026年(令和8年)8月31日現在で3,392人(男1,676人、女1,716人)、1,849世帯であった2。国勢調査人口は2005年の4,589人から2020年の3,628人に減少した7。町長によれば、人口はかつて最多で9,000人を超えていた8
面積 362.55 km²(国土地理院、2026年4月1日)9。町も同じ数値を示しており、東西34.2 km、南北24.4 kmとしている8。英語版ウィキペディアでは362.41 km²10
人口密度 2026年8月の住民基本台帳で約9.4人/km²、2020年国勢調査で10.0人/km²(上記の数値から算出)
沿革 1909年(明治42年)、雄武から分割した興部と、紋別から分割した沙留・ルロチが、合同の戸長役場の管轄下に置かれた58。1915年(大正4年)、瑠橡・沙留・興部の各村が合併し、北海道二級町村制による興部村となった115。1925年(大正14年)に西興部村が分村し、1951年(昭和26年)に興部は町制を施行した5
隣接自治体 紋別市(東)、西興部村滝上町(西)、雄武町(北西)8
シンボル 町の木はナナカマド、町の花はハマナスで、いずれも1988年(昭和63年)10月1日に制定された85。町の鳥は確認できなかった。町章は真紅の「興」の字をあしらい、町旗はOKOPPEの頭文字「O」と「P」を図案化したものである5
マスコット 確認できなかった
公式サイト https://www.town.okoppe.lg.jp/

地名の由来

  • アイヌ語「オウコッペ」(o-u-kot-pe 町によると、町名はアイヌ語の「オウコッペ」に由来し、「川尻の合流しているところ」を意味する5。興部川と藻興部川は町の西部を並んで流れている。両河口は現在約4 km離れているが、かつては両川が砂丘の背後で合流してから海に注いでいた。北海道のアイヌ語地名リストは、永田方正による「川尻の合流しているところ」という解釈と、山田秀三による「川尻・互いに・合流している・もの(川)」という逐語的な解釈を載せている。同リストは町史もこれと一致するとし、由来の確度をBと評価している19
  • 藻興部 「モ」は「小さい」を意味する。藻興部川は、並んで流れる両川のうち小さい方である。この由来の確度はAである20
  • 沙留 sar-or「葦原の中」に由来する。永田は、河口は砂が深く、渡るのが危険であったと記している。確度A21
  • 瑠橡 rur-ot-i または rur-oci「海水の多い川」に由来する。河口の勾配がきわめて緩やかなため満潮時には海水が流れ込み、水は塩辛くて飲めなかった。確度B22
  • 西興部 隣村の名は「西の興部」を意味する。1925年(大正14年)までは興部村の一部であった5

歴史

  • アイヌ期以前 興部豊野竪穴住居跡は、市街地の南東約5 kmにある瑠橡川の段丘上に位置する。竪穴住居跡は二つの群に分かれ、オホーツク海に面したA地区に13基、0.6 km内陸のB地区に27基がある。大部分は擦文時代、一部は縄文時代のものである23。1968年(昭和43年)12月18日に北海道指定史跡となった24。参照した資料には、この地のアイヌ期についての記述はほとんどない。川や地区のアイヌ語地名は現在も残っている(「地名の由来」を参照)。
  • 江戸時代 興部は宝永年間(1704~1711年)に、松前藩の支配する漁場として初めて記録に現れる85
  • 1889年:開基の年 沙留の漁場を経営していた金沢石松と、その船頭頭(ふながしら)の垣下岩松が沙留の浜で越冬した。町は彼らを最初の和人入植者とし、1889年(明治22年)を開基の年としている8。入植者はその後、冷夏による凶作が続いたことから酪農に転換した3
  • 1902~1921年:学校、村、鉄道 1902年(明治35年)に沙留と興部に小学校が開校し、1915年(大正4年)に興部村が成立した8。1921年(大正10年)に興部駅と沙留駅が開業し、名寄線が全通した85
  • 1925~1951年 1925年に西興部が分村した5。1927年(昭和2年)6月7日には興部市街で大火が発生し、236戸が焼失した8。1935年(昭和10年)には雄武へ北上する興浜南線が開通した25。1951年に興部は町制を施行した5
  • 1985~1992年:鉄道の廃止 興浜南線は1985年(昭和60年)に廃止された。JR名寄本線は1989年(平成元年)5月1日に廃止され、代替バスに転換された825。町は1988年(昭和63年)に開基百年を迎え、1990年(平成2年)にはカナダ・アルバータ州のステットラーと姉妹都市提携を結んだ。1992年(平成4年)には旧駅跡地に交通記念施設「アニュウ・ジョイパーク」が開設された。同年、「モーモー城」の愛称をもつオホーツク農業科学研究センターも完成した8
  • 1998年 9月の台風による洪水で水道本管が流失し、町の給水が止まった8
  • 2001~2016年:再生可能エネルギー 2001年(平成13年)、町はオホーツク地域で初めての風力発電所を建設した(現在は廃止)。2011年(平成23年)には興部町農協とおうむ農協が合併し、JA北オホーツク(北オホーツク農業協同組合)が発足した。2014年(平成26年)にバイオマス産業都市に選定され8、2016年(平成28年)にはバイオガスプラントが稼働した3
  • 2018~2023年 開基130年にあたる2018年(平成30年)に、興部中学校と沙留中学校が統合した。2023年(令和5年)には町がゼロカーボンシティを宣言した8

地理・気候

  • 位置 オホーツク総合振興局管内の北西部、紋別市と雄武町の間のオホーツク海沿岸に位置する。おおむね北緯44°13′~44°29′、東経142°51′~143°17′の範囲にある268
  • 土地 町の土地の68.7%を森林、16.3%を畑が占める(2025年1月1日現在)26。森林25,602 haのうち10,278 haは道有林である。2025年には牧草地4,686 ha、飼料用トウモロコシ584 haが作付けされた1
  • 河川と山地 主な河川は興部川、藻興部川、瑠橡川、沙留川である。内陸の山地には、ポロヌプリ岳(835 m)、鬱岳(818 m)、トーウツ岳(742 m)がそびえる11
  • 海岸 国道238号は沙留を通って海岸沿いを走る。沿道にハマナスが咲き並ぶこの道は「ハマナス街道」の通称で呼ばれる27。沙留漁港の赤い灯台8や沙留岬11が目印となっている。参照した資料には、町内の国立公園・国定公園の記載はない。
  • 気候 気象庁の興部観測所は標高8 mにある28。1991~2020年の平年値は、年平均気温5.8℃、1月の平均気温−6.6℃、8月の平均気温18.8℃である。年降水量は902.1 mm、年間日照時間は1,606.1時間である29。最高気温の記録は34.3℃で、1999年8月9日と2025年7月7日に観測された。最低気温の記録は1978年2月17日の−29.8℃である30。町の記録では2025年の平均気温は7.9℃で、2006~2025年の表の中で最も高い26
  • 流氷 冬には今も流氷が海岸に押し寄せる。町長は、その規模が最盛期の半分程度になったと述べている8

経済・産業

  • 就業 2020年国勢調査による就業者数は1,936人である。農業が16.0%、漁業が9.7%、製造業が16.0%を占める7
  • 酪農 2025年の畜産の産出額は88億4,000万円で、そのうち生乳が73億円を占めた1。町はコントラクター事業やTMR(混合飼料)センターによって農家を支援している。2021年(令和3年)3月からは、新規就農者の研修牧場「ファームトモ」も運営している。モーモー城(研究センター)は、地元農家のために土壌・牧草・生乳の分析を行っている8
  • 漁業 2024年の漁業生産額は47億6,000万円で、うちホタテが29億9,000万円、サケが7億5,600万円、タコが2億4,300万円、毛ガニが2億2,100万円であった1。サケの漁獲量は2022年の2,842 tから、2024年には842 tに減少した1。沙留漁業協同組合と複数の民間水産加工業者が、水揚げされた魚介類の加工・販売を担っている31
  • エネルギー 酪農家6戸が町のバイオガスプラントにふん尿を供給し、生じたガスは隣接する民間発電所の燃料となっている3。プラントは家庭の生ごみや下水汚泥も受け入れている8。民間の2施設とあわせ、2020年には町内のふん尿の約20%を処理した。町は2019年から大阪大学と連携し、2020年1月にふん尿由来のバイオガスからメタノールとギ酸を製造した。両者はこれを世界初としている。2022年5月にはパイロットプラントが設置された32。2022年4月には、北海道大学大学院工学研究院との脱炭素に関する共同研究も始めた33
  • 観光 2025年度の観光入込客数は59,700人で、前年度比7.0%増であった。大部分が日帰り客(58,700人)で、宿泊客は約1,000人であった。最も多かったのは8月の17,600人である34
  • 高齢化と人口減少 2020年国勢調査では、65歳以上が住民の33.3%(3,628人中1,209人)を占めた7。2025年の出生数は14人、死亡数は47人で、転出が転入を41人上回った7。町長は、林業の衰退とともに、町は多くの住民を都市へ働き手として送り出してきたと述べている8
  • ふるさと納税 2025年4月から2026年3月までに、町は53,547件、総額801,959,600円のふるさと納税の寄附を受けた35

特産品・名物

特産品 分類 詳細・購入場所
おこっぺ有機牛乳と乳製品 乳製品 ノースプレインファームの有機JAS牛乳は、低温殺菌でノンホモジナイズである。同社は有機ヨーグルト、有機モッツァレラやセミハードタイプのチーズ、発酵バター、バターケーキ、おこっぺ生キャラメルも製造している14。同社のミルクホールで購入できる36
牧場製ナチュラルチーズ 乳製品 宇津の冨田ファーム、アドナイ、菓子類も製造するパインランドデーリィが製造している37。冨田ファームは12種類のチーズを製造しており、そのチーズは数多くの賞を受けている。2006年からは牛乳とソフトクリームも製造している8
おこっぺアイス アイスクリーム JA北オホーツクが製造している37。緑ケ丘にある直営店で販売している38
おこっぺハム 食肉加工品 株式会社オホーツククリーンミートのハム、ウインナー、ベーコン39。ハムの詰め合わせはふるさと納税の人気返礼品である40
ホタテ 水産物 ホタテ玉冷(冷凍生貝柱)と干貝柱を、沙留漁業協同組合、マルト水産、背戸水産が販売している31。町のふるさと納税返礼品ランキングでは冷凍ホタテが首位で、イカゲソがそれに続く40
カニ・魚卵 水産物 毛ガニ、タラバガニ、ズワイガニのほか、筋子・イクラ(サケの卵)を沙留漁協とマルナカ中村水産が販売している31
地元の菓子 菓子 大村菓子舗があんドーナツ、ポンポコ山、モウモウの里を製造している39
麺類・はちみつ 加工食品 小林食品がオホーツク流氷ラーメンと、そば粉を80%使った喜楽そばを製造している。新海養蜂園は天然はちみつを販売している39
はまなすジャム・ダッタンソバ 農産品 振興局は、はまなすジャムとダッタンソバを興部町の特産品に挙げている6
興恵グルメ ご当地グルメ 興部町と西興部村の特産品を3品以上使った飲食店のメニュー。牛乳スープの鍋焼きうどん、ホタテだしのラーメン、牛乳と鹿肉、地元産のソーセージとチーズをのせた焼きカレーなどがある。興部町と西興部村の商工会青年部が共同で立ち上げた6。委員会の事務局は興部町商工会が務める41

文化・祭り

行事 時期 概要
興部公園祭り 5月6(5月下旬11 春の祭り。日本語版ウィキペディアでは、会場を道の駅の施設であるアニュウとしている11
さるる海浜まつり 7月。第37回は2026年7月19日に開催された186 沙留で開かれる夏の海辺の祭り
おこっぺ夏まつり 8月の第1土曜日・日曜日6 町の夏の一大イベントで、ゲームや抽選会のほか、会場のすぐ近くで打ち上げられる花火がある6。道の駅のジョイパークで開催される8
おこっぺ街中マルシェ 毎年9月8 中心商店街の空き地や空き店舗を活用した市。2023年には町内外から46団体が参加した8
おこっぺ牛乳の里マラソン大会 10月の第1日曜日。第39回は2026年10月4日に開催予定 3 km、5 km、10 kmのコースがあり、緑ケ丘の興部小学校をスタートする。例年約500人が参加し、第38回のエントリーは375人であった。一般の参加料は4,000円17
ミニミニ冬まつり 2月68(2月中旬11 小規模な冬のイベント。日本語版ウィキペディアでは会場をアニュウ(道の駅)としている11。プログラムの詳細はインターネット上で見つからなかった
郷土資料館の開館日 10月上旬(2026年は10月3日~7日) 年に一度だけの一般公開で、開館時間は13:00~18:00、入館無料42
  • 神社 興部神社は1899年(明治32年)に創建された11
  • 資料館 郷土資料館は東町の学校給食センターの2階にある。暮らし、林業、漁業、農業に関する資料を展示しており、その大半は住民から寄贈されたものである。館内にトイレはない42
  • 文化遺産 歴史的建造物の米田御殿は、1989年(平成元年)に町の歴史的遺産第1号に指定された。沙留には開拓発祥の碑が立つ。町の年表には、1988年の開基百年と2018年の開基130年に、それぞれ記念碑が建てられたことが記されている8。豊野にある興部豊野竪穴住居跡は北海道指定史跡である(「歴史」を参照)24

アイヌ文化

参照した資料には、興部町のアイヌの歴史についての記述はほとんどない。町内にアイヌ文化施設や、生きた伝統を受け継ぐ取り組みは見つからなかった。最も明確な痕跡は地名である。興部、藻興部、沙留、瑠橡はいずれも、川や河口の様子を表したアイヌ語に由来する19202122。豊野の古い竪穴住居跡は、大部分が擦文時代のものである(「歴史」を参照)23

姉妹都市・友好都市

  • カナダ・アルバータ州ステットラー 1990年(平成2年)からの姉妹友好都市である8。英語版ウィキペディアは、提携日を1990年6月26日としている10

出典

本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです

  1. 興部町勢要覧 資料編「農業・漁業・林業」(PDF) — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  2. 興部町の人口 | 住民課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  3. 興部北興バイオガスプラント | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  4. 道の駅おこっぺ アニュウ・ジョイパーク | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  5. プロフィール | 住民課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  6. 管内概要(オホーツク2026)08_管内18市町村の紹介(P25置戸町~P33大空町)(PDF) — Hokkaido Government, Okhotsk General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  7. 興部町勢要覧 資料編「人口」(PDF) — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  8. 興部町勢要覧 Outline of Okoppe Town (PDF, November 2025) — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  9. 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点)(PDF) — Geospatial Information Authority of Japan JA 閲覧日 2026-09-23
  10. Okoppe, Hokkaido — Wikipedia EN 閲覧日 2026-09-23
  11. 興部町 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  12. 事業所一覧|雪印メグミルク株式会社 — Snow Brand Megmilk JA 閲覧日 2026-09-23
  13. ノースプレインファームについて — North Plain Farm JA 閲覧日 2026-09-23
  14. 商品一覧 — North Plain Farm JA 閲覧日 2026-09-23
  15. 道の駅おこっぺ — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23
  16. ルゴーサエクスプレス | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  17. おこっぺ牛乳(ちち)の里マラソン大会 | 教育委員会 社会教育課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  18. 沙留海水浴場 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  19. アイヌ語地名リスト P21-30 (2007; archived copy) — Hokkaido Government, Ainu Policy Office, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  20. アイヌ語地名リスト P121-130 (2007; archived copy) — Hokkaido Government, Ainu Policy Office, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  21. アイヌ語地名リスト P51-60 (2007; archived copy) — Hokkaido Government, Ainu Policy Office, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  22. アイヌ語地名リスト P141-145 (2007; archived copy) — Hokkaido Government, Ainu Policy Office, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  23. 興部豊野竪穴住居跡 文化遺産オンライン — Agency for Cultural Affairs JA 閲覧日 2026-09-23
  24. 北海道指定の文化財一覧 - 教育庁生涯学習推進局文化財・博物館課 — Hokkaido Board of Education JA 閲覧日 2026-09-23
  25. 興部駅 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  26. 興部町勢要覧 資料編「位置・面積・気象」(PDF) — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  27. 興部町の見どころ | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  28. 気象庁|過去の気象データ検索 — 地点の選択(網走・北見・紋別地方) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  29. 気象庁|過去の気象データ検索 — 興部 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  30. 気象庁|過去の気象データ検索 — 興部 観測史上1~10位の値 — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  31. 海産物 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  32. バイオガスの高度利用に向けた取り組み | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  33. 北海道大学大学院工学研究院と共同研究 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  34. 北海道観光入込客数調査報告書(R7 資料編)(XLSM) — Hokkaido Government, Tourism Promotion Division JA 閲覧日 2026-09-23
  35. 使い道と実績 | ふるさと納税 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  36. 店舗情報 — North Plain Farm JA 閲覧日 2026-09-23
  37. 乳製品 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  38. 喫茶・食事・スナック・居酒屋 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  39. その他の特産品 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  40. 北海道興部町のふるさと納税 お礼の品ランキング【ふるさとチョイス】 — Furusato Choice JA 閲覧日 2026-09-23
  41. Home | 興恵グルメ — 興恵グルメ委員会 (secretariat: 興部町商工会) JA 閲覧日 2026-09-23
  42. 郷土資料館 | 教育委員会 社会教育課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  43. 道の駅おこっぺ — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  44. 宿泊施設 | まちづくり推進課 | 北海道興部町 — Okoppe Town JA 閲覧日 2026-09-23
  45. 道の駅おこっぺオンラインショップ「OKOKO」 — Michi-no-Eki Okoppe JA 閲覧日 2026-09-23
  46. 名士バス — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  47. 北紋バス株式会社|路線バスの時刻表を紹介 — Hokumon Bus JA 閲覧日 2026-09-23
  48. 北紋バス — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  49. 国道239号 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23