北海道 市町村ガイド

十勝総合振興局

本別町 Honbetsu

ほんべつちょう

本別町は十勝北東部に位置する人口約5,800人の農業の町である。「豆のまち」を掲げ、「キレイマメ」のブランドで販売される黒大豆を生産している。市街地を見下ろす丘陵にある本別公園は、源義経が蝦夷地へ逃れたとする伝説の、地元に伝わる形と結び付いている。町の道の駅は、2006年に廃止されたふるさと銀河線の旧本別駅舎である。

人口(2020年国勢調査)
6,618
面積
391.91 km²
中川郡
公式サイト
www.town.honbetsu.hokkaido.jp

主な特色

  • :観光サイトは本別を「豆のまち」と呼び9、町の特産品ページは「日本一の、豆の町」をうたっている10
  • キレイマメ:2007年に始まった黒大豆のブランド。町が「本別町発祥」とする品種「中生光黒」を使っている11
  • 義経の里本別公園:義経伝説にちなむ丘陵の公園。義経山(294 m)を越える散策路、キャンプ場、コテージ、無料のパークゴルフ場がある121314
  • 鉄道遺産:ふるさと銀河線は2006年4月21日に廃止された。本別駅は現在は道の駅となり、仙美里駅は小さな鉄道資料室となっている1516
  • 1945年7月15日の空襲:十勝で最大の戦災であり、40人が死亡した7。1995年、町は「非核平和の町」を宣言した717
  • きらめきタウンフェスティバル:1997年から開かれている町最大のイベントで7、9月の第1週末に利別川の上空に約5,000~6,000発の花火が打ち上げられる18
  • 北海道立農業大学校:道内唯一の農業大学校で、西仙美里の旧軍馬補充部の跡地にある1920

観光・アクティビティ

自然・景観

  • 義経の里本別公園:市街地の外れ、東町の丘陵にある「小さな冒険王国」1245。散策路が5つの峰を結んでいる。義経山(294 m)への登山は約1~1.5時間で、手すりのある急な区間があり、源氏洞と呼ばれる洞窟も通る。公園の名は、義経が北の蝦夷地へ逃れたという伝説に由来する13
  • 神居山展望台:公園から徒歩約30分、またはステラ★ほんべつ近くの登山口から約20分。町並みを見渡し、晴れた日には大雪山の山々まで望める32
  • カツラの大木:公園内にある、樹齢300年以上と推定されるカツラ52
  • 浦幌坂展望台:浦幌方面へ向かう坂にある駐車・休憩スペースで、南から町を眺められる53

温泉

  • 町の宿泊施設一覧に温泉旅館は含まれていない54。日本語版ウィキペディアは「本別温泉グランドホテル」を挙げているが4、営業していることは確認できなかった(未確認)。

博物館・歴史遺産

  • 歴史民俗資料館:常設展示は無料、火曜~土曜に開館(上記参照)25
  • 仙美里鉄道資料室:旧仙美里駅舎にある。地域の鉄道、軍馬補充部、バロン西に関する資料パネルが設置されている16
  • ステラ★ほんべつ:駅の跨線橋と線路の一部が2006年当時のまま保存されている38

アウトドア・季節のアクティビティ

  • 静山キャンプ村:本別公園内にあり、2026年の開設期間は4月18日~10月31日。テントサイトは無料で予約はできず、車の乗り入れもできない。バンガローは1泊3,660円(30人用)または2,440円(16人用)で、予約は義経の館(0156-22-4441)へ5556
  • パークゴルフ:義経の里パークゴルフ場は18ホール。無料で、クラブの貸し出しも無料。2026年の営業期間は5月16日~10月4日14
  • 家族向けの遊び:ゴーカート、かぶと池の手こぎボート、大型遊具12
  • 仙美里プロジェクト:旧仙美里中学校にあるボルダリングジム。営業は金曜17:00~21:00、土日13:00~21:00で、1日500円31
  • コテージ:義経の里御所は公園内に5人用のコテージを5棟備える54

食の体験

  • 義経の館:公園の中心施設。地元の野菜、バーベキュー用のラム肉、キャンプ用品を販売している。2026年のレストランの営業は4月25日~9月27日の土日祝日の11:00~15:00で、ゴールデンウィーク(4月25日~5月6日)と7月25日~8月23日は毎日営業する。ソフトクリームと軽食は4月中旬から10月末まで毎日販売している42
  • 市街地:焼肉カウキングや焼肉豊寿園などの焼肉店のほか、寿司、ラーメン、カフェがある57

道の駅

  • 所在地:中川郡本別町北3丁目1-1。市街地の国道242号沿いにある27。ふるさと銀河線の旧本別駅を利用している38。歴史民俗資料館、神居山の登山道、本別公園が近い2732
  • 営業時間:4月下旬~10月12日は9:00~18:00、10月13日~4月下旬は9:00~17:00。12月30日は9:00~13:00で、12月31日~1月3日は休館、ほかに職員研修のため11月に1日休館する。レストランは11:30~14:00と17:00~20:00で、火曜定休27。2026年9月時点の情報であり、訪問前に確認のこと。電話0156-22-581927
  • ショップ・商品:朝採り野菜、キレイマメの黒大豆製品、味噌・醤油、菓子38。「ほんべつばうむ」、黒豆サブレ、ほんべつ豆食パンがおすすめ。陶器、手工芸品、木工品、雑貨も扱う3827
  • 食事
    • パン工房「アリコヴェール」:「食パン小麦の匠」と、メロン果汁の入った「かりかりメロン」。
    • レストラン「秀華」:中華料理が中心で、地元の食材を使う。
    • まめ×まめソフト:小豆つゆ甘納豆と本別のくり豆甘納豆を合わせる27
  • 設備
    • 駐車場:普通車97台、大型車5台、身障者用2台2729
    • トイレ:24時間利用可。身障者用トイレとオストメイト対応設備がある2729
    • そのほか:EV充電器、Wi-Fi、観光案内、おむつ交換台、簡易郵便局(銀河線本別駅内簡易郵便局)。クレジットカードが使え、それ以外のキャッシュレス決済はPayPayのみ27
  • 備考
    • 2009年3月12日に北海道の道の駅(登録番号107)として登録され、2009年4月26日に開業した2729
    • 建物は1991年9月11日に、駅と地域交流施設を兼ねた「ステラプラザ」として開業した15。1992年に赤レンガ建築賞を受賞した29
    • 2月上旬にはここでアイスキャンドルの「冬あかり」が開かれる49
    • 近隣の道の駅:足寄町の道の駅あしょろ銀河ホール21、浦幌町の道の駅うらほろ58

アクセス・交通

  • 鉄道:2006年にふるさと銀河線が廃止されて以来、本別町には旅客列車が走っていない15。最寄りのJR駅は30 km離れた池田駅(根室本線)である。帯広駅までは52 km、釧路駅までは73 km59
  • バス:十勝バスの17番系統「帯広陸別線」が平日に1日約9便運行し、幕別、池田、勇足を経て本別に至る。さらに仙美里を経て足寄、陸別まで運行する。帯広駅バスターミナルから本別までは約1時間40分、池田駅からは約45分(2025年6月のダイヤ)60。2026年4月1日改定の共同時刻表にも同じ平日の時刻が掲載されている61。陸別からは北海道北見バスが北見まで運行している61
  • 高速道路:道東自動車道に本別ICがある(2003年6月8日開通)。本別ICより東の釧路方面は、国が管理する無料区間である2862。本別ICから池田側へ1.8 kmの本別JCTは、足寄・北見方面の支線(端野支線)と接続する。ハーフジャンクションとして開業したため、本別IC・釧路方面と足寄方面との間を直接行き来することはできない。NEXCO東日本はフルジャンクション化を計画しており、2026年度に着工し、同支線の足寄~陸別間の開通までに完成させると公表している。このため、2026年中はハーフジャンクションの制約が続くとみられる6328
  • 国道:国道242号、274号、392号が町内を通る4
  • 距離:札幌233 km、旭川189 km、釧路74 km、帯広53 km59。札幌からは道東自動車道経由で車でおよそ3時間(目安)。
  • 空港:釧路空港まで60 km、とかち帯広空港まで65 km59。東京からは、帯広へ空路で入り十勝バスを利用するか、新千歳へ空路で入りJRまたはバスで向かう方法を町が案内している62

旅のヒント

  • 訪れる時期:ツツジと桜は4月下旬~5月、キャンプとパークゴルフは夏、花火は9月上旬、節分とアイスキャンドルは冬45551849
  • :厳しい寒さを覚悟すること(最低気温の記録は−29.1 °C)30。積雪は北海道としては中程度で、最深積雪の平均は49 cmだが、路面は凍結する33。町は冬の夜間イベントに防寒着での来場を呼びかけている49
  • 本別公園:ごみ箱はないため、ごみは持ち帰ること(キャンプシーズン中はキャンプ利用者が有料のごみ袋を購入できる)。町のよくある質問によれば公園周辺に飲食店はないため、食べ物を持参するか、義経の館のレストランの営業日を確認すること5642
  • 観光案内:本別町観光情報センターは、本別ICを降りてすぐ左折した国道242号沿いにある休憩・情報施設で、岡女堂の隣にある6437。問い合わせは町役場未来創造課の観光担当(0156-22-8121)へ64。観光サイトは一般的な問い合わせ先として同課の代表番号0156-22-2141を掲載している9
  • 交通:バスの本数が少ないため、仙美里、勇足、展望台へは車で行くのが現実的である60
  • 野生動物:公園の登山道を歩く前に北海道のヒグマ情報を確認すること65。夕暮れ時は道路上のシカに注意。

本別町についてもっと詳しく

基本情報

項目 内容
種別
総合振興局 十勝(十勝総合振興局)
十勝の中川郡。上川総合振興局の中川郡とは別の郡である
人口 2020年(令和2年)国勢調査で6,618人(3,108世帯)、2015年の7,358人から10.1%減少した1。住民基本台帳では2026年8月31日現在5,761人で、うち外国人は88人である2。町独自の住民登録の集計では、2026年7月末現在5,760人・3,238世帯である3。日本語版ウィキペディアは住民基本台帳人口のピークを1959年の18,858人としている4(町の統計表とは照合していない)
面積 391.91 km²(国土地理院、2026年4月1日現在)5。東西31.8 km、南北16.5 km。森林が53.2%、農地が27.9%を占める6
人口密度 約14.7人/km²(2026年8月の数値。上記の数値から算出)。2020年国勢調査では16.9人/km²1
沿革 1902年に本別外五カ村戸長役場が開設された7。1915年4月1日に6村が合併して本別村となり、1921年4月1日に西足寄村を分村、1933年5月1日に町制を施行した4。以後、他の市町村との合併はしていない
隣接自治体 十勝の足寄町池田町士幌町上士幌町浦幌町、釧路の白糠町4
町のシンボル 町の木:カシワ。町の花:エゾムラサキツツジ。町の鳥:アカゲラ4
マスコット 元気くん。2001年の開町100年を記念して公募で選ばれた豆のキャラクターで、町の広報紙や町境の「カントリーサイン」に登場する8
公式サイト https://www.town.honbetsu.hokkaido.jp/

地名の由来

  • 本別の名は、本別川のアイヌ語名であるポンペッ(pon-pet、「小さい・川」)に由来する4。北海道のアイヌ語地名リストは研究者山田秀三の説を引いている。山田は、本別川は相当な川であり、「小さい」と呼ばれたのは対岸の美里別川と比べてのことだろうと述べている21。地名が文献に初めて現れるのは、1869年の開拓使の文書に見える「ホンヘツ」である7。鉄道の駅名は1961年4月20日まで「ぽんべつ」と読まれていたが、この日に読みが「ほんべつ」に改められた15
  • 利別川(町を流れる主要河川):一般にトゥㇱペッ(tus-pet、「綱・川」)に由来すると説明される。かつて十勝アイヌが河口に綱を張り、釧路アイヌが川を遡ってくるのを防いだという説がある22
  • 勇足:エサンピタラ(e-san-pitar)に由来し、川に「頭を突き出した」砂利の川原を指す。漢字は当初アイヌ語名のまま「エサンピタラ」と読まれていたが、他地域の人にはそう読めなかったため、音読みの「ゆうたり」が定着した。1896年の地図では、元の川原は集落から約2 km下流の、利別川が大きく曲がる場所にあった23
  • 美里別:永田方正はピリペ(pir-pe、「渦流の水」)、山田はピリペッ(pir-pet、「渦の・川」)とする。山田は、現在の川は一部が水力発電のために取水されているため水量が少ないと記している24
  • 美蘭別:ピラウンペッ(pira-un-pet、「崖・ある・川」)24

歴史

  • アイヌの時代:町内の河川や地区はいずれもアイヌ語の名を持つ(上記参照)。町の歴史民俗資料館の2階展示は旧石器時代から現代までを扱い、「先住民族とアイヌ文化」から始まる25。参照した資料には、本別町内の具体的な遺跡や江戸時代の交易拠点についての記述はない。
  • 1869年:開拓使の記録に「ホンヘツ」の名が初めて現れる7
  • 1893年:長野県出身の篠原相松が現在の向陽町に定住した。最初の和人入植者とされる7
  • 1897年:大規模農場による開墾が始まった。徳島県からの移民による利別農場が勇足を、函館農場が仙美里を開いた7。徳島の移民団を率いたのは、立江村(現在の小松島市の一部)の村長、東條儀三郎である26
  • 1902年:本別外五カ村戸長役場が開設され、約450戸を管轄した7
  • 1910年:9月22日、官設鉄道網走線の池田-陸別間が開業し、「ぽんべつ」に駅が置かれた15。ただし、道の駅自身の沿革では鉄道の開通を1909年(明治42年)としている27
  • 1915~1933年:6村が合併して本別村となった(1915年)。1923年に一級町村となり、1933年に町制を施行した74
  • 明治から第二次世界大戦終結まで:陸軍の軍馬補充部十勝支部が町内に置かれていた。1932年ロサンゼルス五輪の馬術金メダリストであるバロン西(西竹一男爵)は、戦時中ここに勤務した2516
  • 1945年7月15日:米軍艦載機43機が市街地を爆撃し、40人が死亡、392戸が全焼または大破・倒壊した717
  • 1946年:旧軍馬補充部の土地に農業講習所(北海道立農業講習所)が開設された。1974年に道立農業大学校となった19
  • 1961~2006年:1961年に鉄道は池北線となった。1989年に第三セクターの北海道ちほく高原鉄道に移管されてふるさと銀河線となり、2006年4月21日に廃止された15
  • 1991~2003年:開基90年にあたる1991年、オーストラリアのキルモアと姉妹都市提携を結んだ26。1997年に第1回きらめきタウンフェスティバルが開かれた7。2000年には開町100年記念事業が始まり、医療・保健・福祉のゾーン「太陽の丘」がオープンした。主な記念行事は2001年に行われた7。小松島市との友好都市提携とマスコットの元気くんも2001年である268。2003年6月8日、道東自動車道が本別まで開通した28
  • 2006~2009年:2006年、町民は「福祉でまちづくり」宣言を採択した7。2009年4月26日、旧駅舎が道の駅ステラ★ほんべつとして再出発した29
  • 2016年:4つの台風が北海道を襲った7。8月には本別の観測所で421 mmの降水量を記録し、観測史上最も雨の多い月となった30
  • 近年:町はゼロカーボンシティを宣言している17。仙美里中学校は2014年に閉校し7、2017年1月からはその校舎にボルダリングジムが入っている31

地理・気候

  • 位置:本別町は十勝北東部の内陸にあり、北緯43°03′~43°14′、東経143°23′~143°47′の範囲に位置する6。利別川は町の市街地を南へ流れ、豊頃町で十勝川に合流する。美里別川と本別川が町内の支流である422
  • :ウコタキヌプリ、義経山(294 m)、諏訪山、奥諏訪山、神居山などの山がある。義経山は白糠丘陵に属する413。晴れた日には神居山展望台から大雪山連峰まで見渡せる32
  • 土地利用:森林53.2%、農地27.9%、牧場1.3%、宅地1.2%6
  • 気候:十勝内陸の大陸性気候で、日照時間が長く、寒暖差が大きい20。本別観測所の1991~2020年の平年値(気象庁)は次のとおり。
    • 年平均気温:6.3 °C。
    • 1月:平均気温−8.9 °C、日最低気温の平均−16.1 °C。
    • 8月:平均気温20.0 °C、日最高気温の平均25.4 °C。
    • 降水量:年790.6 mm。
    • 雪:年間降雪量の合計276 cm、最深積雪の平均49 cm33
    • 極値:最高気温37.2 °C(2019年5月26日)、最低気温−29.1 °C(2012年1月28日)。最深積雪は116 cm(2025年2月4日)30

経済・産業

  • 農業:主な畑作物は小麦、豆類、てん菜、ばれいしょである。農地全体で酪農と肉牛の生産が営まれ、一部の地域ではばんえい用の重種馬の生産も行われている204。農業産出額は12,113百万円、製造品出荷額は29,251百万円、小売・卸売の販売額は14,479百万円である。これらの数値は町の統計ページによるもので、同ページには「令和6年度」(2024年度)と表示されているが、各数値の調査年は示されていない6
  • 豆のブランド:2007年8月、地元の加工業者、団体、町によって十勝本別「キレイマメの会」が結成された。武蔵野美術大学と共同でデザインしたパッケージは、健康や美容に関心の高い消費者を狙っている。商品は札幌と帯広、大手百貨店で通年販売されている11
  • 企業とエネルギー:町内には株式会社明治の本別工場があり、電源開発株式会社(J-POWER)が本別発電所を運営している4
  • 教育:西仙美里25-1にある北海道立農業大学校は、酪農、肉牛、畑作、園芸の課程を置いている。2006年に専修学校に位置付けられた19
  • 観光:北海道の調査によれば、2025年度に本別町を訪れた観光客は510,700人で、前年度比1.4%増であった。このうち日帰り客が496,300人、宿泊客が14,400人である。最も多かったのは9月で、92,100人であった34
  • 人口:町の人口は2015年から2020年の国勢調査の間に10.1%減少し1、その後も減り続けて2026年8月には5,761人となった2。対策としては、ゼロカーボンシティ宣言や「健康・スポーツ推進の町」宣言17、町独自の申込書と7つのポータルサイトによるふるさと納税の受け付け35、新規就農者や起業への支援36などがある。

特産品・名物

特産品 分類 詳細・入手先
農産物 町を代表する作物で、「日本一の、豆の町」としてPRされている10。岡女堂では本別産の生豆を、道の駅では地元の農産物や豆加工品を販売している3738
キレイマメ(黒大豆) ブランド品 中生光黒の黒大豆を使った、まろやかで臭いの少ない黒豆納豆、2年熟成の黒豆味噌、素焼きの黒豆など11。ステラ★ほんべつで販売している38
まめ×まめソフト スイーツ ソフトクリームに2種類の甘納豆、小豆つゆ甘納豆と本別のくり豆甘納豆を合わせたもの。ステラ★ほんべつで販売している27
甘納豆・豆菓子 菓子 共栄にある豆屋とかち岡女堂本家は、160年余りの歴史を持つ豆屋を名乗る。甘納豆、素焼き豆、豆ようかんを販売し、無休で、営業時間は夏が10:00~17:15、冬が10:00~16:45である37。ふるさと銀河線には、本別にある岡女堂の工場にちなんで名付けられた岡女堂駅(1995~2006年)まであった39
地元産小麦のパン ベーカリー 道の駅内のパン工房アリコヴェール。「食パン小麦の匠」と、メロン果汁の入った「かりかりメロン」がおすすめである27。「ほんべつ豆食パン」は本別産小麦を100%使用し、黒豆サブレは本別産小麦を使って道の駅のパン工房で焼き上げている。道の駅の売店では「ほんべつばうむ」も販売している27
黄金のリーフパイ スイーツ 北3丁目の欧風ケーキ工房かねもりが、本別土蔵農園の石臼挽き小麦を使って作る。動物の形のクッキーでも知られる40
シフォンケーキ スイーツ 北3丁目の松月堂は老舗の和洋菓子店で、キャラメル、きなこ、季節の味のシフォンケーキで知られる41
黒豆料理 郷土料理 本別公園の義経の館では、黒豆みそ豚丼と黒豆うどん(温・冷)を提供している42
牛肉・豚肉・乳製品 肉・乳製品 町は牛肉、豚肉、牛乳を特産品に挙げている10。8月中旬の肉まつりでは本別育ちの黒毛和牛が目玉である43
砂糖 農産加工品 地元産のてん菜が白砂糖に精製される10
ふるさと納税の返礼品 返礼品 町は独自の申込書と、ふるさとチョイス、楽天、さとふるなど7つのポータルサイトを通じて寄附を受け付けている35。2026年9月時点のふるさとチョイスでは、返礼品はスイーツが最も多く、次いでチーズやバターなどの加工品、とうもろこし・じゃがいも・豆などの野菜が続く。味噌などの調味料もある44

文化・祭り

行事 時期 見どころ
本別山渓つつじ祭り 4月下旬(2026年は4月26日) 本別公園に咲くエゾムラサキツツジとエゾヤマザクラ。ジャンボ義経鍋、ビンゴ大会、ステージショー45。日本語版ウィキペディアは5月中旬としている4
樽生ビアー彩 7月下旬(2026年は7月25日) 夏の生ビールイベント46
ほんべつ夏まつり・盆踊り 8月14日 盆踊り46
ほんべつ肉まつり 8月中旬 本別公園でのバーベキュー。コンロと炭が用意され、本別育ちの黒毛和牛が味わえる43
本別きらめきタウンフェスティバル 9月第1週末(2026年は9月5~6日) 利別川河川敷で開かれる年間最大のイベント。初日の夜は東十勝花火大会で約5,000~6,000発の花火が上がり、翌日の夜は歌謡ショーが行われる。屋台も並ぶ18
ラリー北海道 9月 日本語版ウィキペディアが町の行事として挙げている4(地元資料では未確認)
Tree Festival in 本別 KIDAKE 10月中旬(2026年は10月17日) 静山キャンプ村での木工品の出店と木工体験47
ほんべつ豆まかナイト 1月下旬 町の体育館で行われる「激しい」節分の豆まきの夜と豆浴び48
ステラ★ほんべつ 冬あかり 2月上旬 道の駅でのアイスキャンドル、温かい食べ物、雪の中の宝探し49
  • 神社と古木:勇足神社のかしわ林は利別農場の時代から残るもので、樹齢500年といわれるカシワを含む。1980年から町の天然記念物である。上押帯神社には樹齢300年を超えるカシワが1本立っており、1984年に指定された50。日本語版ウィキペディアは寺院として大日山密厳寺も挙げている4
  • その他の天然記念物:ヒカリゴケは、戦時中の貯蔵用の洞窟に、異例の低標高で生育している(1990年指定)。洞窟の入口は崩落しており、一般公開されていない。氷河期の遺存種であるマメシジミは、1968年に本別公園で発見され、1976年に確認された。この種は北海道には生息しないと考えられており、道内初の記録となった。個体群と生息地は2007年に指定され、場所は公開されていない50
  • 資料館:本別町歴史民俗資料館は北2丁目4-2にある。1階は軍馬、バロン西、1945年の空襲を、2階はアイヌ文化、開拓、林業、暮らしを扱う。常設展示と企画展示は無料で、特別展示は大人100円(町内)または150円(町外)。開館は火曜~土曜の9:00~16:00で、祝日と年末年始は休館である25
  • 福祉のまちとしての自負:町によれば、2006年の「福祉でまちづくり」宣言は「町民の総意」で採択された717

アイヌ文化

町名をはじめ、主要な河川や地区の名はいずれもアイヌ語に由来し、北海道のアイヌ語地名リストはそれらをポンペッ(pon-pet)、エサンピタラ(e-san-pitar)、ピリペッ(pir-pet)、ピラウンペッ(pira-un-pet)として記録している212324。本別に暮らした澤井トメノ(1906~2006年)は、十勝地方のアイヌ語方言の重要な伝承者であった。和人の入植者の両親のもとに生まれ、生後間もなく本別のアイヌ女性で高名な口承文芸の伝承者であった清川ネウサルモンの養女となり、アイヌ語で育てられた。十勝で自由にアイヌ語を話せる唯一の人物とされていた1989年には、本別町教育委員会による『十勝本別アイヌ語分類辞典』の編集に協力し、1997年には最初のアイヌ文化賞受賞者2人のうちの1人となった51。歴史民俗資料館には先住民族とアイヌ文化の常設展示がある25。参照した資料には、町内のアイヌ文化専門の施設や、定期的に一般公開されるアイヌの儀式についての記述はない。

姉妹都市・友好都市

  • ミッチェル・シャイア(オーストラリア・ビクトリア州):本別町は開基90年にあたる1991年、キルモア町と姉妹都市提携を結んだ。1985年に始まった「町民ジェット」での訪問がきっかけである。キルモアは1994年に新設のミッチェル・シャイアに合併し、ミッチェルが提携を引き継いだ2666
  • 徳島県小松島市:2001年から友好都市。この年は本別町の開町100年、小松島市の市制施行50周年にあたる。両市町の縁は、1897年に立江村から勇足に入植した移民にさかのぼる26

ゆかりの人物

  • 多賀新:1946年12月14日、本別生まれ。銅版画家で、1983年にセントラル版画大賞展で受賞した。エッチング作品「三極」は横綱日馬富士の化粧まわしの原画となった67
  • 澤井トメノ(1906~2006年):十勝方言のアイヌ文化伝承者で、初年度のアイヌ文化賞(1997年)の受賞者51
  • 西竹一(「バロン西」):1932年ロサンゼルス五輪の馬術金メダリスト。本別の出身ではないが、戦時中に町内の軍馬補充部十勝支部に勤務しており、町の資料館がその生涯を紹介している25

出典

本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです

  1. 第1表 男女別人口、面積、人口密度及び世帯数(令和2年国勢調査結果 統計表) — 北海道 総合政策部計画局統計課 JA 閲覧日 2026-09-23
  2. 住基ネットにおける人口【参考値】令和8年(2026年)8月31日現在(901brr2026(R08).08.xlsx) — 北海道 総合政策部地域行政局市町村課 JA 閲覧日 2026-09-23
  3. 本別町人口・世帯の推移 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  4. 本別町 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  5. 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点) — 国土地理院 JA 閲覧日 2026-09-23
  6. 統計情報 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  7. 歴史 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  8. 元気くん紹介 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  9. 観光情報(ようこそ豆のまちほんべつ) — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  10. 特産品 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  11. 黒豆ブランド「キレイマメ」の取り組み — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  12. 本別公園 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  13. 義経山 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  14. 義経の里パークゴルフ場 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  15. 本別駅 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  16. 仙美里鉄道資料室 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  17. 宣言 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  18. 本別きらめきタウンフェスティバル — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  19. 北海道立農業大学校 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  20. 本別町の農業 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  21. アイヌ語地名リスト P121-130(2007; Internet Archive copy) — 北海道環境生活部アイヌ政策推進室 JA 閲覧日 2026-09-23
  22. 利別川 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  23. アイヌ語地名リスト P131-140(2007; Internet Archive copy) — 北海道環境生活部アイヌ政策推進室 JA 閲覧日 2026-09-23
  24. アイヌ語地名リスト P111-120(2007; Internet Archive copy) — 北海道環境生活部アイヌ政策推進室 JA 閲覧日 2026-09-23
  25. 歴史民俗資料館利用案内 — 本別町教育委員会 JA 閲覧日 2026-09-23
  26. 交流都市 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  27. ステラ★ほんべつ — 北の道の駅 JA 閲覧日 2026-09-23
  28. 本別インターチェンジ — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  29. 道の駅ステラほんべつ — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  30. 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) 本別 — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
  31. 仙美里プロジェクト — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  32. 神居山登山道・展望台 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  33. 平年値(年・月ごとの値) 本別 — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
  34. 北海道観光入込客数調査報告書(令和7年度・資料編) — 北海道経済部観光局 JA 閲覧日 2026-09-23
  35. ふるさと納税 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  36. 農林業・商工業 — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  37. 豆屋とかち岡女堂本家 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  38. 道の駅「ステラ★ほんべつ」 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  39. 岡女堂駅 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  40. 欧風ケーキ工房 かねもり — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  41. 松月堂(しょうげつどう) — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  42. 義経の館(やかた) — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  43. ほんべつ肉まつり — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  44. 北海道本別町|自治体・ふるさと納税情報をご紹介 — ふるさとチョイス JA 閲覧日 2026-09-23
  45. 本別山渓つつじ祭り — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  46. 祭り — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  47. Tree Festival in 本別 KIDAKE — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  48. ほんべつ豆まかナイト — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  49. 道の駅「ステラ★ほんべつ」冬あかり — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  50. ほんべつの指定文化財 — 本別町教育委員会 JA 閲覧日 2026-09-23
  51. 澤井トメノ — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  52. 樹齢推定300年の大木 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  53. 浦幌坂展望台(本別大坂駐車公園展望台) — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  54. 宿泊 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  55. 静山キャンプ村・バンガロー(第1・第2キャンプ場) — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  56. よくある質問 — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  57. 食べる・買う — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  58. 住所等一覧 — 北の道の駅 JA 閲覧日 2026-09-23
  59. 本別町へのアクセス — 本別町 JA 閲覧日 2026-09-23
  60. 【17】帯広陸別線 時刻表(平日ダイヤ、令和7年6月2日改定) — 十勝バス JA 閲覧日 2026-09-23
  61. バス運行時刻表【北見~陸別~帯広】(令和8年4月1日改定) — 十勝バス・北海道北見バス JA 閲覧日 2026-09-23
  62. アクセス — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  63. 本別ジャンクション — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  64. 本別町観光情報センター — 本別町観光情報 JA 閲覧日 2026-09-23
  65. higuma — 北海道環境生活部自然環境局 JA 閲覧日 2026-09-23
  66. Honbetsu, Hokkaido — Wikipedia EN 閲覧日 2026-09-23
  67. 多賀新 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23