町 十勝総合振興局
池田町 Ikeda
いけだちょう
池田町は十勝平野の東部に位置する、人口約5,700人の農業の町である。1963年、日本の地方自治体として初めてワイン(果実酒)の試験製造免許を取得した。「ワイン城」では現在も十勝ワインが造られており、その一部には北海道の冬を越せるよう町で育種されたブドウ品種が使われている。DREAMS COME TRUEのボーカル、吉田美和の出身地でもある。1
- 人口(2020年国勢調査)
- 6,294
- 面積
- 371.79 km²
- 郡
- 中川郡
主な特色
- 十勝ワイン: 1963年6月19日、池田町は日本の地方自治体として初めてワイン(果実酒)の試験製造免許を取得した。ワイナリーは現在も町が運営している1。
- いけだワイン城: 中世ヨーロッパの城を模して1974年に建てられたワイナリーで、熟成庫、ブランデー蒸留器、売店、レストランを備える1。
- 町で生まれたブドウ品種: 清見は、フランスの交配品種セイベル13053から町内で選抜された10。清見と町内に自生する野生のアムールブドウを交配して、清舞や山幸などの耐寒性品種が生まれた1。2020年、山幸は甲州、マスカット・ベーリーAに次いで日本の品種として3番目に、北海道の品種としては初めてOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録された1。
- DREAMS COME TRUE: 池田町はボーカル吉田美和の出身地である。町内にはアーカイブ施設「DCTgarden IKEDA」とDREAMS COME TRUEのブドウ園があり1、ブドウ園は町とバンドの所属事務所が共同で運営している11。
- 秋のワイン祭り: 1974年から毎年10月上旬に開かれている1。
- いけだ牛: 町内で生まれ、育てられ、加工された褐毛和種の牛12。
- 駅の名物: 1905年に誕生したバナナ饅頭と、1974年から販売されているワイン漬けステーキ弁当12。
- ウィンタースポーツ: カーリングは1977年に姉妹都市であるカナダのペンティクトン市から伝わった。町勢要覧は池田町を北海道で最初にカーリングを取り入れた地としているが、同要覧の年表では日本初としている。町出身のスケート選手がオリンピックに出場している1。
観光・アクティビティ
自然・景観
- 清見ヶ丘公園: 市街地の東側にある14 haの公園。約600本の桜が5月に花のトンネルをつくる。樹齢300年を超えるといわれるカシワの木、パークゴルフ場、青翔亭もある191。
- 千代田えん堤: 千代田の水田に水を引くため1935年に十勝川に築かれた堰で、この種のものとしては道内最大といわれる。8月下旬から、産卵のため遡上するシロザケがえん堤を跳び上がる姿が見られる38。町勢要覧は見頃を9月中旬〜10月下旬としている1。11月から4月までと増水時は立入禁止となる38。
- ワイングラス噴水: JR池田駅前にある町のシンボルで、1975年に初めて設置された。2003年の地震で損壊し、2006年に再建された39。
温泉
博物館・史跡
- いけだワイン城(清見83-4): 開館時間は9:00〜17:00で、年末年始は休館。入館と駐車場(約100台)は無料23。
- DCTgarden IKEDA: 2005年10月、ワイン城の敷地内に開設されたDREAMS COME TRUEのアーカイブ施設。開館時間は10:00〜16:00で、火曜日と年末年始は休館、入館無料11。コンサート衣装や吉田美和が使ったソファを展示している1。
- 池田町郷土資料館: 旧高島中学校の校舎を活用して2017年に開館した。開拓期の農具、ふるさと銀河線の資料、縄文時代の出土品など約2,200点を収蔵している。開館は水曜〜日曜の10:00〜16:00で、11月から4月は土・日曜のみ。祝日は日曜日と重なる場合を除き休館。入館無料1。
アウトドア・季節のアクティビティ
- ワイナリーツアー: 平日は無料のミニツアーを11:15と13:30に実施しており、当日に受付で申し込む。土・日曜・祝日には同じ時刻に試飲付きの有料ツアー(2,000円)があり、2日前までに予約が必要24。
- スピナーズファーム タナカ: 珍しい品種の羊を飼育する牧場。餌やり、糸紡ぎ、機織り、フェルト作りの体験(要予約)ができる。月曜から水曜は休業41。
- 十勝まきばの家: 1975年に開業した田園リゾート1。現在は小規模な自前のワイナリー、7棟のヴィラ、レストラン、RVパーク、キャンプ場、ワイン樽サウナ、ドッグランを備える。水曜日(ゴールデンウィークと夏休み期間を除く)と年末年始は休業42。
- カーリング・パークゴルフ: 池田町には1990年からカーリング場がある。パークゴルフは1983年に隣の幕別町で考案され、町内でも広く親しまれている1。
食の体験
道の駅
池田町内に道の駅はない。北海道の道の駅の公式一覧にも、町内の道の駅は含まれていない40。近隣の町には次の道の駅がある。
- 道の駅ステラ★ほんべつ(本別町): 北3丁目1-1、池田町の北、国道242号沿いにある。地元産の豆や豆製品を販売し、中華料理店とベーカリーがある43。
- 道の駅うらほろ(浦幌町): 北町16-3、国道38号沿いにある。営業時間は9:00〜17:00。軽食コーナーではキャラメルソフトクリームや、行者にんにく入りソーセージのホットドッグを販売している。EV充電設備があり、駐車場は普通車74台分44。
- 道の駅しほろ温泉(士幌町): 下居辺地区にあり40、この地区は1933年まで池田町の一部であった7。
- 道の駅ガーデンスパ十勝川温泉(音更町)、道の駅忠類(幕別町)40。
池田町内ではワイン城が実質的な休憩場所となる。約100台分の無料駐車場、売店、飲食施設があり、年末年始を除き毎日9:00〜17:00に開館している23(2026年9月時点。訪問前に確認のこと)。
アクセス・交通
- 鉄道: 町内にはJR根室本線の池田駅と利別駅の2駅がある7。特急「おおぞら」(札幌〜釧路)の大半が池田駅に停車するが、2025年3月からは釧路行きの1本が通過している16。所要時間は札幌から約2時間40〜50分、帯広から特急で16分または普通列車で約30分、釧路から約1時間10〜15分451。札幌行きの一部の「おおぞら」の発車前には、DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」と「Almost Home」のオルゴール曲が駅に流れる1。2010年から続いている16。
- バス: 帯広駅バスターミナルから約1時間45。十勝バスと町のコミュニティバス「あいバス」が運行している7。2006年にふるさと銀河線が廃止された際には、代替バスが運行を引き継いだ17。
- 道路: 道東自動車道の池田ICは信取にあり、1995年10月30日に供用を開始した。国道242号に接続している46。ワイン城はICから約15分45。帯広と網走を結ぶ国道242号が町内を通っている47。車での所要時間は、札幌から高速道路経由で約2時間50分(一般道では約4時間)、帯広から30〜35分、釧路から約2時間、旭川から約3時間45分145。
- 空路: とかち帯広空港から車で約50分。東京の羽田空港からの所要時間は約1時間30分1。
旅のヒント
- 訪れる時期: 桜は5月上旬〜中旬、ブドウの収穫は9月と10月、秋のワイン祭りは10月上旬、千代田えん堤のサケの遡上は晩夏から138。
- ワインと運転: 飲酒は20歳から認められ、飲酒運転は違法である1。試飲するなら鉄道での来訪がよい。ワイン城は市街地の東側、清見ヶ丘公園の隣にある125。
- 定休日: 曜日を決めて休む施設がいくつかある。ワイン城のレストランは火曜日、ハッピネスデーリィは火曜日、スピナーズファームは月曜から水曜、よねくらは木曜日、まきばの家は水曜日が休み。訪問前に確認のこと(2026年9月時点)2831412942。
- 案内・宿泊: 池田町観光協会の住所は役場と同じ(西1条7丁目11)で、電話は015-572-228648344。町は、まきばの家、旅館、ユースホステル、バイク旅行者向けのライダーハウスなど10か所の宿泊施設を紹介している49。
- 冬と野生動物: 冬の最低気温は−20°Cを下回る1。えん堤周辺は11月から4月まで立入禁止となる38。郊外の道路では、特に夕暮れ時のエゾシカに注意し、森林や河川の近くではヒグマについての地元の注意情報に従うこと。
池田町についてもっと詳しく
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | 町 |
| 振興局 | 十勝総合振興局 |
| 郡 | 中川郡 |
| 人口 | 2020年国勢調査で6,294人(2,974世帯)12。2026年5月29日公表の2025年国勢調査速報値では5,592人(2,773世帯)で、2020年から11.2%減少した3。2026年8月末の住民基本台帳人口は5,689人(3,166世帯、外国人を含む)4。町の国勢調査人口の表で最も多いのは1955年の17,049人である1 |
| 面積 | 371.79 km²(国土地理院、2026年4月1日)5。町域は東西25 km、南北32 kmに及ぶ6 |
| 人口密度 | 約15.3人/km²(2026年8月)、16.9人/km²(2020年国勢調査)。いずれも上記の数値から算出 |
| 沿革 | 1899年5月、凋寒ほか13か村を管轄する合同の村役場が開設された1。1906年4月1日、二級町村制の施行により凋寒を含む8か村が合併して凋寒村となった71。1913年4月1日に川合村(かわあい)と改称し、1926年7月1日に町制を施行して池田町となった17。1925年に村域の一部を士幌村に編入し、1933年6月1日には町内の下居辺地区も同村に編入した7。1906年以降、他の市町村との合併はない |
| 隣接市町村 | 北は士幌町・本別町、東は浦幌町、南は豊頃町、西は音更町、南西は十勝川を挟んで幕別町6 |
| シンボル | 町の花はツツジ、町の木はサクラとカシワ。いずれも1998年4月1日に制定され、町の鳥の記載はない8。町章(1968年6月3日制定)は町名の「イケ」を図案化したもので、外側の輪は利別川と十勝川を、三角形は交通の要衝としての町の位置と将来の発展を表す9 |
| マスコット | 参照した資料では、町の公式マスコットは確認できなかった |
| 公式サイト | https://www.town.hokkaido-ikeda.lg.jp/ |
地名の由来
- 池田はアイヌ語ではなく日本語の地名である。1904年、侯爵池田仲博の農場内に鉄道の駅が設けられ、池田駅と名付けられた。1926年の町制施行の際に、町がこの名を採った7。北海道のアイヌ語地名リストも、1896年にこの地に農場を開いた侯爵にちなむ地名であることを確認している13。池田仲博は最後の将軍徳川慶喜の五男で、旧鳥取藩主の池田家に養子に入り、当主となった71。
- 以前の村名である凋寒は、アイヌ語のセイオㇿサㇺ(「貝殻のある所の傍ら」)に漢字を当てたものである。十勝川と利別川のかつての合流点を指す地名で、現在はその場所に市街地がある7。十勝ワインの「セイオロサム」シリーズのワインはこの地名にちなむ。ワイナリーはこれを「貝の採れるところ」と訳し、約130万年前の池田町は冷たい海の内湾にあったと説明している14。
- 川合(かわあい)は1913年から1926年までの村名である1。十勝川と利別川の合流にちなむ7。
- 町内の地区名の多くはアイヌ語に由来する。アイヌ文化を参照。
歴史
- 先史・アイヌの時代: 町内の池田3遺跡などで縄文時代の土器や石器が見つかっている1。『池田町史』は、町内最大のアイヌのコタンが狩猟や漁労に適した千代田にあったとしている15。参照した資料には、現在の町域に江戸時代の交易拠点があったという記録はない。
- 1879〜1896年: 1879年、山梨県出身の武田菊平が利別太に入り、最初の和人入植者となった。1896年には二つの私有農場で大規模な開墾が始まった。池田侯爵の農場は270万坪(約890 ha)、横浜の実業家高島嘉右衛門の農場は330万坪(約1,090 ha)に及んだ1。ヘクタールの数値は1坪=3.3 m²で換算したものである。
- 1899〜1930年: 1899年に合同の村役場が開設された。1904年に鉄道が開通し、同年に利別駅が、12月15日に池田駅が開業した116。1910年に網走線が開通すると池田の市街地が急速に発展し、利別は衰退した1。1919年から1930年まで富士製紙の工場が操業し、1920年には亜麻工場が開設された。1926年7月1日、池田は町制を施行した1。
- 1952〜1971年: 1952年3月4日の十勝沖地震で大きな被害を受けた1。続いて2年にわたり冷害による凶作に見舞われ、町長の丸谷金保は近くの丘陵に自生する山ブドウでワインを造ることを提案した10。1961年にブドウの植栽が始まり、1963年6月19日に試験製造免許を取得した。1964年に研究所が開設され、同年、研究所の「十勝アイヌ山葡萄酒」がブダペストの国際コンクールで銅賞を受賞した。1966年に本免許を、1971年に期限のない免許を取得した。本格的な販売の開始を、町は1967年、Wikipediaは1966年としている110。
- 1974〜1977年: 1974年にワイン城が開館し、第1回ワイン祭りが開かれた。1977年にカナダのペンティクトン市と姉妹都市となり、同市からカーリングを取り入れた1。
- 1989〜2006年: 北見までの鉄道路線(140 km)は1989年に第三セクターのふるさと銀河線となり、2006年4月21日に廃止された17。1995年に道東自動車道が池田まで開通した1。1993年1月15日と2003年9月26日の地震でも大きな被害を受けた1。
- 2010〜2026年: 町出身の長島圭一郎が、2010年バンクーバーオリンピックのスピードスケートで銀メダルを獲得した1。2018年の秋のワイン祭りは台風のため中止された1。ワイン城は大規模改修を経て2020年6月20日に再オープンし、同年に山幸がOIVに登録された1。2024年7月にはワイン城の開館50周年が、DREAMS COME TRUEの35周年とあわせて祝われた1。温泉施設の池田清見温泉は2026年3月30日に閉館した18。
地理・気候
- 池田町は十勝平野の中東部、東経143度27分・北緯42度56分付近に位置する。土地の大半は平坦で、丘陵地でも標高100〜200 mをわずかに上回る程度である6。
- 十勝川が南西側で幕別町との境界をなす6。利別川は町内を流れ、かつては現在の市街地の場所で十勝川に合流していた7。利別川沿いには河畔の公園がある19。
- 土地利用(2026年1月1日)は、山林174.83 km²、畑69.26 km²、牧場54.82 km²、田7.16 km²、宅地4.53 km²である1。町域の約60%が森林で、その約40%はカラマツを中心とする人工林である1。
- 気候: 夏の最高気温は30°Cを超えることがあり、冬の最低気温は−20°Cを下回る。年間の気温差は50°C以上に達する。十勝のほかの地域に比べて雨や雪は少なく、冬には「十勝晴れ」と呼ばれる晴天の日が多い1。気象庁の池田観測所の平年値(1991〜2020年)では、年平均気温は6.1°C、1月の平均気温は−8.2°C、8月の平均気温は19.4°C、年降水量は897.0 mmである20。観測史上の最高気温は2019年5月26日の38.8°C、最低気温は1985年1月31日の−28.4°Cである21。
経済・産業
- 農業: 2025年度の農業産出額は約96億円であった。農家は187戸で、小麦、てん菜、豆類、ばれいしょを栽培し、肉牛と乳牛を飼養している。水田はほぼすべて(99%超)が畑作などに転換されている1。2025年の作付面積は、小麦2,117 ha、てん菜724 ha、小豆657 ha、飼料用とうもろこし634 ha、大豆427 ha、菜豆375 haである。飼養頭数は肉用牛5,119頭、乳用牛2,475頭であった1。農林業センサスによる農家数は1989年が563戸、2025年が170戸で、町独自の数値である187戸より少ない1。
- ワイン: 町営の池田町ブドウ・ブドウ酒研究所が十勝ワインと十勝ブランデーを製造している22。ワイン城は研究所の建物であり、レストランと見学ツアーは一般社団法人いけだワイン城が運営している2324。十勝ワインは2025年に日本ワインコンクールでメダルを、2024〜2026年にサクラアワードでゴールドを受賞した1。
- 商業・観光: 2021年経済センサスでは、小売業は63事業所、従業者277人であった1。観光入込客数は1991年度の70万2,000人をピークに、2018年度には23万7,000人まで減少した。飲食店の数は1997年の57店から2016年には34店に減った。町の観光振興計画(2020〜2029年)は、入込客数30万人、さらに40万人を目標としている25。
- 人口と地域振興: 人口は1955年の17,049人から2026年8月には5,689人まで減少した14。2025年度のふるさと納税の寄附は60,216件、9億6,470万円であった。寄附者は使い道を町の事業全般、子ども・教育、福祉・医療、ワイン産業の中から選ぶことができ、ワイン産業には1億1,730万円が寄せられた26。「子ども夢基金」は、子どもたちの将来への夢を育む事業の費用に充てられている1。
特産品・名物
| 特産品 | 分類 | 詳細・購入場所 |
|---|---|---|
| 十勝ワイン | ワイン | 代表的な赤ワインは清見と山幸。ほかに山幸アイスワイン、セイオロサム白、シャルドネのスパークリングワイン「ブルーム白」、町民向けに造られたロゼやスパークリング(町民用)などがある1。日常向けのシリーズは「トカップ」14。ワイン城の売店で販売している27 |
| 十勝ブランデー | 蒸留酒 | 1964年から蒸留している。ワイン城ではガラス越しに蒸留器を見ることができる1。2026年には「山幸原酒8年」が発売された22 |
| いけだ牛 | 肉 | 池田町で生まれ、肥育され、加工された褐毛和種(あか牛)12。ワイン城のレストランではサーロインステーキとして28、レストランよねくらではステーキ丼として提供されている29 |
| バナナ饅頭 | 菓子 | 1905年に誕生したバナナ形の饅頭12。池田駅の向かいにあるレストランよねくらで販売している30。よねくらが休業する木曜日はサラダ館池田駅前店で販売される29 |
| 駅弁:親子辨當、十勝牛ワイン漬けステーキ辨當 | 駅弁 | 親子辨當は1905年に米倉屋が販売を始めた。ステーキ弁当はワイン城が開館した1974年に登場した12。いずれもよねくらで事前予約が必要29 |
| ハッピネスデーリィのジェラート・ソフトクリーム | 乳製品 | 約200頭の牛を飼う嶋木牧場の牛乳を使用している。ジェラートは80種類を製造し、常時12〜24種類をそろえている31 |
| ネバリスター、高島のつくねいも、ピュアホワイト | 野菜 | ネバリスターは粘りと甘みが特に強いながいも。つくねいもは粘りの強いいも。ピュアホワイトは実が真っ白で甘みの非常に強いとうもろこし12 |
| スイーツ | 菓子 | ワインゼリーのほか、お菓子の小松のブランデーケーキとかしわパイ12。ワイン城のフードカウンターでは十勝ブランデーを使ったカヌレを販売している1 |
| いきがい焼 | 陶芸 | 1972年から地元の粘土で作られているカップ、皿、花瓶。いきがいセンターで販売している1 |
| ふるさと納税の返礼品 | 返礼品 | ふるさとチョイスで人気の返礼品には、十勝ローストビーフのセット、3.8 kgの骨付きハム、牧場のソフトクリーム、スイートコーン、清見ワインなどがある32。楽天、さとふる、ふるなびなどのポータルサイトも利用されている33 |
文化・祭り
| 行事 | 時期 | 見どころ |
|---|---|---|
| 清見ヶ丘公園の桜 | 5月上旬〜中旬 | 1931年に植えられた2,000本のうち、約600本のエゾヤマザクラが残っている819。観光シーズンは4月下旬に始まる1 |
| みずべでわっしょい! | 7月下旬(2026年は7月25日) | 防災をテーマにした子ども向けの水辺のまつり341 |
| いけだ夏まつり | 8月中旬(第45回は2026年8月11日) | 田園ホール前で開催され、花火と盆踊りがある1 |
| ラリー北海道 スーパースペシャルステージ | 9月上旬(2026年9月6日) | 自動車ラリー「ラリー北海道」のステージが町内で行われる1 |
| ブドウの収穫 | 9月上旬〜10月下旬 | ブドウ畑の収穫期1。ワイナリーは来訪者向けの収穫イベントも行っている22 |
| 秋のワイン祭り | 10月上旬(第53回は2026年10月4日) | 1974年からワイン城のイベント広場で開かれている。チケットは全国で販売され、トカップの赤・白、町民用ロゼ、ぶどうジュースが飲み放題となる。牛の丸焼きや、ワインが当たる抽選会もある1 |
| 池田町大物産展 | 11月下旬 | 地元の特産品や歳暮用の品を特別価格で販売し、飲食の屋台も出る1 |
| 冬の氷上行事 | 1月 | リンク開きのスケートタイムトライアル、町のスケート選手権大会、地区対抗カーリング大会(第45回は2027年1月)1 |
アイヌ文化
池田町のアイヌの暮らしについて、入手しやすい資料に残る記録は少ない。残っているものの多くは地名であり、北海道のアイヌ語地名リストには次のような地名が挙げられている。
- 千代田: チエオタ(ci-e-ota、「我らが食べる砂浜」)の可能性がある。『池田町史』は、町内最大のアイヌのコタンがここにあったとしている。同書によれば、この地名はもともと千代田大橋付近の土地と、川向こうの幕別町明野地区を指していた。リストはこの解釈の語法に疑問を示している15。
- 利別: トゥシペッ(tus-pet)、「綱の川」。十勝アイヌが釧路アイヌを通さないよう、河口に綱を張ったという言い伝えがある。「ヘビ川」とする解釈もあるが、ヘビがいたためか、川が蛇行していたためかははっきりしない35。
- 信取: ヌプウトゥル(nup-utur)、「野の間」。居辺方面へ続く丘陵と利別川の間の地域を指す36。
- 様舞: サモオマイ(samo-oma-i)、「和人のいる所」。和人が入植したのは1896年以降であるため、リストはこの解釈に疑問を示している37。
- 姉別: アネペッ(ane-pet)、「細い川」13。十日: トカ(to-ka)、「沼の上(または傍ら)」。蛇行していた利別川の傍らにかつてあった沼にちなむ35。
町が初めて賞を受けたワイン(1964年)は「十勝アイヌ山葡萄酒」と名付けられていた。山幸は、清見と町内に自生する野生のアムールブドウ(山ブドウ)を交配して生まれた品種である1。参照した資料では、池田町内のアイヌ文化施設は確認できなかった。
姉妹都市・友好都市
- カナダ・ブリティッシュコロンビア州ペンティクトン市: 1977年、両市町が姉妹都市宣言に署名し、姉妹都市となった。ペンティクトンはオカナガン・バレーにある果樹とワインの町である。両市町は通常隔年で親善訪問団を派遣し合っている。2017年5月の40周年には、ペンティクトンの訪問団が9年ぶりに池田町を訪れた50。2027年に50周年を迎える1。1991年に中学生の交流が始まり、同じ年に池田高校がペンティクトンの中等学校と姉妹校となった。交流に参加した人は1,000人を超える1。
- 「池田」の名を持つほかの市町: 1986年、全国の「池田」の名を持つ6つの町が姉妹町の関係を結んだ1。Wikipediaは、大阪府池田市、長野県・岐阜県・福井県の池田町、徳島県三好市(旧池田町)、香川県小豆島町(旧池田町)を挙げている7。
ゆかりの人物
- 吉田美和: 池田町出身で、DREAMS COME TRUEのボーカル。町のブドウ品種「ミライ」と「ギンガ」の名付け親である1。
- 丸谷金保(1919〜2014年): 1957年から1976年まで池田町長を務め、十勝ワインの誕生を主導した。のちに参議院議員を務めた(1977〜1989年)51。町の名誉町民であった1。
- 長島圭一郎: 池田町出身のスピードスケート選手。2010年バンクーバーオリンピックの男子500 mで銀メダルを獲得し、2014年ソチオリンピックにも出場した1。
- 及川佑: 池田町出身のスピードスケート選手。2014年ソチオリンピックの男子500 mに出場した1。
- 島本和彦、佐藤秀峰: 池田町出身の漫画家52。
出典
本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです
- 令和8年度 北海道池田町 町勢要覧 (Town Profile 2026) — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 第1表 男女別人口、面積、人口密度及び世帯数(令和2年国勢調査結果) — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
- 令和7年国勢調査速報 北海道の人口・世帯数(要計表に基づく人口・世帯数の集計) — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
- 北海道池田町 (official website, population as of end of August 2026) — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 全国都道府県市区町村別面積調(令和8年4月1日時点) — Geospatial Information Authority of Japan JA 閲覧日 2026-09-23
- 位置と地勢 — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 池田町 (北海道) — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 町花・町木 — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 町章 — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 十勝ワイン — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- DCT関連施設 — Ikeda Town Grape and Wine Research Institute JA 閲覧日 2026-09-23
- 特産品紹介 — Ikeda Town Tourist Association JA 閲覧日 2026-09-23
- アイヌ語地名リスト(pp. 1–10, archived copy) — Hokkaido Government, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
- ワインリスト — Ikeda Town Grape and Wine Research Institute JA 閲覧日 2026-09-23
- アイヌ語地名リスト(pp. 71–80, archived copy) — Hokkaido Government, via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
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- 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 池田清見温泉 — Ikeda Town Tourist Association JA 閲覧日 2026-09-23
- 清見ヶ丘公園 — Ikeda Town JA 閲覧日 2026-09-23
- 平年値(年・月ごとの値) 池田 — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
- 観測史上1〜10位の値 池田 — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
- 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所 (Tokachi Wine) — Ikeda Town Grape and Wine Research Institute JA 閲覧日 2026-09-23
- ワイン城観光 — Ikeda Town Grape and Wine Research Institute JA 閲覧日 2026-09-23
- ワイナリーツアー — Ikeda Town Grape and Wine Research Institute JA 閲覧日 2026-09-23
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