村 留萌振興局
初山別村 Shosanbetsu
しょさんべつむら
初山別村は、留萌振興局管内で唯一の村である。1 人口は1,000人に満たず、2 羽幌町と遠別町の間の日本海沿いに、森林と農地、小さな漁港が南北28.7kmにわたって細長く連なる。3 日本最北の天文台、天然のふぐとタコ、2 海中に立つ神社の鳥居越しに見る夕日で知られる。4
- 人口(2020年国勢調査)
- 1,080
- 面積
- 279.52 km²
- 郡
- 苫前郡
主な特色
- 日本最北の天文台:しょさんべつ天文台は、みさき台公園の海沿いの高台に建つ。村は「日本最北の天文台」としている。2 口径65cmのカセグレン式反射望遠鏡の集光力は、肉眼の8,600倍である。9 1995年からは「マイスターズシステム」により、名前のない星に誰でも名前を付けられる。村は付けられた名前を永久に記録している。10
- 天然真ふぐ:村の漁船による2019年度のふぐの水揚げは93.1tだった。11 村は真ふぐの水揚げを道内屈指としている。12 漁協の直売店で売るそばつゆやラーメンスープのだしに使われ、13 2009年に登場した照り焼き丼の具にもなる。1
- タコ:金額で最大の魚種で、2019年度は266.0t、143.1百万円だった。11 漁協の直売店では、噛みごたえのある「たこ珍味」にも加工して販売している。13
- 金比羅神社の海中鳥居:金比羅岬の沖に赤い鳥居が海中に立ち、その向こうに夕日が沈む。414
- みさき台公園:海沿いの高台に、温泉ホテル、キャンプ場、バンガロー、天文台、ゴーカート場、パークゴルフ場が集まる。公園全体が村の道の駅として登録されている。1115
- ハスカップ:村営の加工施設で、ジャム、果汁飲料、シロップ、酢、ドライフルーツに加工している。132
- 島々の眺め:晴れた日には、キャンプ場から天売島、焼尻島、利尻富士が見える。1415
観光・アクティビティ
自然・景観
- 金比羅岬・金比羅神社:海中に立つ赤い鳥居は、村を代表する夕日の名所である。414
- みさき台公園の展望:高台のキャンプ場からは、日本海越しに天売島、焼尻島、利尻島が見渡せる。1415
- 有明ダム:有明の内陸にある、緑に囲まれたダム湖。キャンプ場があり、春の桜でも知られる。4 観光地として挙げられている東山樹園も同じ地域にある。14
- 豊岬海水浴場:遊泳区域は最大水深1.5mの遠浅で、無料の温水シャワーがある静かな海水浴場。15 開設期間は7月下旬~8月中旬。24
- さくらロード:村が手入れしている桜並木。11 国道から有明ダムまでの道沿いに桜が植えられ、例年ゴールデンウィーク頃に咲くので、車に乗ったまま花見ができる。23
温泉
- しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯:字豊岬153。岬センターの建物内にあり、この建物は「コズミックイン(宇宙の館)」とも呼ばれる。15
- 露天風呂からは日本海に沈む夕日が見える。4
- 客室は本館・東館の和室、洋室、和洋室の4タイプ。チェックイン15:00、チェックアウト10:00。駐車場は無料。27
- レストラン「花みさき」では、地元産のふぐ、たこ、ひらめを味わえる。昼食11:30~14:00、夕食17:00~20:00。朝食は宿泊客のみ。23
- 2025年度の入込客数は33,000人だった。20
- 村のパンフレットでは、日帰り入浴は大人500円・子ども250円、貸切の家族風呂は1,000円。最新の料金は要確認。4 温泉入浴回数券6枚綴りがふるさと納税の返礼品になっている。12
- 泉質は、村のふるさと納税返礼品リストによればナトリウム塩化物泉である。12
博物館・文化施設
- しょさんべつ天文台:字豊岬153-7、海抜46m。9
- 建物はアポロ計画の月着陸船をモデルにしている。直径6mのステンレス張りのドームは2004年11月に改修された。9
- 主望遠鏡は口径65cmのカセグレン式反射望遠鏡(焦点距離7,800mm、F12)で、15.8等星まで見ることができる。同じ架台に載る15cm屈折望遠鏡は、月や大きな星雲の観望に使われる。9
- 開館時間は4~9月が14:00~21:00、10~3月が12:00~19:00。入館受付は閉館の15分前まで。28
- 毎週火曜・水曜が休館日。12月1日~2月末日は冬季休館となる。28
- 入館料は高校生以上200円、小・中学生100円、幼児無料。予約は不要。28
- 星の観望は晴天時のみ。星空の下で結婚式(星前結婚式)を挙げることもできる。28
- マイスターズシステムの登録料は3,000円で、星形のアクリル製登録証、IDプレート、星図が付く。10
- 自然交流センター:初山別155-1。村のホール兼図書室。2
アウトドア・季節のアクティビティ
- みさき台公園オートキャンプ場:2026年の開設期間は6月6日~9月23日。7・8月は毎日、6・9月は土日祝日のみ営業する。25
- フリーサイトのキャンプ場とバンガロー:ログ型バンガロー9棟(各4~5人用)、1泊5,200円。利用期間は4月29日~10月23日。予約はホテルへ。23
- てぶらdeキャンプ:必要な道具一式を借りられ、道具を持たずにキャンプしたい初心者向け。14
- ゴーカート:コースは道の駅に隣接する。道の駅のサイトでは1周300円15、以前のパンフレットでは400円としている。4 2026年は4月29日~10月23日の13:00~16:00に営業し、営業日は月によって異なる。29
- レンタサイクル:ホテルのフロントで電動バイクとクロスバイクを貸し出している。14 同じ期間の9:00~17:00。29 留萌のサイクルルート「ロマン街道しょさんべつルート」が村内を通る。14
- パークゴルフ:海沿いの18ホール、総延長994m。料金は協力金制で、クラブの貸し出しは200円。414
- スキー:村のスキー場は1月下旬にオープンする。24
食の体験
- ともしび:道の駅のレストハウスで、喫茶・軽食、バーベキュー、土産の各コーナーがある。バーベキューの名物は焼きタコと焼きフグ。234 道の駅のサイトにはいまもレストラン「北極星」が載っているが15、村は現在その建物を「旧北極星」と呼び、木野精和園が入っている。23
- ○天食堂:村の中心部にある老舗の食堂で、照り焼き丼の提供を始めた2店のうちの1つ。41
- Café Tailwind:繋小屋のコミュニティカフェ。営業は水~土曜の11:00~16:00。2 パンフレットは地元産小麦のパスタを勧めている。4
- 鮮魚店:有明の老舗鮮魚店「梅の干し」で地元の魚介が買える。414 北るもい漁協の直売店では、自家製のふぐ・たこ製品を販売している。134
- 農園:木野精和園ではジェラートが味わえ23、木下りんご園では珍しい品種のりんご狩りができる。15
道の駅
- 所在地:初山別村字豊岬153-1。国道232号(日本海オロロンライン)の海側にある。みさき台公園全体が道の駅で、温泉ホテル、天文台、ゴーカート、パークゴルフ場も含まれる。1511
- 営業時間:売店・喫茶は4~10月が10:00~21:00、11~3月が10:00~20:00。毎週火曜日と年末年始は休館。1523 祝日の前後で休館日が変わることがある。たとえば2026年8月は、11日(火・山の日)に営業し、代わりに10日(月)を休館とした。30(2026年9月現在。訪問前に要確認)
- 売店・商品:中核施設は岬センターの向かいにある観光物産館ともしびで、喫茶・軽食、バーベキュー、土産の各コーナーがある。1523 土産コーナーでは、風連別学園が作る珍味やアイスクリーム、ふぐの剥き身など、村の特産品を販売している。15 漁協のふぐだしそばつゆ・ラーメンスープ、たこ珍味、ハスカップ加工品、初山別あいすも買える。13
- 食事:
- 設備:
- 備考:
アクセス・交通
- 鉄道:村内に鉄道はない。国鉄羽幌線は1987年に廃止された。1 留萌と深川を結んでいたJR留萌本線は段階的に廃止され、2023年に留萌側の区間、2026年4月1日に残りの区間が廃止された。32 村は稚内空港からの経路として、JR宗谷本線から幌延でバスに乗り換えるルートを案内している。2 天文台のアクセスページは、札幌駅から(豊岬停留所まで)と、旭川駅から留萌経由で(岬センター前停留所まで)のバス路線を案内している。9
- 高速バス:沿岸バスの特急はぼろ号が札幌駅(32番乗り場)から運行している。事前予約制。33
- 路線バス:沿岸バスが海岸沿いに、羽幌線の代替となった豊富羽幌線と幌延留萌線を運行している。1 天文台へは岬センター前(徒歩6分)か豊岬(徒歩24分)で降りる。9 住民はデマンドバス「しょさまる号」も利用できる。6
- 車:国道232号が村を縦断している。1
- 空路:日本語版Wikipediaは村の空港として稚内空港と旭川空港を挙げている。1 北海道の主な玄関口は新千歳空港である。新千歳空港から公共交通機関を使う場合は、JRで札幌へ行き、はぼろ号に乗り継ぐ。乗り継ぎ時間を除いて約4時間30分。2 稚内空港からは、宗谷バスで南稚内、JRで幌延、沿岸バスで初山別村バスターミナルへ向かい、約2時間35分。2
旅のヒント
- 訪れる時期:7~8月がよい。海水浴場は7月下旬~8月中旬に開設され、星まつりと岬まつりは8月の最初の週末に開かれる。24 観光客は夏に集中する。6
- 天文台:火・水曜と12月~2月は休館。夜の観望は晴天が条件である。28 キャンプ場関連の施設の多くは、4月下旬または6月から、9月または10月までしか営業しない。2523
- 冬の運転:大雪と、主に北西から吹く冬の強風に注意したい。6 観測史上の最大瞬間風速は36.3m/sである。19 村は特別豪雪地帯に指定されている。1
- サイクリング:羽幌から村の市街地までの国道232号はアップダウンが続く。この区間にはコンビニも公衆トイレもなく、市街地を過ぎると道の駅まで急な上り坂がある。14
- 野生動物:ヒグマは村内全域に生息する。冬眠期(12~3月)以外は農業集落の住宅近くにも現れ、村は目撃場所に注意看板を立てている。1734 エゾシカも多く、2024年度は486頭が捕獲された。アライグマの被害も増えている。34 キャンプの際は食べ物をしまっておくこと。
- 観光案内:村役場経済課または初山別村観光協会へ。いずれも電話は0164-67-2211。4 特急はぼろ号は事前予約が必要である。33
写真
初山別村についてもっと詳しく
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | 村 |
| 振興局 | 留萌(留萌振興局)。管内で唯一の村である。1 |
| 郡 | 苫前郡1 |
| 人口 | 2020年国勢調査で 1,080人(男518人、女562人、498世帯)。5 2015年の1,217人から11.3%減少した。6 住民基本台帳人口は2026年8月31日現在 947人(男469人、女478人)、488世帯。2 振興局の「留萌の概要2026」では、2026年1月1日現在960人としている。7 国勢調査の最多は1955年の5,640人である。5 村の過疎計画は、1960年の5,167人をピークとしている。6 |
| 面積 | 279.52km²(国土地理院の値。振興局が2026年1月1日現在として掲載)。72 東西15.8km、南北28.7km。3 |
| 人口密度 | 2026年8月の住民基本台帳で約3.4人/km²(947÷279.52、計算値)。2020年国勢調査で約3.9人/km²(計算値)。 |
| 沿革 | 1880年:苫前の戸長役場の管轄となる。1894年:羽幌の戸長役場の管轄に移る。2 1901年9月:初山別村戸長役場を創設。村はこれを開基としている。2 日本語版Wikipediaでは1900年6月7日とする。1 1909年4月:二級町村制を施行し、村名を初山別村とする。2 以後、村のまま周辺町村との合併はしていない。6 |
| 隣接自治体 | 南は羽幌町。北と、天塩山系を越えた東は遠別町。36 |
| シンボル | 村の木はナナカマド、村の花はツツジ。村の鳥は定められていない。1 村旗・村章は1968年4月16日制定。1 村章は「し」の字を図案化し、3つの山形で南部・中部・北部の3地区を表している。2 |
| イメージキャラクター | しょさまるは2016年に応募167作品の中から選ばれた。天文台をかたどった帽子、流れ星の耳、ハスカップの首飾り、ふぐの形のポシェットを身につけた妖精である。2 英語版Wikipediaによると、デザインは大阪のEiichi Shiozakiによる。8 |
| 公式サイト | https://www.vill.shosanbetsu.lg.jp/ (日本語)2 |
地名の由来
- 村の説:村によれば、村名はアイヌ語の「ソウサンベツ」(滝が・そこで・流れ出ている・川)に由来する。アイヌ語地名普及会が刊行した松浦武四郎の地名解(松浦地名解)による。かつては4通りの説があったが、村は2000年からこの説だけを用いている。2
- 柳説:村は、更科地名解による「シュシュ・サム・ペツ」(柳原の近くの川)という説も挙げている。2 日本国有鉄道も1973年刊行の『北海道 駅名の起源』で、旧初山別駅の由来として同じ意味を載せている。1
- 北海道の地名リスト:日本語版Wikipediaは、北海道の「アイヌ語地名リスト」の内容を次のようにまとめている。同リストは地名研究者・山田秀三による「ソエサンペッ(so-e-san-pet)」(滝が・そこで・流れ出ている・川)という解釈を掲げる。また、探検家・松浦武四郎が「ソウサンベツ。滝落ちる義なり」と記していることから、「ソサンペッ(so-san-pet)」(滝・下る・川)ではないかとの見方にも触れている。永田方正は「スサㇺペッ(susam-pet)」(シシャモ・川)説を唱えたが、この説は疑問視されている。1
- 振興局の表記:留萌振興局は「ソエサンペツ」(滝が流れ出ている川)と表記している。7
歴史
- アイヌの時代と江戸時代:1781年の『松前史』に、すでにモロクベツ、シュシャベツ、フラレベツ、オタコベツの地名が見える。江戸時代の調査・探検の記録には番屋、休憩所、烽火台、弁天社が記され、アイヌの人々が住んでいたとある。その後、秋田藩・庄内藩の管轄となった。2
- 1880~1909年:村の成立:1880年から苫前の戸長役場、1894年2月3日から羽幌の戸長役場の管轄となった。21 1901年9月に初山別村戸長役場が置かれた。日本語版Wikipediaはこれを1900年6月7日としている。21 1909年4月1日に二級町村制を施行した。1
- 入植:初めての国勢調査である1920年の調査では、人口は4,233人だった。5 参照した資料には、明治期の入植者の出身府県は記されていない。
- 1941年:有明、栄、初浦、千代田、豊岬、明里、大沢、共成、御料の9字が設けられた。1
- 人口のピークと減少:国勢調査の人口は1955年の5,640人が最多である。5 村はその後の減少の理由として、にしん漁の衰退、農業後継者の不足、高校卒業後の若者の流出を挙げている。6
- 1965年:字初浦を字初山別に改称した。1
- 1987年:国鉄羽幌線が廃止された。村内には天塩有明、天塩栄、初山別、豊岬、天塩大沢、共成の6駅があった。1
- 1988~89年:天文台:1988年2月の「青年サミット・イン・留萌」で広域的な文化施設の建設が提案され、検討の結果、初山別村に天文台を建てることになった。65cm望遠鏡は1988年に東京の三鷹光器が製作し、1989年に設置された。9
- 1995年:4月1日にマイスターズシステムが始まった。10
- 2007年:みさき台公園が3月1日に道の駅に登録され15、6月1日に道の駅として開業した。16
- 2009年:3月18日に天然真ふぐ照り焼き丼が発売された。1
- 2016年:イメージキャラクターのしょさまるが選ばれた。2 地域おこし協力隊員の呼びかけで、有明獅子舞を演じる有志の会が発足した。1
- 2023年:村長が無投票で当選した。1971年から13回連続の無投票である。1
- 2020年代:ヒグマ:2021年以降、ヒグマによる農作物被害が増えている。村の捕獲数は2019~2023年度は年5~9頭だったが、2024年度は20頭、2025年度は25頭に増えた。17
地理・気候
- 地形:村は留萌管内の海岸部のほぼ中央にあり、西は日本海に面する。3 東部はピッシリ山を主峰とする天塩山系が占め、そこから標高200m前後の丘陵が支脈として広がる。農業集落は、土地の肥えた初山別川、風連別川、茂築別川(読みは未確認)の流域に並ぶ。3 海沿いの狭い平地は土地がやせている。6
- 集落:7集落が3地区をなす。南部(有明、栄)、中部(初山別、千代田)、北部(豊岬、明里、共成)である。公共施設は中部に集まり、有明と豊岬がそれに次ぐ主要な集落である。1
- 森林:森林は村の84%、計23,551haを占める。その半分以上の12,927haが国有林である。11
- 海岸:みさき台公園は豊岬漁港を見下ろす高台にあり、その下に豊岬海水浴場がある。金比羅神社と海中鳥居はすぐ近くにある。4
- 自然公園:参照した資料には、村内の国立公園・国定公園・道立自然公園は挙げられていない(未確認)。
- 気候:村内にはアメダス初山別がある。1991~2020年の平年値は次のとおり。18
- 年平均気温:7.5℃。1月の平均気温は−4.6℃(日最低気温の平均は−8.7℃)、8月は20.2℃(日最高気温の平均は24.2℃)。
- 降水量:年1,109.6mm。最も多いのは10月(143.6mm)。
- 雪:年間降雪量は658cm。最深積雪の平均は81cm。
- 日照時間:年1,543.9時間。
- 観測史上の記録19
- 最高気温:33.8℃(2021年8月1日。1989年8月7日と同値)。
- 最低気温:−27.7℃(1978年2月14日)。
- 最深積雪:120cm(2005年2月11日)。
- 最大瞬間風速:南西の風36.3m/s(2010年12月12日)。
- 日降水量の最大:156.5mm(2022年8月8日)。
- 風と雪:暖流の対馬海流の影響で、冬は内陸より穏やかである。季節風は冬は北西、夏は南西から吹く。山間部では積雪が2mに達することもある。6 村は特別豪雪地帯に指定されている。1
経済・産業
- 就業:1960年には就業者の約70%が農業か漁業に従事していた。2020年国勢調査ではその割合は約33%である。建設業と小規模な製造業が約11%、サービス業が約56%を占め、サービス業では医療・福祉の仕事が増えている。6
- 高齢化:2020年の65歳以上の割合は39.0%で、15歳未満はわずか90人だった。国立社会保障・人口問題研究所の推計では、人口は2025年に944人、2030年に822人、2040年に634人となる。6
- 漁業:水揚げは北るもい漁業協同組合初山別支所を通して行われる。1 2020年漁業センサスでは漁業経営体は26で、主に3~5t船を使う。6 主な魚種はタコ(ミズダコ)とサケである。11 2019年度の実績は次のとおり。11
- 漁獲量合計:945.3t、352.7百万円。
- タコ:266.0t(143.1百万円)。
- ナマコ:14.9t(74.9百万円)。
- ホタテ稚貝:123.9t(54.6百万円)。
- サケ:106.6t(51.9百万円)。
- ニシン:252.8t。ただし金額は3.9百万円にとどまる。
- ふぐ:93.1t(3.6百万円)。
- 水産加工は159.9t(165.3百万円)。うち115.5tが生鮮冷凍のタコである。
- 農業:2020年農林業センサスでは農業経営体は65。水田781.5ha、畑929.8ha(うち牧草地681.7ha)を耕作している。酪農家5戸が乳牛754頭、肉牛農家3戸が495頭を飼養していた。11 2019年度の農業販売額は880.2百万円である。11
- 観光:2025年度の観光入込客数は64,400人で、前年度の68,300人から減った。近年の最少は2021年度の47,800人である。温泉ホテル「岬の湯」だけで33,000人が訪れた。20 来訪者の多くは夏に集中し、宿泊客数は横ばいか減少傾向にある。6
- エネルギーと財政:風力発電が拡大しており、村内で大規模な事業の立地が進んでいる。村の計画は、地域の合意と景観への配慮が必要だとしている。6 2020年度の村の予算は29.8億円で、約40%を国の地方交付税が占める。財政力指数は0.113である。6
- 地域づくり:繋小屋(つなごや)は、村役場の斜め向かいにある多世代交流拠点施設である。無料のフリースペース、コミュニティカフェ「Café Tailwind」、夜間の自習スペース、地域おこし協力隊の事務所がある。2 予約制の乗合バス「しょさまる号」が住民の移動を支えている。6 ふるさと納税は2025年度に99人から2,985,000円の寄附があった。21 寄附は「食のブランド化等特産品開発」や「星のむらづくり推進」など5つの事業に充てられ、14のポータルサイトで受け付けている。22
特産品・名物
| 特産品 | 分類 | 内容・購入場所 |
|---|---|---|
| 初山別天然真ふぐ照り焼き丼 | ご当地グルメ | 地元産の真ふぐを照り焼きにしてご飯にのせた丼。2009年3月18日に岬センターと○天食堂で提供が始まった。1 道の駅のサイトでは、岬センターのレストランの料理として、ふぐ鍋やたこしゃぶとともに挙げている。15 |
| ふぐだし そばつゆ・ラーメンスープ | 調味料 | ふぐだしを使ったそばつゆ、ラーメンスープ醤油味、ラーメンスープ塩味。各1Lで1,620円。北るもい漁協初山別支所加工場直売店、ホテル岬の湯、道の駅のともしびで販売している。13 |
| ふぐたこ弁当 | 弁当 | 地元産のふぐを天丼風に、タコをやわらか煮にして、留萌管内産の米にのせた弁当。650円。4~9月に道の駅で1日20~40食販売される。15 |
| ふぐ鍋 | 鍋料理 | ホテル岬の湯で味わえる地元産ふぐの鍋。要予約。4 |
| たこ珍味 | 水産加工品 | タコの頭をのして、噛みごたえのある珍味に仕上げたもの。100gで1,080円。漁協の直売店、ホテル岬の湯、ともしびで販売している。13 |
| ハスカップ加工品 | 果実 | ジャム(60g・420円。原材料はハスカップ、砂糖、ペクチンのみ)、果汁15%飲料、シロップ、ドライハスカップ、はすかっぷ酢。明里にある村の農水産物加工試験研究センターで作られ、ともしびと北極星で買える。13 |
| 初山別あいす | 乳製品・菓子 | バニラ、ハスカップ、トマト、かぼちゃ、もちの各味、120gで450円。福祉施設の風連別学園が、地元の搾りたて牛乳を使い、安定剤を使わずに作っている。ともしびと北極星で販売。13 |
| 木野精和園のジェラート・牛乳 | 乳製品 | 村内の酪農場の生乳を使ったジェラートと牛乳。店内からもテラスからも海が見える。4 天文台の向かい、村が「旧北極星」と呼ぶ建物にある。23 営業は4月下旬~10月上旬の11:00~16:00で、月曜・火曜が定休。23 |
| はくちょうもち | 米 | 「オロロン米」として販売される地元産のもち米。村は赤飯、おこわ、大福に勧めている。ふるさと納税の返礼品である。12 |
| きむら牛 | 肉 | 村内の木村農場で育てた赤身のホルスタイン牛。ふるさと納税の返礼品(焼肉用ロース)として提供されている。12 |
| 天然甘えびギフト | 水産加工品 | 甘えびの丸干し、甘えびふりかけ、甘えびだし。12 留萌観光連盟は、だしをキャンプ料理に使うことを勧めている。14 |
| 鮭・いくら | 水産加工品 | 新巻鮭、鮭とば、醤油いくら。いずれもふるさと納税の返礼品である。12 2019年度のサケの漁獲量は106.6tだった。11 |
| チヂミほうれん草 | 野菜 | 寒さの中で育てて甘みを増した、葉の縮れたほうれん草。12~2月に出荷される。12 |
| 星娘・ロマン星 | 焼き菓子 | 昔ながらの焼き菓子2種。星にちなんだ「星空街道お菓子セット」として一緒に販売されている。12 |
| ふるさと納税の返礼品 | 返礼品 | 10,000円からの29品目。食品のほか、マイスターズシステムの星の登録(15,000円)、温泉入浴回数券6枚綴り、キャンプ場やホテルの利用券、しょさまるグッズがある。12 しょさまるグッズは岬センターと道の駅でも販売している。2 |
文化・祭り
日程は、振興局のイベントカレンダーによる2026~27年のもの。
| 行事 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| みさき台公園キャンプ場オープン | 4月29日 | フリーサイトのキャンプ場のシーズン開始。24 |
| みさき台公園オートキャンプ場オープン | 6月6日 | カーサイトとキャンピングカーサイトのシーズン開始。2425 |
| 初山別村商工会青年部ビアガーデン | 7月11日 | 村の中心部で開かれるビアガーデン。24 |
| 豊岬海水浴場 | 7月25日~8月17日 | みさき台公園の下の海水浴場の開設期間。24 |
| しょさんべつ星まつり | 8月1日 | 子ども向けのペットボトルロケット工作と打ち上げ大会、天文台の無料開放。2426 |
| しょさんべつ岬まつり | 8月1~2日(第47回) | 土曜の夜にみさき台公園で花火大会、日曜にはSTVラジオの公開録音による歌謡コンサートがある。両日とも屋台が出る。26 例年8月の第1週末に開かれる。15 |
| ふるさと盆おどり | 8月11日 | 自然交流センター駐車場での盆踊りと出店。24 |
| 有明獅子舞 | 9月14日 | 村の文化財で、初山別村郷土民芸保存会が伝える。2016年に発足した有志の会が、毎年この日に奉納している。1 |
| 秋の味覚 感謝祭 | 9月中旬 | 地元の秋鮭や農産物の販売と抽選会。村のパンフレットには載っているが、2026年のカレンダーにはない(2026年の開催は未確認)。4 |
| 初山別村スキー場オープン | 2027年1月22日 | 村のスキー場の営業開始日。24 |
| 2027スノーフェスタ | 2027年2月6日 | 長い木製の下駄をはいて競うレース、そりを引く「ボブスレー」レース、出店、もちまきが自然交流センター周辺で行われる。24 |
- 金比羅神社:鳥居が海中に立ち、村で最もよく知られた夕日の名所である。4
- 自然交流センター:村の文化施設で、大ホール・小ホール、和室、調理室、図書室がある。文化祭や記念式典などが開かれ、教育委員会の事務局もここにある。2 ステージの緞帳の原画は、村出身の洋画家・梅沢民雄による。7
- 映像作品:みさき台公園は、1997年のテレビドラマ特別編『白線流しスペシャル~19の春~』と2009年の映画『感染列島』のロケ地となった。7 NHK「ドキュメント72時間」の「冬の北海道 村のコンビニで」は、セイコーマート初山別店で撮影された。1
- 博物館:参照した資料には郷土資料館は挙げられていない。天文台が村の主な教育施設である。
アイヌ文化
姉妹都市・友好都市
見つからなかった。
ゆかりの人物
出典
本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです
- 初山別村 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村について(歴史・基本データ・しょさまる・アクセス) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 第8期初山別村総合振興計画 第1部 序論 — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村 観光パンフレット(絵手紙・特産品カタログ・初山別村MAP) — 初山別村・初山別村観光協会 JA 閲覧日 2026-09-23
- 過去の国勢調査結果(市町村別 男女別人口・世帯数 大正9年~令和2年, danjobetu.xls) — 北海道 総合政策部計画局統計課 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村過疎地域持続的発展市町村計画(令和8年度~令和12年度) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 留萌の概要2026 市町村コーナー(P26–29) — 北海道留萌振興局 JA 閲覧日 2026-09-23
- Shosanbetsu, Hokkaido — Wikipedia EN 閲覧日 2026-09-23
- しょさんべつ天文台 施設について — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- マイスターズシステム — しょさんべつ天文台/初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 第8期初山別村総合振興計画 中間見直し(令和8年3月改訂) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村ふるさと納税 記念品リスト — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 特産品 — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- オロロンまっぷ Part7 初山別(「北海道の左上」アウトドアフィールドガイド、2026年7月現在) — 留萌観光連盟 JA 閲覧日 2026-09-23
- ☆ロマン街道しょさんべつ — 北の道の駅(北海道道の駅連絡会) JA 閲覧日 2026-09-23
- 道の駅☆ロマン街道しょさんべつ — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 鳥獣被害防止総合対策事業 クマ特別対策事業における捕獲計画(令和8年度) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別 平年値(年・月ごとの値) — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
- 令和7年度(2025年度)留萌管内観光入込客数について(通年・下期) — 北海道留萌振興局 JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村ふるさと応援寄附(令和7年度 寄附金及び基金の状況) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- ふるさと納税(一般の方) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 観光・宿泊 — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 令和8年度 留萌管内イベントカレンダー — 北海道留萌振興局 JA 閲覧日 2026-09-23
- オートキャンプ場(みさき台公園オートキャンプ場) — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 第47回 しょさんべつ岬まつり開催について — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯 客室・プラン — ホテル岬の湯 JA 閲覧日 2026-09-23
- しょさんべつ天文台 ご利用案内 — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯(公式サイト) — ホテル岬の湯 JA 閲覧日 2026-09-23
- ☆ロマン街道しょさんべつ 営業日変更のお知らせ — 北の道の駅 JA 閲覧日 2026-09-23
- 道の駅 住所一覧 — 北の道の駅 JA 閲覧日 2026-09-23
- 留萌本線 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 沿岸バス時刻表 特急はぼろ号(令和8年10月1日改正) — 沿岸バス JA 閲覧日 2026-09-23
- 初山別村鳥獣被害防止計画 — 初山別村 JA 閲覧日 2026-09-23
- 山本兵吉 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23