北海道 市町村ガイド
小平町、2026年8月

留萌振興局

小平町 Obira

おびらちょう

小平町(おびらちょう)は、留萌市のすぐ北、日本海に面した漁業と農業の町である。北海道に現存する最大のニシン漁の番屋「旧花田家番屋」があり、これは国の重要文化財に指定された建造物として日本最北のものでもある。12 現在の町を支えるのは、ホタテ、タコ、米、黒毛和牛、そして表皮にネットのない希少なメロンである。345

人口(2020年国勢調査)
2,994
面積
627.22 km²
留萌郡
公式サイト
www.town.obira.hokkaido.jp

主な特色

  • 旧花田家番屋。 1905年ごろに建てられ、北海道に現存するニシン漁の番屋としては最大である。1 国の重要文化財に指定された建造物として日本最北のものであり、北海道遺産でもある。222
  • 道の駅おびら鰊番屋のニシン料理。 道の駅の食堂では、にしん親子丼(ニシンと数の子の丼)や、三平汁付きの焼きニシン定食を出している。18
  • ホタテとタコ。 漁獲量はホタテが群を抜いて多く、2023年はホタテ5,827に対しタコ60である(町の漁獲量表には単位の記載がない)。23 臼谷漁港の漁師の直売所では、活ホタテやその場でゆでたタコを販売している。19
  • アイボリーメロン。 表皮にネットがなく果肉が緑色のメロンで、北海道内では小平町でしか栽培されていない。185 旬は7月中旬から8月上旬である。4
  • 小平産黒毛和牛。 町は黒毛和種の牛肉を出荷している。5 おびら牛100%のハンバーグが1995年から販売されている。4
  • 白亜紀の化石。 小平蘂川の上流は白亜紀の化石の産地である。5 1988年には川上地区でクビナガリュウの化石が発掘された。9 2026年3月には、町内産の植物化石が新属新種「カミキネンスギ」として報告された。20
  • オロロンラインの海岸。 国道232号沿いには、おにしかツインビーチなどの海水浴場、サーフポイント、夕日の名所が続く。242526
  • 五輪スキー選手。 小平町出身のノルディック複合選手・阿部雅司は、1994年のリレハンメル五輪で団体金メダルを獲得した。2721

観光・アクティビティ

自然・景観

  • にしん文化歴史公園。 国道232号を挟んで番屋の向かいにある。夕日をかたどったアーチには松浦武四郎の短歌が刻まれている。日本海に沈む夕日がアーチに収まる瞬間が最高の撮影時である。262
  • おびらしべ湖と滝見大橋。
    • ダム湖は町の内陸の山側にある。3
    • ダム公園にはクビナガリュウのモニュメントがあり、近くにはパークゴルフ場もある。413
    • カモハシリュウのモニュメントは、2020年に小平ダムからおびまる広場へ移設された。9
  • 天狗の滝。 1993年、旧花田家番屋とともに「日本海百選」に選ばれた。9
  • 花岡海岸。 町によれば、5月中旬から9月下旬にかけて、海水を飲みに来るアオバトを撮影できる北海道屈指の場所である。63
  • 望洋台。 小平の市街地と日本海を見下ろす丘で、キャンプ場とスキー場がある。6521

温泉

  • ゆったりかん(小平町458)。 1998年開業の宿泊施設で、客室15室、定員53人。64
    • 大浴場は「光明石温泉」と呼ばれ、ジャグジーとサウナがある。町によれば、疲労回復に効き、肌がつるつるになるという。64 一般に「光明石温泉」は、天然の温泉ではなく鉱石で処理した湯を使う浴場である(この施設については未確認)。
    • 日帰り入浴は10:00~21:00(最終受付20:30)。大人500円、4歳以上小学生以下300円。64

博物館・文化財

  • 旧花田家番屋(鬼鹿広富35-2)。2
    • 木造平屋(一部2階)建てで、屋根はこけら葺きの寄棟造である。2
    • 間口39.39 m、奥行22.72 m、延べ面積906.5 m²。2
    • 木材は大椴の山から切り出し、船で運んで木挽きの手で製材したものである。2
    • 約200人の漁夫や職人がここで暮らした。22
    • 1999年に入館者が100万人を超えた。9
    • 入口には、ニシンを入れるもっこ(背負い用の木箱)を背負った女性の像が立つ。東京鬼鹿会から寄贈され、1998年に除幕された。92
    • 入館料は確認できなかった。
  • 三船遭難の慰霊碑。 鬼鹿海岸に「三船遭難慰霊之碑」が立つ。35 町の年表には、1975年に広富に慰霊碑が建立され、2004年に慰霊歌碑が除幕されたことが記されている。9
  • 文化交流センター(小平町356-2)。 化石ギャラリーと図書室がある。開館は9:00~22:00で、年末年始は休館。62

屋外・季節のアクティビティ

  • おにしかツインビーチ(鬼鹿元浜)。24
    • 突堤に守られているため、波の高い日でも海辺で遊べる。突堤は遊歩道を兼ねている。38
    • クローズドビーチとオープンビーチがあり、バーベキューコーナー付きの屋根のあるセンターハウス、シャワー、売店、無料駐車場を備える。24
    • 広場でのオートキャンプは日帰り1,000円、1泊2,000円。24 ペットは不可。24
  • 臼谷海水浴場。 2025年度は開設されなかった。遊泳禁止で、駐車場もない。70
  • サーフィンと釣り。
    • 臼谷、大椴、富岡には地域外からもサーファーが訪れる。25
    • 7月から9月には、大椴と花岡の海岸でマガレイやクロガシラの投げ釣りができる。44
  • 望洋台キャンプ場(花岡)。65
    • オートサイトは3,000円(電源付き3,500円)。バンガローは2,500~5,500円。フリーサイトのテントは1人用450円、2人以上用1,500円。このほかに入村料が必要で、大人400円。65
    • シャワーは3分300円。ペットは不可。65
    • 2026年のシーズンは8月18日に終了した。65
  • 望洋台スキー場。21
    • 500 mのペアリフト1基と、売店・食堂のあるロッジがある。21
    • 2025–26年シーズンは1月下旬から営業し、2026年2月28日に終了した。21
    • ナイターは火曜から金曜。1日券は大人2,500円。21
  • パークゴルフ。 18ホールのコース2か所は、いずれも2026年度は閉鎖されている。ゆったりかん裏手の無料の小平パークゴルフ場と、鬼鹿パークゴルフ場である。6869
  • 陶工房おびら(小平町465-1)での陶芸。66
    • れんが造りの「北創窯」は5室、長さ10 mの登り窯で、1997年に築かれた。町は道北最大の登り窯としている。6651
    • 工房には初心者向けの電動ろくろと電気窯がある。個人の使用料は1回200円で、粘土代が1 kgあたり900円(釉薬・焼成代込み)かかる。66
  • B&G海洋センター。 夏に予約団体のみを対象としたカヌー・ヨット体験がある。6766
  • ゆうゆうそう(夕遊創)。 地元の農水産物の加工体験ができる都市農村交流施設。71

食の体験

  • 臼谷の漁師の直売所:活ホタテや、その日の朝に店でゆでたタコ。19
  • 夏の鬼鹿の飲食店で味わううに丼。すみれや「お食事処 蔵」(火曜定休)など。52
  • 夕日の海を望む「からくれ」の手打ちそば。53
  • ゆったりかん内の海鮮レストラン「海の四季」では、地元産のホタテ、タコ、ヒラメ、甘エビの刺身定食を提供している。営業は11:30~14:00と17:00~20:00。6453

道の駅

  • 所在地。
    • 留萌郡小平町字鬼鹿広富。オロロンラインこと国道232号沿いにある。38 この区間は国道239号との重複区間である。61
    • 道の駅は旧花田家番屋を囲むように配置され、道路の向かいにはにしん文化歴史公園がある。262
    • 正面に沿岸バスの「花田番屋前」停留所がある。7361
    • マップコードは959 184 151。38
  • 営業時間(2026年9月時点。訪問前に確認のこと)。
    • 観光交流センター(売店・ギャラリー):9:00~17:00。ただし毎月末日は16:00まで。年末年始は休館。電話0164-56-1828。2638
    • 食堂(食材供給施設):11:00開店。ラストオーダーは、4月14:25、5~10月15:25、11~12月14:25、1~3月13:45。18
    • 食材供給施設の売店:4月9:00~16:00、5~10月9:00~17:00、11~12月9:00~15:00、1月~3月中旬9:00~14:00、3月中旬から9:00~16:00。ゴールデンウィークと7~8月の土日は8:00~17:00。18
    • 食堂と売店は月曜定休だが、7月第1月曜日から8月第2月曜日までは無休。電話0164-57-1411。18
    • 旧花田家番屋:4月9:00~16:00、5~9月9:00~17:00。冬期は休館(町のページでは12~3月)。秋の開館時間ははっきりしない。同じページに「11月~12月 9:00~16:00」とあり、12月の休館と矛盾するためである。入館は閉館30分前まで。月曜休館だが、6月第3月曜日から8月第2月曜日までは無休。2 「北の道の駅」公式サイトでは、無休期間の日付がわずかに異なる(7月6日~8月10日)。38
  • 売店・商品。
    • 観光交流センターでは、小平町の特産品や野菜のほか、留萌管内の地場産品も販売している。438
    • おすすめは、アイボリーメロン(7月中旬~8月上旬)、スイカのサマーオレンジ、おびら牛のハンバーグ&カレー(120 gのハンバーグが250円)。4
    • ほかに、真島商店のべこ餅、「たこくん」の一杯たこ、おびまるグッズもある。185211
  • 食事。 食堂では、日本海の海の幸や、ヤン衆によるニシン漁の伝統にちなむ料理を提供している。18
    • にしん親子丼。18
    • 三平汁付きの焼きニシン定食。18
    • 小平ハンバーガー。38
    • 北海道産牛乳を使ったソフトクリーム。18
    • 2階には最大120人が利用できる部屋があり、団体も利用できる。18
  • 設備。
    • 駐車場:普通車69台、大型車10台。日本語版ウィキペディアでは67台+12台で、ほかに身障者用2台としている。3861
    • トイレ:24時間利用可能で、身障者用トイレとオストメイト対応トイレもある。2638
    • 観光交流センターの近くにEV急速充電器がある。72
    • 公式サイトには、Wi-Fi、授乳室、おむつ交換台、レストラン、農産物直売、クレジットカードなどのキャッシュレス決済も掲載されている。38
    • センター内には、吹き抜けの壁に実際に使われていた大漁旗を飾ったギャラリー、いろりを囲む畳の休憩スペース「親方の間」、歴史展示ホール、ニシン運搬用の木箱をかたどった「もっこワゴン」がある。4
  • 備考。
    • 登録。 1996年4月16日登録(北海道の登録番号27)。38 食材供給施設は1996年5月26日に開業した。9
    • 観光交流センター。 現在の建物は2015年4月に開館した。26
    • スタンプ。 24時間トイレ前の機械で、休館日も含めて24時間押すことができる。38
    • 文化財。 旧花田家番屋は、2001年に選定された北海道遺産「留萌のニシン街道」の構成要素である。222
  • 近隣の道の駅。
    • 南:留萌市の「道の駅るもい」、直線距離で約21.5 km。74
    • 北:苫前町の「道の駅風Wとままえ」、直線距離で約19.5 km。74
    • 直線距離は公式サイトの座標から算出したもので、道路距離はこれより長い。

アクセス・交通

  • 鉄道。
    • 町内に鉄道は通っていない。5
    • 国鉄羽幌線には臼谷、小平、大椴、鬼鹿の各駅と仮乗降場があった。最終列車は1987年3月29日に運行された。379
    • 達布へ向かう天塩炭礦鉄道は1967年に廃止された。34
    • 最寄りのJR駅は函館本線の深川駅である。5
  • 札幌からの高速バス:沿岸バス「特急はぼろ号」。73
    • 完全予約制。札幌駅前の32番乗り場から発車する。
    • 2026年10月1日からの時刻:札幌発9:30、13:00、15:00、17:30。小平中央着は12:07、15:37、17:37、20:07で、所要約2時間37分。花田番屋前はその13分後。
    • 札幌行きは小平中央発8:29、10:19、13:49、17:49。
    • 札幌からの運賃:小平中央まで3,000円、花田番屋前・鬼鹿まで3,700円。キャッシュレス決済やネット予約による割引がある。
  • 路線バス。
    • 羽幌線の代替である沿岸バス幌延留萌線が、海岸沿いに小平町内を通る。5
    • 留萌旭川線のうち朝の1便は羽幌始発で、鬼鹿(8:20)と小平中央(8:37)で乗車扱いをして旭川へ向かう。77
    • 小平町デマンドバスはてんてつバスが運行している。滝下・達布方面と小平中央を結び、小平中央で留萌方面のバスに接続する。75 予約は電話0800-800-3447(通話料無料)。運賃は100~500円。75
  • 鬼鹿地区内の移動。 「群来る」ライドシェアが鬼鹿地区内(豊浜から富岡まで)を平日8:00~16:00に運行している。運賃は1回500円で、前日までに予約が必要。76
  • 車。
    • 国道232号が海岸線の全域を通る。38
    • 道道126号小平幌加内線が内陸に向かい、おびらしべ湖のそばを通る。540
    • 深川留萌自動車道は2020年3月28日に全線開通した。終点は隣の留萌市にある留萌ICである。973
    • 高速バスでは、留萌市の春日町1丁目停留所から小平中央まで8分、花田番屋前まで21分である。73
  • 空路。
    • 最寄りの空港は旭川空港である。5 町の案内では、羽田から旭川まで1時間40分、旭川空港から小平までバスで2時間45分としている。51
    • 新千歳空港または旭川空港から、JRまたは路線バスで札幌か旭川に出て、都市間高速バスに乗り継ぐ。78

旅のヒント

  • 訪れる時期。
    • 5月下旬:鰊番屋まつり。56
    • 7月中旬~8月上旬:アイボリーメロンの旬。4
    • 6~9月:地元産のウニ。52
    • 7~8月:海水浴とキャンプ(キャンプ場の2026年シーズンは8月18日に終了)。2465
    • 8月下旬:産業まつりの和牛バーベキュー。57
    • 番屋前の海では、4月にニシンの群来が見られたことがある(2019~2022年)。9
  • 季節による休業。
    • 旧花田家番屋は冬期休館で、月曜日も休館の時期が多い。道の駅の食堂と売店も同様である。218
    • 2026年度は2か所のパークゴルフ場がいずれも閉鎖されている。6869
    • 臼谷海水浴場は2025年度は開設されなかった。70
    • 鬼鹿スキー場は2023年3月に閉鎖され、現在は望洋台のみである。921
  • 観光案内。
    • 道の駅の観光交流センター(0164-56-1828)。26
    • 鬼鹿観光協会(0164-57-1951)。24
    • 小平町役場経済課(0164-56-2111)。65
  • 宿泊。 ゆったりかん、音尾旅館と三上民宿(いずれも鬼鹿港町)、片桐民宿(臼谷)。81 ほかにゆうゆうそうと望洋台キャンプ場がある。7165
  • ヒグマ。
    • 町は、特に山菜採りの時期にクマやそのふん、足跡がよく見られると注意を呼びかけている。クマ出没の看板がある付近の森林には立ち入らないこと。79
    • 2025年6月19日には、市街地のグループホーム「やすらぎ荘」付近から小平神社にかけてクマが目撃された。80
    • 町は北海道ヒグマ管理計画に基づくヒグマゾーニング計画を策定している。82
    • 2022年5月3日から15日にかけては、大椴、桑園、花岡で連日クマが目撃された。9
  • 入林手続き。 達布の国有林に入る場合は、留萌南部森林管理署に直接入林届を提出する。町教育委員会を経由する取り扱いは廃止された。町によれば、地質調査が入林の理由として多いという。83
  • 道路と天候。
    • 小平町は特別豪雪地帯である。9
    • 2018年7月には大雨による土砂崩れで、国道232号の花岡―大椴間が3日間通行止めとなった。9
    • JAが運営するスーパー「Aコープ」は2018年に閉店した。町内には最低限の店はあるが、大型スーパーは役場から車で約20分の隣町にあるため、自炊する場合は事前に準備したほうがよい。551
  • 支払い。 道の駅ではクレジットカードなどのキャッシュレス決済が使える。38 小さな店や漁師の直売所では使えない場合がある(未確認)。

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小平町についてもっと詳しく

基本情報

項目 内容
種別
振興局 留萌振興局
留萌郡5
人口 2020年国勢調査で2,994人(男1,431人、女1,563人、1,366世帯)。2015年の3,336人から10.3%減少した。612 町の2020年の5歳階級別人口表は合計が2,998人となり、わずかな内部の食い違いがある。13 町が掲載する2025年国勢調査の人口は2,562人(1,262世帯)。6 住民基本台帳人口は2,550人(男1,245人、女1,305人)、1,473世帯(2026年9月1日掲載)。7 人口のピークは1950年国勢調査の17,047人である(町の総合戦略では17,046人)。614
面積 627.22 km²(国土地理院、2026年4月1日)。8 東西34 km、南北32 km。15
人口密度 約4.1人/km²(2026年9月の住民基本台帳人口÷国土地理院の面積)。2020年国勢調査時は約4.8人/km²(計算値)。
沿革 1878年:町はこの年を開基としており、1978年に開基百年を記念した。169 1906年:鬼鹿村が天登雁村を合併して成立。17 1919年7月1日:留萌町から分かれて小平蘂村が独立し、役場を臼谷に置いた。59 1948年1月1日:小平村に改称。1956年9月30日:鬼鹿村を編入。1966年9月1日:町制施行。9 2003~2005年:留萌市・増毛町との合併協議に加わったが、2005年2月に法定協議会が解散し、合併には至らなかった。9
隣接自治体 留萌振興局:留萌市(南)、苫前町(北)。空知総合振興局:深川市沼田町。上川総合振興局:幌加内町515
シンボル 町の木:イチイ。町の花:ツツジ。町章などのページでは両者とも1979年5月8日制定とされるが、町の年表では1978年の項に記載されている。109 町章は1937年11月26日制定で、「小」と「平」の字で雪の結晶をかたどり、その中に北極星を配したもの。10 町の鳥は確認できなかった。
マスコット おびまる。2014年8月12日「生まれ」で、2014年8月31日の第38回産業まつりで初登場した。名前は「おびら」の特産品「まるごと」に由来する。町によれば、小平のメロン、牛肉、タコ、ホタテ、ニシン、米を食べてこの姿になったという。額とリボンの星は町章に由来する。11
公式サイト https://www.town.obira.hokkaido.jp/ (日本語。観光情報は /kanko/)7

地名の由来

  • 「小平」は、小平蘂川のアイヌ語名「オピラウㇱペッ(o-pira-us-pet)」、「川尻に崖がある川」に由来する。285
    • 永田方正は、川尻にインガルシ(inkar-us-i、「いつも眺める所」)という山が突き出していて、その下が崖になっていると説明している。28
    • 北海道のアイヌ語地名リストは、この解釈を最高の確定レベルAとしている。28
  • 小平蘂から小平へ。 村名は当初、小平蘂であった。5
    • 1927年に鉄道の駅が開業した際、「駅名としては画数が多すぎる」として「蘂」の字が省かれた。5
    • 村も1948年に短い名称の小平村となった。5
    • 東京都小平市では「小平」を「こだいら」と読み、同じ表記であることが縁で小平町の姉妹都市となった。16
  • 町内のその他のアイヌ語地名。
    • 鬼鹿。 二つの不確かな解釈がある。オ・ニㇱ・カ(o-nis-ka、「雲の上」)は、昔ここに雷が落ち、雲とともに上ったという話に基づく(上原説)。もう一つはオニウシカペッ(o-ni-us-ka-pet、「森林の中を流れている川」)。確定レベルC。29
    • 大椴。 ポロトトコ(大椴子)の半訳地名で、「大きいトトコ」の意。「トトコ」については、トゥトゥク(tu-tuk、「出っ張っている岬」)、「上に沼がある」、トゥ・エトコ(tu-etoko、「山の端」)などの説がある。レベルC。29
    • 臼谷。 ウシヤ(us-ya、「入江の岸」)で、緩やかに弧を描く砂浜の湾を表す。レベルB。30

歴史

  • アイヌの時代と考古学。
    • 町内には19か所の埋蔵文化財包蔵地が登録されている。高砂遺跡などの集落跡、川尻砂丘の墳墓(川尻砂丘遺跡)、インカルウシ遺跡などが含まれる。32
    • 高砂遺跡の緊急発掘調査は1980年に始まった。9 同遺跡の焼失住居を展示する建物が、町の施設の一つとして挙げられている。33
  • 松前藩の時代:場所とニシン(1600年代~1860年代)。
    • 慶長年間(1596~1615年)ごろ、松前藩はこの海岸一帯を含むルルモッペ場所を開いた。9
    • 1714年に鬼鹿に弁天社が、1786年には厳島神社が創建された。9
    • 1844年、福山(松前)の甲崎久右衛門がオンネオニシカ(鬼鹿)に出稼ぎに来て、漁業の経営を始めた。9
    • 1854年、福島村の原田(のちの西沢)繁次郎が天登雁に初めてニシン漁場を開いた。9
    • 1859年からルルモッペ場所とトママイ場所は庄内藩の支配となった。1861年に庄内藩の士農職人がルルモッペ一帯に移住し、1868年の明治維新後に引き揚げた。9
    • 1862年、農民又蔵がオビラシベの開墾に着手した。9
    • 1863年、福島村の花田伝七が漁業経営のため来住した。9
  • 明治の開拓(1870年代~1910年代)。
    • 1880年、番屋の沢(現在の広富)に鬼鹿村・天登雁村の戸長役場が置かれた。95
    • 1891年、留萌郡のニシン漁獲高は過去最高の79,000石に達した。9
    • 小平蘂原野では1890年に土地の貸し下げが始まった。1896年に原野が解除されて入植が可能になり、石川・奈良・秋田・岩手・富山の各県と東京府から団体移民が入植した。本格的な農業開拓が始まったのである。9
    • その後も団体入植が続いた。大トドコ原野への石川県団体(1898年)、折真布への宮城団体(1905年)、岐阜団体(1906年)、津軽・岩手・仙台の各団体(1907年)である。9
    • 花田伝作が1905年ごろに一家の番屋を建てた。最盛期には花田家は18か統のニシン建網を経営していた。1
  • 石炭、鉄道、ニシンの終焉(1920年代~1960年代)。
    • 羽幌線は1927年に大椴まで、1928年に鬼鹿まで延びた。9
    • 天塩炭礦鉄道は1941年12月に留萌―達布間で開業した。全長は25.4 kmであった。34
    • 1945年8月。 日本の降伏後、樺太からの引揚船3隻が留萌沖でソ連の潜水艦に攻撃された。泰東丸は小平の西方約25 kmの海上で沈没し、乗船していた約780人のうち667人が死亡した。遺体は小平に漂着した。鬼鹿海岸には慰霊碑が立ち、町の郷土資料館には遺品が保存されている。35
    • 達布森林鉄道は1945年から1957年まで、小平蘂川をさかのぼって運行された。36
    • 小平は留萌炭田の産炭地であり、炭鉱の最盛期は1947年ごろであった。531
    • 1950年国勢調査の人口は、小平と鬼鹿を合わせて17,047人に達した。65
    • 1955年。 ニシンの漁獲は開村以来最悪となった。以後、ニシンはこの海岸からほぼ姿を消した。9
    • 1967年。 町内の炭鉱がすべて閉山し、天塩炭礦鉄道も廃止された。934 小平町内の露天掘り炭鉱である吉住炭鉱は、2017年時点でも操業していた。31
  • 20世紀後半。
    • 1971年、花田家の番屋は重要文化財に指定された。2 町はこれを買い取り、3年の年月と約1億9,000万円をかけて解体修復した。2
    • アイボリーメロンの栽培は1974年に始まった。9
    • 羽幌線は1987年3月末に廃止され(町は3月29日を最終日としている)、3月30日から代替バスが運行を始めた。937
    • 小平ダムは20年以上の工事を経て1992年9月に完成した。9
    • 道の駅は1996年4月16日に登録された。38
  • 近年の出来事。
    • 2004年12月14日、留萌支庁南部でM6.1の地震が発生した。町の年表は留萌管内で過去最大規模としている。鬼鹿を中心に大きな被害が出た。9
    • 2015年、道の駅に新しい観光交流センターが開館した。26
    • 2019年4月28日、番屋前の海で約30年ぶりに群来(くき)が見られた。群来とは、産卵するニシンの群れによって海が乳白色に染まる現象で、このときは幅50 m、沖合100 mに及んだ。群来は2022年まで毎年見られた。9
    • 2020年、新星マリン漁業協同組合の本所が留萌から臼谷に移転した。9
    • 2021年、鬼鹿に多目的防災交流施設「群来る」が開設された。9

地理・気候

  • 位置。 小平町は留萌振興局の南部に位置する。西は日本海に面し、ほかの三方を山に囲まれている。15 北緯43°55′~44°12′、東経141°38′~142°04′にわたる。15
  • 土地利用。 627.22 km²のうち585.93 km²が山林(約93%)で、水田は18.97 km²である。39
  • 山。 山々は天塩山地に属する。主な高峰は小平蘂岳(961 m)、釜尻山(913 m)、小平蘂山(877 m)、ポロシリ山(731 m)である。5
  • 河川と湖。
    • 小平蘂川は延長61.7 km、流域面積465.2 km²で、流域の94%が森林である。市街地はその下流域にある。40
    • おびらしべ湖は小平ダムのダム湖である。町によれば、湖に架かる滝見大橋は北海道で最も長い湖上の橋である。4140
    • ダムの堤体は長さ475 m、高さ42.4 mである。9
    • 町内には寧楽貯水池もある。5
  • 海岸。 町の海岸には、臼谷と鬼鹿の海水浴場、臼谷・大椴・富岡のサーフポイント、大椴と花岡の釣り場がある。32544
  • 自然公園。 確認した資料では、町内に国立公園・国定公園の区域は見当たらなかった。
  • 気候。 湿潤大陸性気候(ケッペンの気候区分でDfb)で、気温の日較差・年較差が大きい。545 以下の数値は、標高30 mの達布アメダス観測所の1991~2020年の平年値である。425
    • 年平均気温は6.8 °C。1月の平均は−6.4 °C、8月は20.5 °Cである。42
    • 年降水量は1,653.6 mm。最も多いのは11月(202.9 mm)である。年間日照時間は1,399.4時間。42
    • 最高気温の記録:2021年8月7日の38.7 °C43 日本語版ウィキペディアはこれをフェーン現象によるものとし、北海道の8月の観測史上最高気温であるとしている(北海道の記録であることは未確認)。5
    • 最低気温の記録:1978年2月24日の−30.0 °C43
    • 雪:町は1971年に特別豪雪地帯に指定された。9 町独自の積雪記録(1975年と1980~2001年)では、最大積雪深は最大で290 cm(1982年)に達している。46

経済・産業

  • 就業(2020年国勢調査)。 就業者は1,594人であった。47
    • 第1次産業33.0%:農業272人(17.1%)、漁業244人(15.3%)、林業10人。47
    • 第2次産業14.1%:うち建設業153人。47
    • 第3次産業52.8%:うちサービス業531人。47
  • 漁業。
    • 新星マリン漁業協同組合は2003年4月1日に発足した。臼谷に事務所、鬼鹿に支所がある。933
    • 2023年の漁獲量(町の表に単位の記載なし):ホタテ5,827、ニシン309、「その他」75、サケ72、タコ60、ヒラメ34、ナマコ15。23
    • 2012~2023年の表では、ホタテの漁獲量は2020年(7,625)が最も多い。ニシンは2012年の11から増え、2020年以降は毎年300を超えている。23
    • 町はホタテの養殖を行い、稚貝を全国の養殖地へ出荷している。5 夏の短い期間にウニとナマコ、冬にはギンナンソウとカジカが獲れる。5
    • 一般の人がタコ箱のオーナーになる「タコ箱漁オーナー」制度が2017年に復活した。町の年表は6年ぶり、ウィキペディアは約10年ぶりとしている。95
    • 2008年、鬼鹿のなまこ部会が第28回全国豊かな海づくり大会で最高賞を受賞した。9
  • 農業。
    • 2020年農林業センサス:農家数118戸、水稲作付面積1,010 ha。48
    • 町産の米は全国規模の賞を受けている。5 2008年の第10回米・食味分析鑑定コンクールでは、大椴で栽培された「ななつぼし」が部門の最高賞である金賞を受賞した。2022年には町内の生産者が同コンクールの国際大会で金賞を受賞した。9
    • このほかの産品は、ジャガイモ、ピーマン、トウモロコシ、トルコギキョウ、黒毛和牛である。5
    • 小平産小麦(北海259)が地域ブランドとして推進されている。14
    • 2009年、富里の生産者が全国そば優良生産表彰で農林水産大臣賞を受賞した。9
  • 事業所。 2021年経済センサスでは、事業所数144、従業者数969人であった。23
  • 町の財政。 2024年度の一般会計予算は44.77億円であった。歳入のうち国からの地方交付税が54.7%を占める。50
  • 観光(2025年度)。49
    • 観光入込客数は158,500人で、前年度の165,800人から4.4%減少した。
    • 最も多かったのは8月で、42,500人であった。
    • 日帰り客が150,800人、宿泊客(延べ)が8,700人であった。
  • 人口の動向。
    • 人口は17,047人(1950年)から2,994人(2020年)に減少した。6
    • 2020年には住民の約40%が65歳以上であった(年齢別人口表の2,998人中1,201人、計算値)。13 町の移住情報ページでは40.9%としている(時点不明)。51
    • 国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は、2070年の人口を734人と推計している。町の総合戦略は800人を目標としている。14
  • 地域活性化。
    • 「ちょっと暮らし」のお試し住宅で、移住前に町での暮らしを体験できる。51
    • 町は地域おこし協力隊を募集している。7
    • 買い物の場は限られており、JAが運営するスーパー「Aコープ」は2018年6月に閉店した。59 町は住民に対し、役場から車で約20分の隣町にある大型スーパーを案内している。51

特産品・名物

特産品・名物 分類 内容・入手先
にしん親子丼 名物料理 醤油漬けの数の子をご飯に敷き、身の厚いニシンの甘露煮の半身を2枚のせた丼。道の駅の食堂で提供している。18
焼きニシン定食・三平汁 郷土料理 三平汁は野菜たっぷりの具だくさんで、塩味の汁である。町はこれを、ヤン衆(ニシン漁の出稼ぎ漁夫)の体を温めたソウルフードと紹介している。道の駅の食堂で提供している。18
小平ハンバーガー 郷土料理 「北の道の駅」公式サイトで道の駅の食べ物の一つとして紹介されている。38
うに丼 季節料理 地元産のウニは6月から9月までの限定である。エゾバフンウニ漁は6月から、凪の日に20回ほど解禁される。52 すみれ(鬼鹿港町212-4)の「うにうに炙りハーフ丼」は、エゾバフンウニとムラサキウニの生と炙りを組み合わせたもの。52
ホタテ、ゆでダコ、ヒラツメガニ 海産物 臼谷漁港の漁師の直売所では、殻付きの活ホタテ、その日の朝に店でゆでたタコ、季節の魚をいずれも手頃な値段で販売している。19
ふじたの「たこくん」 水産加工品 鬼鹿広富90に自社工場と直売所を持つタコ専門店で、営業時間は8:30~18:00。一番人気はタコを丸ごとゆでた「一杯たこ」で、道の駅でも販売している。ソフトクリームも販売している。52
アイボリーメロン 果物 表皮にネットがなく、果肉が緑色で爽やかな甘さのメロン。日持ちがよく、北海道内では小平町でしか栽培されていない。旬は7月中旬から8月上旬。418
サマーオレンジ 果物 果肉が鮮やかなオレンジ色でシャリシャリとした食感の、種の少ないスイカ。4
おびら牛のハンバーグ&カレー 手作りのハンバーグはおびら牛100%。約1年の試作を経て、1995年から販売されている。観光交流センターでは120 gのハンバーグが250円。4 作業所「ほっぷすてっぷ」で製造され、ふるさと納税の返礼品にもなっている。54
米(ななつぼしなど) 穀物 ふるさと納税では、2025年産ななつぼし10 kgが28,000円の寄付の返礼品となっている。54
小麦「北海259」 穀物 町が地域ブランドとして推進している。14
手打ちそば 麺類 「そば&カフェ からくれ」(小平町116-1)は、店主自ら製粉した小平産100%のそば粉でそばを打ち、1日30食限定で提供している。そば粉のクレープもある。月曜定休。53
べこ餅 菓子 鬼鹿で100年以上続く菓子店「真島商店」の懐かしい味。道の駅で販売している。18
ソフトクリーム 菓子 北海道産牛乳を使用。町は、道の駅で夕日を眺めながら食べることを勧めている。18
小平のワイン(過去) ワイン 小平メロンワインは1999年に発売された。小平産ぶどうを使った初のワイン「オー・ビラージュ」は2006年に町内で発売された。9 現在も販売されているかは未確認。
ふるさと納税の返礼品 ふるさと納税 分類は牛肉(8品)、タコ(5品)、燻製品(4品)、海鮮鍋セット(3品)、メロン(2品)、スイカ、ウニ、カニ、宿泊券など。55
おびまるグッズ 土産物 ストラップ、キーホルダー、クリアファイル、うちわがあり、観光交流センターとゆったりかんで販売している。LINEスタンプもある。11

文化・祭り

行事 時期 見どころ
鰊番屋まつり 5月中旬~下旬(第41回は2026年5月17日) ニシン漁の時代を伝えるため、旧花田家番屋の前で開かれる。ゲームやイベントがあり、三平汁が無料で振る舞われる。562 1983年に始まった。9
小平町産業まつり 8月下旬(第47回は2026年8月30日(日)) 町が「年に一度しか味わえない」とする小平産黒毛和牛の野外バーベキューが目玉。ほかに芸能発表、歌謡ステージ、米すくいどり、地場産品の直売もある。57
臼谷花火まつり 7月(第1回は2014年7月6日) 臼谷で行われる花火大会。9 現在の開催日は未確認。
おびら道の駅まつり 10月(第1回は2016年10月9日) 道の駅で開かれる。9 現在の開催日は未確認。
本郷公園桜まつり 5月上旬 2020~2022年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止された。9 現在の状況は未確認。
納涼盆踊り大会 8月中旬(2023年は8月16~18日) 2023年に4年ぶりに開催された。9
おびらふるさと塾 2026年:9月12日(化石「カミキネンスギ」)、10月17日(旧花田家番屋の修復) 文化交流センターで開かれる公開講座。10月の講師は、北海道大学名誉教授で番屋の修復計画委員会の委員長を務めた角幸博である。2060
  • 鬼鹿松前神楽。
    • 23座33事で構成される神楽である。58
    • 鬼鹿での記録は、1901年に小樽から神職の瀧川弁蔵が厳島神社に来てから始まる。ニシンの衰退とともに途絶えかけたが、1975年に結成された保存会によって復活した。58
    • 松前神楽の小樽ブロックの一部として、北海道の重要無形民俗文化財の指定を受けている。58
    • 松前神楽全体も、2018年3月8日に国の重要無形民俗文化財に指定された。保存団体には小樽ブロックの保存会が含まれ、小平町は伝承地の一つに挙げられている。59
    • 1989年に町の無形文化財第1号となった。9
  • 神社と寺院。
    • 厳島神社(1786年創建)は1908年に鬼鹿の中心部に移転した。9
    • 鬼鹿には明治期に創建された寺院が複数あり、真教寺、実相寺、天応寺がある。9
    • 臼谷弁才天碑は、2009年に町の有形文化財第1号に指定された。9
  • 芸能。 太鼓グループ「おびら太鼓麓龍」は2015年に25周年記念公演を開いた。9
  • 博物館・展示。
    • 旧花田家番屋には、ニシン漁に関する展示がある。61
    • 観光交流センターには、ニシン漁の道具や生活用品を展示する歴史展示ホールがある。4
    • 文化交流センターには、町内で見つかった白亜紀の化石を展示するギャラリーと、約10,000冊を収容できる図書室がある。62

アイヌ文化

  • 地名。 地名の由来の項で述べたとおり、小平蘂、鬼鹿、大椴(トトコ)、臼谷はいずれもアイヌ語に由来する。282930 1937年の字名改正では、オリマツプ、ホルルエサン、マサリベツなど、多くの古いカタカナ地名が改められた。これらもアイヌ語由来とみられる(未確認)。5
  • 場所の時代。 江戸時代、この海岸は松前藩のルルモッペ場所の範囲にあり、アイヌと和人の交易が行われていた。9
  • 地図に残ったコタンの名。 1937年の字名改正以前、現在の臼谷にあたる地域には「アイノコタン」(「アイヌの村」の意)という小字があった。5
  • インガルシ。 川尻にある眺望の山が町名の由来となった。インカルウシ遺跡は町の埋蔵文化財包蔵地の一つである。2832 1993年10月には「小平インカルウシュペの丘」で、先住民をしのぶ野焼きの集いが開かれた。9
  • 松浦武四郎。 「北海道」の名づけ親である探検家・松浦武四郎の銅像が、にしん文化歴史公園に立っている。1996年に除幕された。近くには、武四郎が鬼鹿で詠んだ短歌を刻んだ碑がある。926
  • 確認した資料では、町内にアイヌ文化の専用施設や、現在のアイヌ文化活動は見当たらなかった。

姉妹都市・友好都市

  • 東京都小平市 — 1978年から姉妹都市。16
    • 同じ漢字(小平)を持つことが縁で、小平町の開基百年の年に提携した。
    • 1979年から毎年、両市町が交互に訪問する少年少女の交歓交流を続けている。
    • 1985年から、小平市と市民が小平町内の国有林に植樹した「ふれあいの森林」を共有している。
    • 1996年、どちらも「小平郵便局」と書く両市町の郵便局(読みは「こだいら」と「おびら」)が友好姉妹郵便局となった。16
    • 2002年に災害時相互応援協定を結んだ。9
  • 姉妹湖(1992年)。 おびらしべ湖は、幌加内町の朱鞠内湖、沼田町のホロピリ湖と姉妹湖となっている。9 1990年には3町が広域振興協議会を設立し、町の年表はこれを振興局(支庁)の枠を越えたものとして道内初としている。9
  • 海外の姉妹都市は確認できなかった。

ゆかりの人物

  • 阿部雅司(1965年生まれ)。 小平町出身のノルディック複合選手。1994年のリレハンメル五輪で団体金メダル、1993年と1995年の世界選手権で団体金メダルを獲得した。27 町民栄誉賞の最初の受賞者である。9
  • 滝下靖之。 小平町出身のアルペンスキー選手。1998年の長野五輪に出場し、2002年のソルトレークシティ冬季五輪にも日本代表として出場した。219
  • 黒滝将人。 小平町出身の投手。2006年の高校生ドラフトで千葉ロッテマリーンズから3巡目指名を受けた。95

出典

本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです

  1. 旧花田家番屋(重要文化財) — 北海道教育庁 留萌教育局 JA 閲覧日 2026-09-23
  2. 国指定重要文化財 旧花田家番屋 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  3. 小平町のご紹介 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  4. 観光交流センター — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  5. 小平町 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  6. 世帯数・人口 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  7. 北海道小平町 公式サイト(トップページ・人口と世帯数) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  8. 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点) — 国土地理院 JA 閲覧日 2026-09-23
  9. 町勢要覧 12~25ページ「おいたち」(年表) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  10. 町章・町の花・町の木 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  11. 小平町PRキャラクター「おびまる」 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  12. 町勢要覧 2ページ(字別人口・産業別就業人口・人口動態) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  13. 年齢・男女別(5歳区分)人口 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  14. 小平町人口ビジョン・第3期総合戦略【概要版】 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  15. 位置・面積 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  16. 姉妹都市 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  17. 鬼鹿村 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  18. 食材供給施設 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  19. グルメさんぽ 臼谷地区 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  20. おびらふるさと塾 新属・新種と報告されたカミキネンスギ の開催について — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  21. 望洋台スキー場 クローズについて — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  22. 留萌のニシン街道(旧佐賀家漁場、旧花田家番屋と生活文化) — 北海道遺産協議会 JA 閲覧日 2026-09-23
  23. 町勢要覧 5ページ(商工業・水産業) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  24. おにしかツインビーチ — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  25. サーフポイント — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  26. 道の駅おびら鰊番屋 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  27. 阿部雅司 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  28. アイヌ語地名リスト P31-40(2007, archived) — 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  29. アイヌ語地名リスト P21-30(2007, archived) — 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  30. アイヌ語地名リスト P11-20(2007, archived) — 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 via Internet Archive JA 閲覧日 2026-09-23
  31. 留萌炭田 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  32. 埋蔵文化財包蔵地について~工事等の際はご確認ください~ — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  33. 町勢要覧 26ページ(官公署・各種団体) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  34. 天塩炭砿鉄道 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  35. 三船殉難事件 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  36. 達布森林鉄道 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
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  38. おびら鰊番屋 — 北の道の駅(北海道地区「道の駅」連絡会) JA 閲覧日 2026-09-23
  39. 町勢要覧 1ページ(地勢・気象・人口) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  40. 小平蘂川 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  41. おびらしべ湖 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  42. 達布 平年値(年・月ごとの値) — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
  43. 達布 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) — 気象庁 JA 閲覧日 2026-09-23
  44. 海釣りスポット — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  45. Obira, Hokkaido — Wikipedia EN 閲覧日 2026-09-23
  46. 気象 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  47. 産業別就業人口 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  48. 町勢要覧 4ページ(社会教育施設・農業) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  49. 北海道観光入込客数調査報告書(R7 資料編:市町村別・月別観光入込客数) — 北海道 経済部観光局 JA 閲覧日 2026-09-23
  50. 町勢要覧 7ページ(財政) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  51. 移住・定住情報 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  52. グルメさんぽ 鬼鹿地区 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  53. グルメさんぽ 小平地区 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  54. 北海道小平町のふるさと納税 お礼の品ランキング — ふるさとチョイス(トラストバンク) JA 閲覧日 2026-09-23
  55. 北海道小平町|自治体・ふるさと納税情報 — ふるさとチョイス(トラストバンク) JA 閲覧日 2026-09-23
  56. 令和8年度 第41回 鰊番屋まつり — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  57. 小平町産業まつり — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  58. 松前神楽 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  59. 松前神楽 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  60. おびらふるさと塾 廃墟同然の状態から再生した旧花田家番屋 の開催について — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  61. 道の駅おびら鰊番屋 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  62. 文化交流センター — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  63. 写真撮影スポット — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  64. ゆったりかん — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  65. 望洋台キャンプ場【令和8年度営業終了のお知らせ】 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  66. 陶工房 おびら — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  67. 小平町B&G海洋センター — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  68. 小平パークゴルフ場 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  69. 鬼鹿パークゴルフ場 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  70. 臼谷海水浴場 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  71. ゆうゆうそう(夕遊創) — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  72. 道の駅 おびら鰊番屋 電気自動車急速充電器について — 北の道の駅 JA 閲覧日 2026-09-23
  73. 特急はぼろ号 時刻表(令和8年10月1日改正) — 沿岸バス JA 閲覧日 2026-09-23
  74. 道の駅を見る(道の駅一覧・地図) — 北の道の駅(北海道地区「道の駅」連絡会) JA 閲覧日 2026-09-23
  75. 小平町デマンドバス運行について(令和7年10月1日時刻表改正) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  76. 「群来る」ライドシェアを運行しています!(自家用有償旅客運送) — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  77. 留萌旭川線 時刻表 — 沿岸バス JA 閲覧日 2026-09-23
  78. 交通アクセス — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  79. ヒグマ出没に注意! — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  80. 小平市街地で熊の目撃情報 — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  81. 町内宿泊施設一覧 — 小平町(おびら観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  82. 小平町ヒグマゾーニング計画について — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23
  83. 達布地区国有林の入林手続きにおける小平町教育委員会を経由する取扱いの廃止について — 小平町 JA 閲覧日 2026-09-23