北海道 市町村ガイド

振興局

釧路総合振興局 Kushiro

北海道東部の太平洋側の玄関口。タンチョウがすむ日本最大の湿原が、漁業の港町・釧路と、阿寒湖・屈斜路湖・摩周湖という火山性のカルデラ湖との間に広がる。夏は冷涼で霧が多く、冬は乾燥して晴天が続く。地域の暮らしを支えるのは漁業、酪農、製紙、石炭、自然観光である。123

人口(2020年国勢調査)
222,613
面積
5,996.17 km²
所在地
釧路市
公式サイト
www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp

釧路総合振興局の市町村

基本情報

項目 内容
所在地 釧路市。振興局の庁舎は釧路市浦見2丁目2番54号にある。4
面積 5,996.17 km²(国土地理院、2026年4月1日)。釧路町厚岸町の境界の一部が未定のため、参考値である。5 2020年国勢調査の表では5,997.48 km²とされている。6 振興局は、東西約132 km、南北約100 kmの扇形の地域と説明している。北海道の面積の7.2%を占め、茨城県とほぼ同じ広さである。1
人口(2020年国勢調査、最新) 2020年国勢調査で222,613人。2015年から13,903人(5.9%)減少し、北海道の人口の約4.3%にあたる。6 2025年国勢調査の速報値は203,892人で8.4%の減少となり、北海道全体の減少率4.6%を上回った。7 北海道庁が公表する住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)の人口参考値では、2026年8月31日現在202,436人で、うち外国人住民は3,072人である。8 住民基本台帳人口では、1968年3月末の316,469人がピークである。1
市町村の内訳 8市町村:1市(釧路市)、6町、1村(鶴居村)。4
旧国名 釧路国。1869年8月15日に7郡で設置された。9 このうち5郡が現在の管内を構成する。1011
• 釧路郡:釧路町釧路市の中心部
• 阿寒郡:鶴居村と釧路市阿寒地区
• 白糠郡:白糠町と釧路市音別地区
• 川上郡:標茶町弟子屈町
• 厚岸郡:厚岸町浜中町
残る2郡は現存しない。網尻郡は1881年に北見国網走郡へ合併された。9 足寄郡の足寄村と陸別村は1948年に十勝支庁へ移管された。12
公式サイト https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/

市町村一覧

人口は2020年国勢調査の数値で、各市町村のファイルと同じ数値を用いている。6

市町村 種別 人口(2020年国勢調査) 主な特色
釧路市 市(振興局所在地) 165,077 2023年・2024年に水揚げ量日本一となった釧路港。釧路湿原と、マリモとアイヌコタンのある阿寒湖。炉端焼き、勝手丼、ザンギ、スパカツ、釧路ラーメン。幣舞橋からの夕日。国内唯一の稼働中の坑内掘り炭鉱13103
釧路町 19,105 釧路湿原を望む細岡展望台。郊外型商業施設が並ぶセチリ太地区。奇岩と難読地名が続く断崖の海岸。さおまえ昆布と仙鳳趾産の牡蠣。長ぐつアイスホッケー発祥の地10
厚岸町 8,892 ブランド牡蠣(カキえもん、弁天かき)。ラムサール条約湿地の厚岸湖・別寒辺牛湿原。約30万株のヒオウギアヤメが咲くあやめヶ原。幕府による蝦夷三官寺の一つ、国泰寺。道の駅厚岸グルメパーク10
浜中町 5,507 霧多布湿原。天然昆布と、地理的表示(GI)に登録された養殖うに。ハーゲンダッツのアイスクリームに使われる生乳。町出身の漫画家モンキー・パンチが生んだ「ルパン三世」1014
標茶町 7,230 乳牛約46,000頭を飼養する酪農地帯。塘路湖やコッタロ湿原を含む釧路湿原国立公園の約43%。多和平の展望台。現在は北海道遺産となっている明治期の集治監の建物1015
弟子屈町 6,955 摩周湖、屈斜路湖(日本最大のカルデラ湖)、アトサヌプリ火山。川湯温泉。町域の約65%が阿寒摩周国立公園。摩周そば。道の駅摩周温泉10
鶴居村 2,558 タンチョウ。最高品質の生乳と、受賞歴のあるナチュラルチーズ。「日本で最も美しい村」連合に加盟。2015〜2020年に人口が増加した管内唯一の市町村106
白糠町 7,289 シシャモ、ヤナギダコ、灯台つぶ。しそ焼酎「鍛高譚」の原料となる紫蘇。ウレシパチセと白糠アイヌミュージアム「ポコㇿ」で触れるアイヌ文化。道の駅しらぬか恋問館10
合計 222,613

2020年と2025年の国勢調査の間に、8市町村すべてで人口が6%を超えて減少した。減少率が最も大きかったのは厚岸町(11.6%)、弟子屈町(10.2%)、標茶町(9.9%)である。2015〜2020年に人口が増加していた鶴居村も6.2%減少した。7

地理・気候

  • 位置。 管内は北海道の東部に位置する。1

    • 東は丘陵地の多い根釧原野で根室振興局に、西は直別川で十勝に、北は千島火山帯の阿寒山系でオホーツクに接する。
    • 南は235 kmの太平洋岸で、「北太平洋シーサイドライン」としてPRされている。
    • 釧路川、阿寒川、庶路川をはじめ多くの河川によって土地が細かく分かれている。土壌の大部分は摩周系火山灰と泥炭である。
  • 森林。 森林面積は390,792 haで、管内面積の約65%を占める(国土地理院の総面積から算出)。主に阿寒山系を中心に分布する。国有林が47%、道有林が8%、民有林(私有林・市町村有林)が45%である。戦後に植林されたトドマツやカラマツは、現在伐採の時期を迎えている。3

  • 保護地域。 振興局によれば、2つの国立公園と1つの国定公園が管内の自然の中核である。両国立公園では区域の拡張に向けた動きがある。2

    公園 指定日 面積 管内の関係市町村
    阿寒摩周国立公園 1934年12月4日 91,413 ha 釧路市標茶町弟子屈町白糠町。このほかオホーツク・十勝・根室の7町にまたがる。16
    釧路湿原国立公園 1987年7月31日 28,788 ha 釧路市釧路町標茶町鶴居村17
    厚岸霧多布昆布森国定公園 2021年3月30日 陸域32,566 ha 釧路町厚岸町浜中町標茶町。1955年に道立自然公園として保護されたのが始まりである。18 振興局は面積を約41,000 haとし、道内で最も新しい自然公園としている。2
  • 釧路湿原。 日本最大の湿地である。観光協会によれば、東京23区がすっぽり収まる広さである。13 約6,000年前は海だった。19

  • ラムサール条約湿地。 管内には4か所ある。2

    • 釧路湿原:7,863 ha。釧路市釧路町標茶町鶴居村にまたがり、1980年6月17日に登録された。釧路市のファイルでは、1980年の当初登録面積を5,012 haとしている。
    • 厚岸湖・別寒辺牛湿原:厚岸町の5,277 haで、1993年6月10日に登録された。国内最大級のオオハクチョウの渡来地の一つである。
    • 霧多布湿原:浜中町の2,504 haで、1993年6月10日に登録された。
    • 阿寒湖:釧路市の1,318 haで、マリモの生育地である。2005年11月8日に登録された。
  • 湖沼。 面積は国土地理院の2026年の面積調による。5

    • 屈斜路湖(79.54 km²、弟子屈町)は国内で6番目に広い湖で、日本最大のカルデラ湖である。519
    • 厚岸湖(32.70 km²)は国内16番目、摩周湖(19.22 km²)は20番目の広さである。
    • 阿寒湖は13.25 km²、標茶町の塘路湖は6.27 km²である。
  • 火山。 釧路市の雌阿寒岳と弟子屈町のアトサヌプリは、気象庁が常時観測・監視を行う50の常時観測火山(うち道内9火山)に含まれている。15

  • 野生生物。 管内の自然は、タンチョウ、シマフクロウ、オオワシ、キタサンショウウオ、イトウなどの希少種のすみかとなっている。2

    • エゾシカの被害が問題となっている。2024年度の管内の農林業被害額は牧草を中心に約11億円にのぼり、同年度には管内で33,000頭を超えるエゾシカが捕獲された。2
  • 地震・津波。 振興局は、管内を全国有数の地震多発地帯としている。国が2020年4月に公表した日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震モデルでは、沿岸の一部で20 mを超える津波が発生するおそれがあるとされている。15

  • 気候。 春から夏にかけて「じり」と呼ばれる海霧が発生する。このため夏は冷涼で湿潤となり、天然の避暑地となるとともに、湿原の乾燥も防がれている。秋から冬は晴天で乾燥した寒い日が続き、年間日照時間は国内有数である。1

    • 沿岸部の釧路(気象庁平年値、1991〜2020年):年平均気温6.7 °C、1月−4.8 °C、8月18.2 °C。年間降水量は1,080.1 mm、日照時間は1,957.6時間で、降雪量はわずか127 cmである。霧日数は年間約97日で、うち7月が16日である。20
    • 内陸の弟子屈町川湯(1991〜2020年):年平均気温4.7 °C、1月−8.9 °C、8月18.2 °C。年間降雪量は505 cmである。21
    • 観測史上の極値。 釧路:33.5 °C(2022年7月31日)、−28.3 °C(1922年1月28日)。22 川湯:36.6 °C(2025年7月23日)、−34.0 °C(1978年2月25日)。23 各地の気候表は市町村のファイルを参照。

歴史

  • 場所の開設以前。 この地には数千年前から人々が暮らしてきた。管内の国指定史跡には次のものがある。15
    • いずれも釧路市にある春採台地竪穴群(1935年)、東釧路貝塚(1970年)、北斗遺跡(1977年)
    • 釧路市釧路町標茶町弟子屈町にあるアイヌの砦(チャシ)の跡、釧路川流域チャシ跡群(2015年)
  • 松前藩の場所。 松前藩はクスリ場所(現在の釧路)とアッケシ場所を開いた。9 アッケシ場所の開設は17世紀前半の寛永年間とされ、振興局は厚岸を東北海道で最も早く拓けた地としている。10
    • キイタップ場所(現在の浜中町)は1701年にアッケシ場所から分かれ、のちに再統合された。シラヌカ場所は1802年にクスリ場所に吸収された。9
    • 1669年のシャクシャインの戦いでは、この地域でも和人が殺害された。9
  • 幕府の直轄。9
    • 幕府は1799年に東蝦夷地を直轄地とした。1800年には伊能忠敬が沿岸を測量し、原半左衛門が幕府の警護組織である八王子千人同心の50人を率いてこの地に入植した。入植先については白糠町のファイルを参照。
    • 1804年、蝦夷三官寺の一つとして厚岸に国泰寺が創建された。振興局の北海道遺産のページも1804年としているが、15 厚岸町の紹介では1805年としている。10 寺跡(国泰寺跡)は1973年に国の史跡に指定された。15
    • 1821年にいったん松前藩領に戻ったのち、1855年に幕府が再び直轄とした。仙台藩が厚岸に陣屋を築いた。
    • 1857年、現在の白糠町で釧路炭田の開発が始まった。
  • 明治の行政。9
    • 1869年8月15日、7郡36村からなる釧路国が置かれた。
    • 1869年から1871年までは諸藩による分領支配が行われた。佐賀藩が釧路郡・川上郡・厚岸郡を、福山藩(当初は兵部省)が足寄郡・白糠郡・阿寒郡を、広島藩が網尻郡を支配した。
    • 1872年の調査では、釧路国の人口は1,734人であった。
    • 1881年に網尻郡が北見国へ移され、1882年には根室県の管轄となった。
  • 集治監(1885年)。 1885年、現在の標茶町に北海道集治監釧路分監の本館が建てられた。重罪人を隔離する監獄で、受刑者はアトサヌプリの硫黄鉱山で働き、北海道初期のインフラの一部を建設した。建物は現在、北海道遺産となっている。15
  • 支庁。 北海道の支庁制度は1872年に始まり、1910年に14支庁体制が形づくられた。1 釧路の主な歩みは次のとおりである。12
    • 1897年11月:釧路支庁が設置された。
    • 1922年8月:釧路国支庁に改称された。
    • 1948年10月20日:足寄村と陸別村が十勝支庁へ移管された。
    • 1957年4月1日:名称が釧路支庁に戻った。
  • 石炭・紙・魚。 振興局は、漁業・水産加工業、製紙業、大規模畜産業、観光業、商業を管内の主要産業に挙げている。3
    • 漁業生産量は1987年の159.5万t、生産額は1977年の916億円がピークであった。3
    • 住民基本台帳人口は1968年にピークを迎えた。その後、炭鉱の閉山によって人口が流出し、一時的な増加局面を除いて1983年以降減少が続いている。1
  • タンチョウの保護。 タンチョウは国内では絶滅したと考えられていたが、1924年、湿原の奥、現在の鶴居村のチルワツナイ川付近で十数羽が発見された。翌年、一帯は禁猟区に指定された。24
    • 1952年、「釧路の丹頂及び繁殖地」が国の特別天然記念物に指定された。同年に行われた北海道による初の調査では、わずか33羽しか確認されなかった。24
    • 冬季の給餌がタンチョウの回復を助けた。給餌は鶴居村幌呂の小学生たちが初めて成功させ、ほぼ同じ頃に阿寒でも山崎定次郎が成功した。北海道全体の確認数は2006年に初めて1,000羽を超えた。24
    • 2022年、国内で初めてタンチョウの高病原性鳥インフルエンザ感染が釧路市で確認された。タンチョウを分散させるため、鶴居村は2か所の主要な給餌場で給餌量を減らしている。24
  • 2005年の合併。 2005年10月11日、釧路市・阿寒町・音別町が合併した。25 白糠町は住民投票で合併が否決されたため、合併協議から離脱した。26 その結果、面積401.40 km²の音別地区は、白糠町を挟んで市の他の地域から離れた飛び地となっている。11 釧路町鶴居村が単独での存続を選んだ経緯は、それぞれのファイルを参照。
  • 2010年の再編。 2010年4月1日、北海道の14支庁は総合振興局または振興局となった。釧路支庁は、区域はそのままに釧路総合振興局となった。112
    • 新しい総合振興局・振興局を定めた条例では、当初、釧路に「道東総合振興局」を置き、根室振興局をその下部組織とする予定であった。「格下げ」への反発を受けて2009年3月に条例が改正され、釧路の名称が維持されるとともに、根室振興局にも法的に同等の地位が与えられた。12
    • 釧路総合振興局は現在も、広域で所管することが望ましい一部の業務を根室振興局の管内でも担うことができる。12
  • 近年。
    • 2024年12月、道東自動車道の阿寒IC〜釧路西IC間が開通し、釧路と札幌が高速道路で全線結ばれた。15
    • 1989年から運行してきた観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」は、車両の老朽化により引退する。定期運行は2026年10月4日で終了し、その後10月9日・10日にラストランが行われる。27

経済・地域の特産品

  • 産業構造。3
    • 太平洋沿岸には漁業・水産加工業と製紙業が、内陸には大規模な畜産業と国立公園を中心とする観光業があり、商業が管内を結びつけている。
    • 2020年国勢調査では、管内の就業者数は99,185人であった。第一次産業が8.2%(全道は6.7%)を占め、漁業だけでも3.4%(全道は1.2%)を占める。
    • 事業所数でも、漁業や宿泊業の占める割合が全道より高い。
  • 酪農。 2023年の農業産出額は892.4億円で、その90%以上を畜産が占める。3
    • 2024年には乳用牛約12.8万頭が飼養され、約52.3万tの生乳が生産された。肉用牛もホルスタイン種を中心に約4.6万頭が飼養されている。3

    • 生乳の約30%は、高速貨物船「ほくれん丸」などで毎日釧路港から関東方面へ送られている。3

    • 2024年の農協別の生乳受託量は次のとおりである。3

      • JA標茶:156,918 t(乳用牛42,094頭)
      • JAくしろ丹頂:108,208 t(同21,042頭)
      • JA浜中・浜中酪:95,322 t(同25,129頭)
      • JA釧路太田:65,617 t(同11,856頭)
      • JA摩周湖:56,020 t(同12,406頭)
      • JA阿寒:40,578 t(同9,832頭)

      各農協の管轄区域は市町村のファイルを参照。

    • 内陸部では馬鈴しょ、てん菜、そばも栽培され、冷涼な気候を生かして大根、ほうれん草、キャベツもつくられている。3

  • 漁業。 2024年度の管内の漁業生産量は19.4万t(全道の18%)、生産額は265億円(同9%)であった。3
    • これはピーク時の生産量の約13%、生産額の約29%にあたる。
    • 温暖化をはじめとする海洋環境の変化により、秋サケ、サンマ、イカの漁獲が減った一方、マイワシの漁獲は大幅に増えている。
    • 振興局は、スケトウダラ、ケガニ、シシャモの資源管理と、ウニやカキの栽培漁業を支援している。
    • 水揚げの大半は釧路港である。釧路港は2023年に32年ぶりに水揚げ量日本一となり、2024年も日本一であった。2025年は銚子港に次ぐ2位であった。13
  • 鉱工業・エネルギー。 2021年の経済センサスでは、事業所数は360、従業者数は7,613人、製造品出荷額等は約4,070億円であった。3
    • 業種別では、食料品製造業が45%、パルプ・紙・紙加工品製造業が17%、化学工業が13%、飲料・たばこ・飼料製造業が10%を占める。
    • 釧路市の釧路コールマインは国内唯一の坑内掘り炭鉱で、年間約20万tの石炭を生産している。2020年12月からは釧路火力発電所がこの石炭を燃料としている。炭鉱ではベトナム、中国、インドネシアからの研修生に採炭技術を指導している。
    • 日照時間の長さから大規模太陽光発電所が立地しているほか、地熱やバイオマスの事業もある。
  • 商業。 釧路市釧路町は、釧路・根室両管内の商業の中心である。3
    • 2021年の管内の卸売業・小売業は、事業所数2,235(全道の5.2%)、従業者数17,316人で、年間商品販売額は約6,399億円(同3.7%)であった。
    • 釧路の中心市街地では、郊外の商業施設に押されて多くの店舗が姿を消した。
  • 港湾。 釧路港の2024年の貨物取扱量は約1,359万tであった。15
    • 2011年5月に国際バルク戦略港湾に選定された。
    • 2019年3月には水深14 mの岸壁を備えた西港区のターミナルが供用を開始し、大型船が飼料穀物を積んで最初にこの港へ入港できるようになった。
  • 観光。 2025年度の管内の観光入込客数は748万人で、前年度比4.1%増、全道の4.8%を占めた。28
    • このうち道外客は235万人、宿泊客は131万人で、延べ宿泊数は153万人泊であった。
    • 月別では8月が最も多く(109万人)、1月が最も少なかった(289,300人)。
    • 外国人延べ宿泊者数は8.5%増の184,497人泊で、うち台湾が84,029人泊(46%)を占めた。28
    • 市町村別では、釧路市が445万人、白糠町が800,200人(83%増)、弟子屈町が760,900人、鶴居村が433,800人であった。28
    • 長期滞在者は過去最多で、2024年度は2,948人が延べ33,779日滞在した。3 釧路市の長期滞在事業は14年連続で道内1位となっている。10

地域の特産品。 振興局の食材旬カレンダーと市町村紹介には、管内の産品として次のものが挙げられている。310

特産品 主な産地 備考
サンマ、秋サケ、トキシラズ(春に獲れるサケ) 沿岸全域、特に釧路市 サンマは「くしろの秋の味覚代表」
カキ・アサリ 厚岸町釧路町 厚岸の「カキえもん」「弁天かき」は地域ブランド。仙鳳趾産の牡蠣は釧路町産
昆布・ウニ 浜中町釧路町 浜中町の養殖ウニ(「浜中養殖うに」)は2023年7月に地理的表示(GI)に登録された。釧路町の「さおまえ昆布」は、ミラノ万博で北海道から唯一「本場の本物」に選ばれた
シシャモ、ヤナギダコ、ツブ貝、毛ガニ 白糠町釧路市 シシャモは北海道の太平洋沿岸にしか生息しない。焼きツブは炉端の定番
牛乳・チーズ 鶴居村標茶町浜中町白糠町 鶴居村のナチュラルチーズは国内外の賞を受賞している。白糠町はイタリアンチーズをつくる。振興局は「くしろチーズ&スイーツフェア」を開催している
牛肉 釧路市標茶町弟子屈町 阿寒モルト牛、標茶町の「星空の黒牛」、弟子屈町のA4ランク以上の「摩周和牛」
摩周そば、摩周メロン、温泉熱マンゴー 弟子屈町 マンゴーやイチゴは温泉熱を利用して栽培されている
ほくげん大根 釧路町 みずみずしく甘いブランド大根
エゾシカ肉 管内全域 低カロリー・高タンパクの肉としてPRされている。3 道はエゾシカ肉処理施設の認証制度を運用し、多くの観光客が訪れる冬まつりの時期に合わせて「エゾシカフェア」を開いている2
紫蘇・しそ焼酎「鍛高譚」 白糠町 鍛高地区の紫蘇で、「鍛高ラムネ」や「しそ醤油」としても販売されている
地元の酒 厚岸町鶴居村弟子屈町釧路市 ウイスキー、クラフトビール、ワイン、日本酒。鶴居村では2022年8月からビールを醸造しており、弟子屈町はブドウ「山幸」からワイン「テシカ」を造っている
釧路のご当地グルメ 釧路市 和商市場の勝手丼、釧路ラーメン、鶏の唐揚げ「ザンギ」、スパカツ、緑色のそば。釧路ラーメンは北海道遺産である15

文化・祭り・アイヌ文化

祭り・イベント。 振興局の2026年の一覧から主な行事を挙げる。日付は例年のもので、今年の日程は各市町村のファイルか主催者に確認のこと。3

時期 行事 市町村
1月1日 多和平の初日の出を見る会 標茶町
2月上旬 くしろ冬まつり 釧路市
2月 凍結した阿寒湖で開かれる阿寒湖氷上フェスティバル ICE・愛す・阿寒「冬華美」(2月1日〜28日予定) 釧路市
2月上旬〜中旬 タンチョウフェスティバル 鶴居村
4月29日 阿寒湖水開き 釧路市
5月中旬 あっけし桜・牡蠣まつり、釧路町桜まつり、はまなか桜まつり 厚岸町釧路町浜中町
5月24日 くしろチューリップ&花フェア 釧路市
5月26日〜11月3日 阿寒湖の夜の散策「カムイルミナ」 釧路市
5月31日 しべちゃ馬フェス 標茶町
6月中旬〜下旬 あっけしあやめまつり、北のビーナス蕗まつり(6月21日、音別)、港in白糠大漁まつり(6月下旬) 厚岸町釧路市白糠町
7月上旬 厚岸港まつり・厚岸夏まつり、厚岸町民花火大会 厚岸町
7月11日〜12日 摩周の里 夏まつり 弟子屈町
7月下旬 くしろ霧フェスティバル(7月24日〜26日)、阿寒ふるさとまつり(7月19日)、つるい納涼まつり 釧路市鶴居村
8月7日〜9日 くしろ港まつり 釧路市
8月中旬〜下旬 鶴居村ふるさと仮装盆踊り花火大会、しべちゃ夏祭り・町民花火大会、港inしらぬか花火大会、くしろ市民北海盆踊り(8月19日)、JA摩周湖フェス(8月29日) 鶴居村標茶町白糠町釧路市弟子屈町
9月上旬〜中旬 釧路大漁どんぱく(9月12日〜13日)、ストリートフェスティバル「カミングパラダイス」、標茶町産業まつり 釧路市白糠町標茶町
9月 鶴居村ふるさとまつり(2026年の日程は鶴居村のファイルを参照) 鶴居村
10月上旬 きりたっぷ岬まつり、釧路町昆布森みなとまつり、阿寒湖のまりも祭り(10月8日〜10日) 浜中町釧路町釧路市
10月中旬 ぐるっと庶路ダム紅葉ウォーク 白糠町
11月中旬 あっけし牡蠣まつり 厚岸町

郷土芸能と指定文化財。

  • 郷土芸能。 くしろ蝦夷太鼓、厚岸かぐら、白糠駒踊りなどがある。15
    • 北海道くしろ蝦夷太鼓保存会は国立劇場で3度公演し、東京のサントリーホールで単独公演を行ったほか、海外公演も重ねている。
    • 太鼓団体として全国で初めて、地域文化功労者として文部科学大臣表彰を受けた。
  • 国指定の文化財には次のものがある。15
    • 厚岸町の正行寺本堂(重要文化財、1992年)と蝦夷三官寺国泰寺関係資料(2005年)
    • タンチョウと阿寒湖のマリモ(特別天然記念物、1952年3月29日)
    • 霧多布泥炭形成植物群落(浜中町、1922年)、春採湖のヒブナ生息地(釧路市、1937年)、大黒島海鳥繁殖地(厚岸町、1951年)、和琴ミンミンゼミ発生地(弟子屈町、1951年)、釧路湿原(1967年)。いずれも天然記念物
    • アイヌ古式舞踊(重要無形民俗文化財、1984年1月21日)。釧路市(阿寒を含む)、弟子屈町、白糠町の団体が保持している。ユネスコの無形文化遺産にも登録されている。10
  • 管内の北海道遺産15
    • 霧多布湿原(浜中町
    • 北海道集治監釧路分監(標茶町
    • 摩周湖(弟子屈町
    • 蝦夷三官寺(管内では厚岸の国泰寺、厚岸町
    • 釧路ラーメン
    • 旧鶴居村営軌道(鶴居村)を含む北海道の簡易軌道
  • スポーツ。 ウインタースポーツ、特にスケートとアイスホッケーが盛んである。冷涼な夏を求めて、全国からスポーツチームが合宿に訪れる。15
  • 国際交流。 振興局の姉妹・友好都市の一覧による。15
    • 釧路市は、バーナビー市(カナダ)、ホルムスク市(ロシア・サハリン州)と姉妹都市、スワード港(アラスカ)、ニューオーリンズ港と姉妹港の関係にあり、ペトロパブロフスク・カムチャツキー市とは港街友好都市である。2025年度にはバーナビー市との提携60周年を迎えた。
    • 厚岸町はオーストラリア・タスマニア州のクラレンス市と姉妹都市提携を結び、釧路町は台湾・花蓮県吉安郷と友好交流を行っている。
    • 白糠町は2017年7月、新北市烏来区と友好交流提携を結んだ。
    • 釧路湿原、厚岸湖・別寒辺牛湿原、霧多布湿原は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のハンター河口湿地と姉妹湿地の関係にある。

アイヌ文化。

  • 地名。 鶴居村を除くすべての市町村名はアイヌ語に由来する。ただし浜中町の名は和訳である。振興局の市町村紹介では、由来を次のように説明している。10

    • 釧路:クシュル(通路)、クッチャロ(湖の咽喉)、クスリ(薬、温泉のこと)
    • 厚岸:アツケウシイ(オヒョウニレの樹皮をはぐ所)
    • 浜中:オタノシケ(砂浜の真ん中)を意訳したもの
    • 標茶:シペッチャ(大きな川のほとり)
    • 弟子屈:テシカ・ガ(岩盤の上)
    • 白糠:シラリ・カ(磯の上)。波が磯を越えてしぶきが立つ様子に由来する
    • 鶴居は日本語で、「鶴のいる所」を意味する。

    由来の諸説は各市町村のファイルを参照。

  • 現在のコミュニティ。 北海道アイヌ協会には、管内に7つの地区協会がある。釧路、白糠、鶴居、弟子屈、厚岸、釧路町、阿寒の各アイヌ協会である。29

  • 阿寒湖。 阿寒湖アイヌコタンには約120人が暮らし、北海道有数のコタン(集落)となっている。30 観光協会は国内最大規模としている。13

    • 前田一歩園の3代目園主・前田光子が私有地を無償で貸与し、北海道各地からアイヌが移り住んだことで発展した。31
    • 阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」では、アイヌ古式舞踊、『阿寒ユーカラ「ロストカムイ」』、そして2024年4月からは「満月のリㇺセ」が上演されている。10
  • 弟子屈町。 屈斜路コタンアイヌ民族資料館では、屈斜路のコタンの道具や暮らしを紹介している。12月1日から4月9日までは休館する。10

  • 白糠町。 ウレシパチセ(「互いに育む家」)は、町のアイヌ三大祭をはじめとするアイヌの伝統文化の活動拠点である。10 和天別にある白糠アイヌミュージアム「ポコㇿ」には、精巧なコタンのジオラマ、再現されたチセ(家)、工芸品、衣装が展示されている。10

  • 標茶町。 塘路湖でのペカンペ(ヒシの実)採りや博物館「ニタイ・ト」については、標茶町のファイルを参照。

  • タンチョウ。 アイヌはタンチョウをサルルンカムイ(湿原の神)と呼ぶ。24

観光のみどころ

  • 3つのカルデラ湖。 阿寒摩周国立公園には、マリモとアイヌコタンのある阿寒湖、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖、澄んだ水で名高い摩周湖がある。いずれも火山活動でできたカルデラの上にあり、一帯は北海道有数の温泉地である。1913

    • 屈斜路湖の砂湯では、砂を掘ると温かい湯が湧き出る。10
    • 屈斜路湖から流れ出る釧路川の上流部は原始河川に近い姿を保っており、カヌーツアーが人気である。10
    • 釧路市(阿寒)と弟子屈町のファイルを参照。
  • 釧路湿原。 湿原の周囲にはビジターセンターや展望施設が点在する。2

    • 釧路市湿原展望台(釧路市
    • 細岡ビジターズラウンジ(釧路町)。湿原に沈む夕日で知られる細岡展望台に隣接する10
    • 塘路湖エコミュージアムセンター(標茶町
    • 温根内ビジターセンター(鶴居村

    標茶町のコッタロ湿原では、最も手つかずの湿原の姿を見ることができる。10 「くしろ湿原ノロッコ号」は2026年10月9日・10日にラストランを迎える。27 冬には「SL冬の湿原号」も湿原を走る。15

  • タンチョウ。 阿寒(釧路市)と鶴居村の冬の給餌場が主な観察地である。2

    • 阿寒国際ツルセンター「グルス」はタンチョウの調査・研究を行っており、冬には野生のタンチョウが餌を求めて分館に飛来する。32
    • 鶴居村では、鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリが管内の自然施設の一つとなっている。2 音羽橋の下を流れる川は真冬でも凍らないため、タンチョウのねぐらとなる。早朝、餌場へ飛び立つ前のタンチョウを見ようと、世界中から写真家が赤い橋の上に集まる。33 鶴見台については鶴居村のファイルを参照。
    • 夏には、国定公園内を含む湿原や湖沼でタンチョウが営巣する。18
  • 太平洋岸。 国定公園は、釧路町の昆布森の海食崖から厚岸湖を経て、浜中町の霧多布まで続く。18

    • 見どころは尻羽岬、愛冠岬、あやめヶ原のヒオウギアヤメ、霧多布湿原を望む琵琶瀬展望台、霧多布岬である。1810
    • 6月から10月の昆布漁の出漁日には、朝の定刻に浜中町の漁船が一斉に沖へ向かう。10
  • 釧路の街。 和商市場の勝手丼と炉端焼きが、食の目玉である。10 幣舞橋からの夕日は、1960年代に外国船の船乗りたちによって、バリ、マニラと並ぶ「世界三大夕日」と称されたといわれる。10

  • 花。 振興局の花ガイドによる。3

    • 4〜5月:釧路湿原と霧多布湿原のミズバショウ
    • 5月:子野日公園(厚岸町)と別保公園(釧路町)のエゾヤマザクラ、鶴ヶ岱公園(釧路市)のチューリップ
    • 6〜7月:釧路湿原とあやめヶ原のヒオウギアヤメ、アトサヌプリのイソツツジ(白ツツジ)
    • 6〜8月:恋問海岸(白糠町)のハマナス
    • 7〜8月:霧多布湿原と釧路湿原のゼンテイカ(エゾカンゾウ)
    • 8〜9月:屈斜路湖周辺のヒマワリ
    • 9〜10月:厚岸湖岸の赤いアッケシソウ
  • ロングトレイル。 2024年度に開通した「北海道東トレイル」は国内最長級のトレイルで、阿寒摩周、釧路湿原、知床の各国立公園を結ぶ。2

モデルルート

  1. カルデラ湖とアイヌ文化(2〜3日、5〜10月)
    • 釧路から「マリモ国道」と呼ばれる国道240号を北上し、道の駅阿寒丹頂の里と阿寒国際ツルセンターへ。32
    • 阿寒湖に泊まり、アイヌコタンを訪れて、夜はイコㇿで公演を鑑賞する。公演時間は釧路市のファイルを参照。
    • 弟子屈町へ移動する。摩周湖の霧の状況をスタッフがリアルタイムで確認している道の駅摩周温泉に立ち寄り、34 摩周湖、アトサヌプリ、川湯温泉を巡る。
    • 最後は屈斜路湖の砂湯と屈斜路コタンアイヌ民族資料館(12月〜4月上旬は休館)へ。または釧路川を下るカヌーツアーに参加する。10
    • 車がない場合は、たんちょう釧路空港から阿寒湖まで阿寒エアポートライナーが運行している。2026年の時刻表では、空港発10:00、阿寒湖バスセンター着11:15である。35
  2. タンチョウと冬の湿原(2日、1〜3月)
    • 釧路市では、釧路市湿原展望台から始める。
    • 鶴居村では、早朝に音羽橋の下の川のねぐらでタンチョウを見て、33 その後給餌場を訪れる。宿泊は村内に3軒あるホテルで。いずれも100%源泉かけ流しのモール温泉である。36
    • 北海道唯一のSL列車「SL冬の湿原号」に乗る。冬季のみ釧路〜標茶町間を走るため、事前に運転日を確認のこと。37
    • 締めくくりは釧路町の細岡で夕日を見る。10 秋から冬は晴天の日が続く。1
  3. 太平洋岸を東へ(2〜3日、6〜10月)
    • 白糠町の道の駅しらぬか恋問館(サウナとRVパークがある)から出発し、ウレシパチセを訪れる。10
    • 釧路市では和商市場で勝手丼を味わい、幣舞橋で夕日を眺める。10
    • 釧路町の難読地名が続く海岸を、道道142号でドライブする。10
    • 厚岸町では道の駅厚岸グルメパークで牡蠣を味わい、愛冠岬と国泰寺を訪れる。あやめヶ原のヒオウギアヤメは6〜7月に咲き、3 町のあやめまつりは6月中旬〜下旬にここで開かれる。10
    • 浜中町では琵琶瀬展望台から霧多布湿原を眺め、霧多布岬を訪れる。18 その後、国道44号で根室振興局へ向かう。

道の駅

北海道の公式一覧では、管内の道の駅は4駅で、北海道の登録番号は4、11、16、30である。38 釧路町浜中町標茶町鶴居村には道の駅がない。これら4町村のファイルに、最寄りの道の駅や地元の休憩施設を載せている。営業時間は季節によって変わるため、出かける前に公式ページか市町村のファイルで確認のこと。

道の駅 市町村 主な特徴
道の駅阿寒丹頂の里 釧路市(阿寒) 阿寒町上阿寒23線36番地1。「マリモ国道」と呼ばれる国道240号沿いにあり、北に阿寒摩周国立公園、東に釧路湿原を控える。地元産のカラマツ材を使ったインフォメーションセンター「クレインズテラス」は2016年11月12日にオープンし、観光コンシェルジュが常駐する。特産品販売所「阿寒マルシェ」では地元の肉、魚、野菜、菓子を販売し、エゾシカバーガーやソフトクリームのテイクアウトもある。敷地内には温泉宿泊施設「赤いベレー」(日帰り入浴10:00〜22:00)、キャンプ場、炭砿と鉄道館、釧路湿原美術館がある。近くには阿寒国際ツルセンター「グルス」がある。振興局は道内最大級の道の駅としており、RVパークもあるとしている。10 駐車場は普通車251台、大型車19台。開館時間は9:00〜18:00(5〜9月)、9:00〜17:00(10〜4月)で、定休日はない。1996年4月16日登録(登録番号30)。3238
道の駅厚岸グルメパーク 厚岸町 住の江2丁目2番地、国道44号沿い。建物「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」10からは厚岸湖と厚岸湾を見渡せる。厚岸の牡蠣を主役とする道の駅である。70品以上をそろえて全国発送にも対応する魚介市場と、そこで買った食材を焼ける炭火焼きコーナー「炭焼 炙屋」があり、「バケツ牡蠣」も味わえる。「レストラン エスカル」では「かきぶた合戦丼」を、「オイスターバール ピトレスク」では生牡蠣と厚岸ウイスキーの組み合わせを楽しめる。駐車場は普通車100台、大型車4台、二輪車43台。開館時間は9:00〜18:00(4月)、9:00〜19:00(5〜9月)、10:00〜18:00(10〜3月)。月曜日(祝日の場合は翌火曜日)と12月27日〜1月2日は休館。1994年4月26日登録(登録番号16)。39
道の駅摩周温泉 弟子屈町 湯の島3丁目5番5号。国道241号沿いで、国道241号・243号・391号の合流地点付近にあり、摩周温泉の入口、摩周湖から約11 kmに位置する。スタッフが摩周湖の展望台と連絡を取り合い、晴れの日も霧の日も、その日のおすすめの行き先を案内する。無料の源泉かけ流しの足湯、ドッグラン、24時間利用できるトイレがある。売店では摩周八割そば、「摩周ルビー」いちごの生キャラメル、大鵬せんべい、温泉熱ハウスで育てた葉物野菜を販売している。テイクアウトコーナーではエゾシカバーガーや地元産牛乳のジェラートを提供する。駐車場は普通車66台、大型車9台、身障者用3台。開館時間は9:00〜18:00(5〜10月)、9:00〜17:00(11〜4月)。12月30日〜1月3日は休館。1993年4月22日登録(登録番号11)。3438
道の駅しらぬか恋問館(「しらぬか恋問」とも) 白糠町 恋問3丁目2番1、恋問海岸に面した国道38号沿い。2025年4月29日に新しい建物で再オープンし、RVパーク、サウナ、コインランドリーを備える。2階の展望デッキからは、映画のロケ地にもなった恋問海岸を一望できる。4010 本館と直売店は9:00〜19:00、飲食店は10:00〜19:00(ラストオーダー18:30)で、テナントごとに定休日がある。12月30日〜1月3日は休館だが、トイレとスタンプは24時間利用できる。駐車場は普通車169台、大型車25台で、EV充電器が2台ある。1993年4月22日登録(登録番号4)。40

アクセス・交通

  • 空路。 釧路市のたんちょう釧路空港が管内唯一の空港である。15
    • 1961年7月に1,200 mの滑走路で供用を開始し、2000年11月に滑走路が2,500 mに延長された。15
    • JAL、ANA、AIRDOが就航している。2026年4月現在の路線は東京(羽田)、札幌(丘珠)、新千歳である。ピーチ・アビエーションが関西線を季節運航している。振興局によれば、2026年7月〜8月に大韓航空の仁川とのチャーター便が予定されており、国際線の就航は2年半ぶりとなる。15
    • 所要時間は札幌から約45分、東京から約1時間50分、名古屋・大阪から約2時間である。1
    • 空港からは釧路駅と阿寒湖へバスが運行している。35
    • 弟子屈町標茶町へは、根室中標津空港や女満別空港も利用できる。所要時間はそれぞれのファイルを、根室中標津空港については中標津町のファイルを参照。
  • 鉄道。15
    • JR根室本線は、滝川・帯広方面から白糠町、釧路市、釧路町、厚岸町、浜中町を経て根室に至る。
    • 特急「おおぞら」が石勝線経由で釧路と札幌を結び、最速約4時間である。
    • 釧路以東は「花咲線」の愛称で呼ばれ、車窓から太平洋や別寒辺牛湿原を望める。釧路〜根室間は約2時間20分。1
    • JR釧網本線は釧路から釧路町、標茶町、弟子屈町を経て網走に至り、所要約3時間である。1
  • 道路。15
    • 国道38号と44号が海岸沿いを走り、国道241号と243号が管内北部を横断する。
    • 2024年12月以降、道東自動車道は札幌から釧路西ICまで全線つながっている。釧路西IC〜釧路別保IC間(2019年3月開通)は、名称が「釧路外環状道路」から「道東自動車道」に変更された。
    • 札幌〜釧路間は高速道路経由で約4時間12分。1
    • 釧路からの道路距離は、札幌まで約330 km、帯広まで約120 km、根室まで約125 km、網走まで約150 kmである。1
  • 海路。 釧路港東港区には2011年6月から耐震旅客船ターミナルがある。15 クルーズ船の寄港は、観光入込客数が増えている理由の一つである。3 管内にはほかに霧多布港と11の漁港がある。15
  • 域内の移動。 釧路市街地の外では、車での移動が現実的である。路上のエゾシカに注意が必要で、2024年度には管内で33,000頭を超えるシカが捕獲された。2 冬は乾燥して晴天が多い。1 沿岸部の釧路の年間降雪量はわずか127 cmだが、内陸の川湯では約505 cmに達する。2021 地元のバス路線は各市町村のファイルを参照。

出典

本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです

  1. 令和8年度「釧路管内の現況」1(表紙・目次・くしろのあらまし) (PDF) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  2. 令和8年度「釧路管内の現況」3(くしろの自然) (PDF) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  3. 令和8年度「釧路管内の現況」4(くしろの産業) (PDF) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  4. 14総合振興局・振興局 — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  5. 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点) — Geospatial Information Authority of Japan JA 閲覧日 2026-09-23
  6. 令和2年国勢調査 第1表 男女別人口、面積、人口密度及び世帯数(道、市部、町村部、振興局、市区町村) — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
  7. 令和7年国勢調査速報 北海道の人口・世帯数(令和8年5月29日) — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
  8. 住基ネットにおける人口【参考値】(令和8年8月31日現在) (XLSX) — Hokkaido Government, Municipal Affairs Division JA 閲覧日 2026-09-23
  9. 釧路国 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  10. 令和8年度「釧路管内の現況」2(くしろの市町村) (PDF) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  11. 釧路市 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  12. 釧路総合振興局 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  13. 釧路市ってこんなところ — Kushiro Tourism & Convention Association / Akan Tourism Association (釧路・阿寒湖観光公式サイト) JA 閲覧日 2026-09-23
  14. 釧路のまち(釧路管内の市町村) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  15. 令和8年度「釧路管内の現況」5(くしろの暮らし) (PDF) — Hokkaido Kushiro General Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  16. 概要・計画書_阿寒摩周国立公園 — Ministry of the Environment JA 閲覧日 2026-09-23
  17. 概要・計画書_釧路湿原国立公園 — Ministry of the Environment JA 閲覧日 2026-09-23
  18. 厚岸霧多布昆布森国定公園 — Hokkaido Government, Department of Environment and Lifestyle JA 閲覧日 2026-09-23
  19. 釧路だけ!異なる生態系を持つ2つの国立公園 — Kushiro Tourism & Convention Association / Akan Tourism Association (釧路・阿寒湖観光公式サイト) JA 閲覧日 2026-09-23
  20. 釧路 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  21. 川湯 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  22. 釧路 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  23. 川湯 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  24. タンチョウ再発見100年の歩み — 鶴居村トラベルガイド (NPO法人美しい村・鶴居村観光協会・鶴居村商工会) JA 閲覧日 2026-09-23
  25. 釧路市のあらまし — Kushiro City JA 閲覧日 2026-09-23
  26. 白糠町 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  27. ~37年間の感謝を込めて~「くしろ湿原ノロッコ号」ラストランを実施します! (PDF) — JR Hokkaido Kushiro Branch JA 閲覧日 2026-09-23
  28. 北海道観光入込客数調査報告書(R7_資料編) (XLSM) — Hokkaido Government, Tourism Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  29. 各地区アイヌ協会一覧 — Hokkaido Ainu Association (公益社団法人北海道アイヌ協会) JA 閲覧日 2026-09-23
  30. 阿寒湖アイヌコタン(トップページ) — Akan Ainu Kotan (阿寒湖アイヌコタン) JA 閲覧日 2026-09-23
  31. 阿寒湖アイヌコタンについて — Akan Ainu Kotan (阿寒湖アイヌコタン) JA 閲覧日 2026-09-23
  32. 阿寒丹頂の里 — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23
  33. 音羽橋 — 鶴居村トラベルガイド (NPO法人美しい村・鶴居村観光協会・鶴居村商工会) JA 閲覧日 2026-09-23
  34. 摩周温泉 — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23
  35. 空港連絡バス — Akan Bus (阿寒バス) JA 閲覧日 2026-09-23
  36. タンチョウ鶴居村温泉 — 鶴居村トラベルガイド (NPO法人美しい村・鶴居村観光協会・鶴居村商工会) JA 閲覧日 2026-09-23
  37. SL冬の湿原号|列車ガイド — JR Hokkaido JA 閲覧日 2026-09-23
  38. 道の駅 住所等一覧 — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23
  39. 厚岸グルメパーク — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23
  40. しらぬか恋問館 — 北の道の駅 (Hokkaido Michi-no-Eki official site) JA 閲覧日 2026-09-23