北海道 市町村ガイド

振興局

檜山振興局 Hiyama

檜山は北海道南西部、渡島半島の日本海側と奥尻島からなる地域である。北海道の14の総合振興局・振興局のうち最も面積が小さく、渡島管内の細長い一帯によって二つに分断されている。1 中世には本州からの和人の定住がいち早く根付き、のちにはニシン漁と北前船交易によって江差が栄えた。1 現在は漁港、農業が営まれる谷、海食崖、夕日の地域であり、人口の減少はほかのどの振興局よりも急速である。2

人口(2020年国勢調査)
33,609
面積
2,630.3 km²
所在地
江差町
公式サイト
www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp

檜山振興局の市町村

基本情報

項目 内容
振興局所在地 江差町。振興局の庁舎は檜山合同庁舎(檜山郡江差町字陣屋町336-3)にある。3 江差町には国の出先機関も置かれ、管内の行政の中心となっている。4
面積 2,630.30 km²(国土地理院、2026年4月1日)。5 北海道の3.1%にあたる。14の総合振興局・振興局の中で最も小さく、佐賀県よりやや大きい。1
人口 2020年国勢調査で33,609人(男性15,981人、女性17,628人)。2015年の37,870人から11.3%減少した。檜山は14の総合振興局・振興局の中で人口が最も少なく、減少率も最も大きかった。65歳以上の割合は42.8%であった。6 2025年国勢調査の速報値は28,766人で、さらに14.4%減少した。これも道内で最も大きな減少率であり、北海道全体の減少率は4.6%であった。2 住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)による2026年8月31日現在の参考値は28,831人で、うち外国人住民は315人である。7 振興局の2026年版概況には「令和2年国勢調査」と表記された人口ピラミッドが載っているが、その合計は34,780人となる。本項目では北海道統計課の国勢調査統計表の数値を用いている。1
市町村の種別 7町で、市と村はない。7町は5郡に属する:檜山郡(江差町・上ノ国町・厚沢部町)、爾志郡(乙部町)、奥尻郡(奥尻町)、瀬棚郡(今金町)、久遠郡(せたな町)。檜山は市のない振興局の一つである。3
旧国名 2国。檜山郡・爾志郡の南部4町は渡島国に、奥尻郡・瀬棚郡・久遠郡の奥尻町・今金町・せたな町は後志国に属した。3 後志国は1869年9月20日に設置された。設置当初の郡のうち、久遠郡・奥尻郡・太櫓郡・瀬棚郡の4郡が現在の檜山にある。8
公式サイト https://www.hiyama.pref.hokkaido.lg.jp/ (北海道檜山振興局)

市町村一覧

市町村 種別 人口(2020年国勢調査) 主な特色
江差町(えさしちょう) 7,428 振興局の所在地。ニシン漁と北前船で栄えた港町。そのストーリー「江差の五月は江戸にもない」は北海道初の日本遺産に認定された。民謡「江差追分」と姥神大神宮渡御祭(8月9日〜11日)の町でもある。かもめ島ではグランピングができる。41 宗谷管内の枝幸町(えさしちょう)とは別の町である。枝幸町(宗谷)を参照。
上ノ国町(かみのくにちょう) 4,306 中世には日本海北方交易の拠点であった。国指定史跡「上之国館跡」(花沢館跡・洲崎館跡・勝山館跡)や上國寺がある。ヒラメ、アワビ、さやえんどう、ワイナリーで知られる。49
厚沢部町(あっさぶちょう) 3,592 「じゃがいもメークイン発祥の地」「素敵な過疎のまち」を掲げる農業の町。館城跡、ヒバの森、焼酎「喜多里」がある。道の駅は2026年10月8日に新施設で再開する予定である。410
乙部町(おとべちょう) 3,403 白い断崖「シラフラ」、館の岬と鮪の岬、元和台の「海のプール」、樹齢500年を超える桂の巨木「縁桂」がある。黒千石大豆、ゆり根の菓子、クラフトビールで知られる。4 箱館戦争では新政府軍がこの海岸に上陸した。1
奥尻町(おくしりちょう) 2,410 江差町の北西約61kmにある島の町。ウニとアワビ、奥尻ワイン、なべつる岩、神威脇温泉からの夕日、1993年の地震を伝える奥尻島津波館がある。4
今金町(いまかねちょう) 5,072 後志利別川沿いの内陸の農業の町。後志利別川は日本一の清流に最も多く選ばれた川である。今金男しゃく(GI)、旧石器時代のピリカ遺跡、美利河ダム、クアプラザピリカの温泉・キャンプ場・スキー場がある。4
せたな町(せたなちょう) 7,398 北海道本土最西端の町で、管内で面積が最も大きい。2005年9月に3町の合併で誕生した。三本杉岩などの奇岩、多数の風車、そして振興局が北海道最古の山岳霊場とする太田神社がある。太田神社の参道は日本一険しいといわれる。4 せたな町と江差町の人口は拮抗しており、2020年国勢調査では江差町がわずかに多く、2025年の速報値ではせたな町が多い。62
檜山計 33,609 6

地理・気候

  • 飛び地状の地域 檜山は渡島半島の日本海側に位置する。渡島管内の八雲町熊石地区によって、三つの部分に分かれている。1
  • 海岸 7町のうち5町が日本海に面し、厚沢部町と今金町は内陸にある。海岸には切り立った断崖や奇岩が続く。夏の海は穏やかで澄みわたり、そこに沈む夕日は地域を代表する景観である。1
  • 奥尻島 東西11km、南北27kmで、海岸線は約84kmである。江差町の北西約61km、せたな町の南西約42kmに位置する。本土で最も近いのは旧大成町(現せたな町)で、約17km離れている。11(振興局の概況では、島はせたな町の沖27kmにあるとしている。)4
  • 山と川 せたな町の狩場山は道南の最高峰である。124 北部では後志利別川が今金町とせたな町を西へ流れる。同川は、国による「水質が最も良好な河川」に、ほかのどの川よりも多く選ばれている。4 南部では厚沢部川と天の川が肥沃な農業地帯の谷を潤している。1
  • 森林 森林面積は215,758haで、土地の82%を占める。その内訳は国有林61%、道有林11%、一般民有林28%である。スギ、ヒバ(ヒノキアスナロ)、ブナなど道南特有の樹種が生育している。9 檜山は本州と北海道の樹木が混じり合う地域で、スギの北限、トドマツの南限となっている。1
  • 地名の由来 地域名は、厚沢部川流域から天の川流域にかけて広がるヒバの森に由来する。地元ではヒバを「ひのき」(檜)と呼んでいたため、松前藩はこの地域を「檜山」(ひのきの山)と呼んだ。13
  • 自然公園 二つの道立自然公園が檜山の約10%を占める。1
    • 檜山道立自然公園(1960年4月20日指定、17,073ha)。江差町のかもめ島や奥尻島全域を含む。124 奥尻町の項目では、町の数値に基づき公園の面積を17,013haとしている。
    • 狩場茂津多道立自然公園(1972年6月23日指定、22,647ha)。せたな町の海岸にある三本杉岩を含み、後志管内の島牧村にまたがる。12
    • 海岸部では、強風と波浪によって奇岩や変化に富んだ海岸線が形づくられている。12
  • 野生生物 かもめ島は131種の野鳥が記録されている探鳥地である。ヒグマは多く生息している。出没件数は2024年度の166件から、2025年度には691件(2025年12月末までの速報値)に急増した。12

気候 檜山は北海道としては比較的温暖で、雪も比較的少ない。日本海側気候に属する。春は晴れる日が多いが、5月から8月は道央に比べて雨が多く日照が少なく、冬は風を伴う雪が多い。14 海岸部と内陸の谷とでは差が大きく、内陸の今金と鶉の観測所では江差の2倍を超える降雪がある。気象庁の平年値(1991〜2020年。奥尻は2000〜2020年)は次のとおりである。

観測所 年平均気温 1月 8月 降水量 降雪量
江差 10.3 °C −0.6 °C 22.6 °C 1,230.7 mm 219 cm15
奥尻 10.3 °C −0.4 °C 22.5 °C 920.1 mm 観測なし16
せたな 9.1 °C −1.9 °C 21.4 °C 1,070.7 mm 観測なし17
鶉(厚沢部町 8.2 °C −3.7 °C 21.2 °C 1,357.8 mm 586 cm18
今金 8.1 °C −3.6 °C 21.1 °C 1,336.7 mm 611 cm19
  •  海岸部は風が強い。江差の平均風速は4.7m/sで、西北西の風が多い。15 奥尻は6.4m/sである。16 2025年の江差の平均風速は4.6m/sで、札幌は3.3m/sであった。同年の降雪量は江差が155cm、札幌が407cmであった。1

歴史

先史時代

  • 今金町のピリカ遺跡 ピリカ遺跡は旧石器時代の遺跡で、国指定史跡である(1994年4月26日指定)。美利河1遺跡の出土品は1991年6月21日に重要文化財に指定された。204 出土品は入館無料のピリカ旧石器文化館で展示されている。21
  • 奥尻島 奥尻島津波館の考古展示室では、縄文時代早期からオホーツク文化期・擦文時代に至る島内の出土品を展示している。22

中世の和人の定住

  • 最初の定住者 振興局によれば、和人による本格的な開発は1189年に始まった。この年、源頼朝が奥州を制圧すると、藤原泰衡の一族が北海道へ逃れてきた。このため檜山は道内でも極めて古い歴史をもつ。1
  • コシャマインの戦い 1456年に和人とアイヌの間で戦いが起こった。1457年、武田信広がこの蜂起を平定した。信広は、道南十二館の一つである花沢館の館主・蠣崎季繁の客将であった。信広はのちに蠣崎家を継ぎ、松前氏の祖とされている。1
  • 勝山館 1470年頃、信広は上ノ国町の天の川流域に、日本海北方交易の拠点として勝山館を築いた。1 発掘調査では多くの住居跡や出土品が見つかり、アイヌの骨角器や、和人墓に隣接するアイヌ墓も確認された。これらは中世における和人とアイヌの共生の証とされている。1
  • 松前への改姓 1599年、5代目の慶広が姓を蠣崎から松前に改めた。1

松前藩とニシン漁の時代

  • 檜山奉行 その設置年は資料によって異なる。
    • 日本語版ウィキペディアは、松前藩が1673年に江差で檜山の山林を開き、檜山奉行を置いたとしている。13
    • 振興局によれば、1678年に松前氏が上ノ国にあった檜山奉行所を江差に移し、ヒバの伐採と植林を行った。振興局はこれを管内における公的機関設置の始まりとしている。1
  • 金山 江戸時代前期、松前藩は今金町の後志利別川上流で大規模な金山開発を行った。国内最大規模であったとされる。砂金採掘の跡は14km以上にわたって続き、源流域にはカニカン岳金山跡がある。1
  • ニシンと北前船 江戸時代後期から明治中期にかけて、ニシンの豊漁によって沿岸は栄えた。「江差の五月は江戸にもない」といわれたほどである。北前船が盛んに往来し、京都など関西方面の文化をもたらした。1 江差のニシンの町は、日本遺産ストーリーNo.038の題材となっている。23

箱館戦争(1868〜69年)

  • 館城 厚沢部町は館城を「日本最後の和式築城」としている。落城の際に焼失した。24 館城は1868年に松前藩が新たな本拠として築いた城である。藩主は明治元年11月3日に入城したが、同月15日に旧幕府軍に攻め落とされた(1868年12月)。25 松前町の福山城跡とともに、国指定史跡「松前氏城跡」を構成している。福山城跡は1935年に指定され、館城跡はのちに追加された。振興局の一覧では2002年9月20日としており、これは同史跡に対する数回の追加指定の一つである。2520
  • 開陽丸 旧幕府のオランダ製軍艦・開陽丸は、松前を攻略したのち江差へ進軍する土方歳三の部隊を支援していた。明治元年11月15日(1868年12月)、吹雪のなか江差沖で座礁し、沈没した。1975年からの海底発掘調査で32,905点の遺物が引き揚げられ、1990年4月には実物大の復元船が完成した。26
  • 乙部上陸 1869年春、新政府軍は反攻にあたって乙部町の海岸に上陸した。戦争は五稜郭の開城によって終結した。1

国から振興局へ

  • 1869年 1869年9月20日、後志国が設置された。8
  • 1872年 開拓使函館支庁の所属となり、江差に戸長役場が置かれた。1
  • 1897年 北海道庁の官制改正によって従来の郡役所が廃止され、江差に檜山支庁が置かれた。1
  • 入植者 1891年10月、丹羽五郎は福島県猪苗代の千里村から開拓移民12戸を募集した。一行は1892年3月21日、のちに1902年に東瀬棚村となり、現在はせたな町の一部である土地に到着した。1902年には会津から30戸、宮城から25戸の団体が続いた。27 東瀬棚村と太櫓村は1955年に合併して北檜山町となった。1 日本初の公許女医である荻野吟子は、1894年6月にインマヌエルの入植地へ移り住んだ(今金町を参照)。1897年に瀬棚で医院を開業し、1903〜1905年に離れた時期を除いて、1908年12月に東京へ戻るまで瀬棚で暮らした。28
  • 鉄道 1932年に瀬棚線が、1936年に江差線が全線開通した。1 いずれも現在は廃止されている。3
  • 町制施行 振興局の年表による町制施行の年は、瀬棚1919年、今金1947年、熊石1962年、厚沢部1963年、乙部1965年、奥尻と大成1966年、上ノ国1967年である。1 瀬棚について日本語版ウィキペディアは、1919年を一級町村制施行の年とし、町制施行を1921年1月1日としている。29
  • 奥尻との交通 1967年に江差・奥尻間のフェリーが就航し、1974年に奥尻・函館間の航空路が、1977年に瀬棚・奥尻間のフェリーが開設された。1

地震、合併、組織再編

  • 1993年 1993年7月12日の北海道南西沖地震では、檜山地域で死者・行方不明者219人を出し、その大半は奥尻町であった。12 奥尻島津波館は、この災害と復興の歩みを伝えている。22
  • 2005年 2005年9月、大成町・瀬棚町・北檜山町が合併してせたな町が誕生した。4 同じ年、熊石町が八雲町と合併して渡島管内に移った。13 これにより檜山は二つに分かれた。
  • 2008〜2010年の再編
    • 2008年6月、北海道議会は14の支庁を9地域に再編する条例を可決した。この計画では、檜山は新設の道南総合振興局の下に置かれることになっていた。30
    • 2009年3月31日の条例改正により、比較的小規模な「振興局」にも総合振興局と同じ法的な位置づけが与えられた。また、広域で行うのが適した事務は、隣接する総合振興局が担えるようになった。30
    • 2010年4月1日、檜山支庁は檜山振興局となった。13 広域的な事務については、渡島総合振興局が渡島・檜山の全域を所管している。31
  • 2014〜2021年
    • 2014年:JR江差線(木古内〜江差間)が廃止された。1
    • 2016年:北海道新幹線が新青森〜新函館北斗間で開業した。1
    • 2019年:奥尻〜瀬棚間のフェリーが休止された。1
    • 2021年:奥尻と札幌の丘珠空港を結ぶ便が就航した。1
    • 2021年6月6日、乙部町館浦で岩盤崩落が起こり、国道229号が通行止めとなった。現在も通行止めが続いている(「アクセス・交通」を参照)。323334
  • エネルギー 厚沢部町と奥尻町が国の脱炭素先行地域に選定された。1 2025年7月には、国が再エネ海域利用法に基づき、檜山沖を洋上風力発電の「促進区域」に指定した。12

経済・地域の特産品

  • 就業 2020年国勢調査による檜山の就業者は16,462人である。1
    • 第一次産業の就業者は19.3%で、北海道全体では6.7%である。
    • 第二次産業は18.2%、第三次産業は61.9%である。北海道全体ではそれぞれ16.5%と74.1%である。
    • 北海道全体と比べると、農林漁業、公務、建設業の割合が高く、製造業、卸売・小売業、サービス業の割合が低い。1
  • 商工業 産業別の生産額では建設業が最大で、2022年の域内総生産で約322億円である。製造業は域内総生産の約3%にすぎない。9 事業所の規模は小さい。2021年には卸売業・小売業の事業所の53.2%が従業者1〜2人で、北海道全体では33.1%であった。9
  • 農業 2023年の農業産出額は141億円で、うち耕種が94億円(67%)、畜産が47億円であった。1990年頃には約200億円であった。北海道の農業産出額の約1%にあたる。2025年の檜山の農業経営体は769、耕地面積は18,682haである。14
    •  2025年は作付面積4,020haで21,500tを収穫した。2024年産では、道南で開発された品種「ふっくりんこ」が作付面積の44%を占め、「ななつぼし」が38%、「ゆめぴりか」が10%であった。149
    • 馬鈴しょ 南部では厚沢部町がメークイン発祥の地とされ、「あっさぶメークイン」が2022年に地域団体商標に登録された。北部では「今金男しゃく」が2019年に地理的表示(GI)に登録された。そのでん粉含有率は、他産地の男しゃくの平均より約10%高い。9
    • その他の作物と畜産 アスパラガス、ブロッコリー、ミニトマトなどが生産され、上ノ国町は道内有数のさやえんどうの産地である。酪農と肉用牛の経営は主に北部で行われている。戸数は少ないが養鶏も行われ、豚肉が地域ブランドとなっている養豚もある。9
    • 飲料の原料作物 厚沢部町では焼酎工場向けのさつまいもが、乙部町と奥尻町ではワイン用のブドウが栽培されている。14
  • 林業 主な造林樹種はカラマツ、トドマツ、スギで、ヒバも引き続き植えられている。林業労働者は少なく減少傾向にあるため、ハーベスタや苗木運搬用ドローンの導入が進められている。9
  • 水産業 2024年の檜山の漁業生産量は2,142t、生産額は24億3,900万円であった。これらの数値には八雲町熊石地区を含む。9
    • 魚種別の生産額:ウニ5億6,000万円、イカ5億円、ナマコ4億4,600万円、タコ1億3,700万円、ヒラメ1億円、サケ8,400万円。9
    • 町別の生産額:せたな町7億9,900万円、江差町4億4,000万円、奥尻町4億1,300万円、乙部町2億8,900万円、上ノ国町2億6,400万円、熊石2億3,500万円。9
    • ニシン ニシンの産卵で海面が白く濁る「群来(くき)」は、檜山では100年以上見られなかった。2017年と2020年に再び現れ、2022年以降は毎年見られている。ニシン稚魚100万尾の放流をはじめ、ヒラメやナマコの種苗放流が行われている。9
    • トラウトサーモンの養殖 漁港などの静穏域を活用したニジマス(トラウトサーモン)の養殖が、管内の各町と熊石で行われている。9
    • ナマコ 檜山産の乾燥ナマコは「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」として販売されている。2020年3月30日に地理的表示(GI)に登録された。935
  • エネルギー 2023年度の檜山の再生可能エネルギー導入量は194,000kWで、うち181,000kWが風力であった。12
    • 2025年7月の洋上風力発電の促進区域指定により、地元企業の参入への期待が高まっている。同じ月、振興局はGX(グリーントランスフォーメーション)産業推進室を設置した。12
    • 「ひやまゼロカーボンネットワーク」は官民43の団体・企業で構成されている。12
  • 観光 2025年度の檜山の観光入込客数は1,665,300人で、2024年度より11.3%増加した。それでも14の総合振興局・振興局の中で最も少なく、日高は1,758,600人、留萌は1,831,200人であった。36
    • 内訳 日帰り客が1,562,800人、宿泊客が102,500人であった。道外からの客は289,300人であった。最も多かったのは8月で、298,400人であった。36
    • 町別:上ノ国町442,600人、厚沢部町440,700人、江差町284,300人、せたな町197,600人、今金町152,700人、乙部町122,000人、奥尻町25,400人。36

地域ブランドと特産品

  • 地理的表示(GI) 今金男しゃく(登録番号第86号、2019年9月9日)と、乾燥ナマコの檜山海参(第92号、2020年3月30日)。35
  • 水産物 ウニとアワビ(奥尻町、せたな町)、アワビ・ヒラメ・えび(上ノ国町)、紅ズワイガニとニシンそば(江差町)、乾燥ナマコとアカモク(乙部町)。4
  • 農産物 あっさぶメークイン、今金男しゃく、今金米、今金軟白長ねぎ、ふっくりんこ、アスパラガス、さやえんどう、黒千石大豆。49
  •  上ノ国ポークとフルーツポーク、今金黒毛和牛、おくしり和牛、せたな町の若松ポークマン。4
  • 菓子 五勝手屋羊羹と追分こうれん(江差町)、ゆり最中と百合根のパイ(乙部町)、せたな町の「親子熊羊羹」と「岩シュー」、厚沢部町の黒豆茶と「あっさぶの豆」。4
  • 酒類 本格焼酎「喜多里」(厚沢部町)、奥尻ワイン、上ノ国町と乙部町のワイン、クラフトビール「OTOBBEAN」(乙部町)、そして「江差追分」「奥尻」「今金」、せたな町の「吟子物語」「よしこ」などの地酒。4

文化・祭り・アイヌ文化

文化遺産の指定・認定

  • 日本遺産 江差町のストーリー「江差の五月は江戸にもない ─ニシンの繁栄が息づく町─」は、北海道の6件の日本遺産のうち最初に認定されたものである。123
  • 北海道遺産 北海道遺産74件のうち5件が檜山にある。1
    • 江差町の姥神大神宮渡御祭。約380年前の江戸時代初期に始まり、13台の山車が神輿の渡御に供奉する。
    • 江差追分。北前船の船乗りによって伝えられたとされる民謡で、信州の馬子唄を源流とする。
    • 勝山館跡を中心とする上ノ国町の中世の館。
    • 五稜郭と箱館戦争の遺構。開陽丸が沈没したかもめ島沖や、新政府軍が上陸した乙部の海岸も含まれる。
    • 今金町美利河(ピリカ)の、江戸時代の金山遺跡。
  • 国指定文化財 国指定の文化財は11件ある(2025年3月現在)。20
    • 天然記念物:江差町の「ヒノキアスナロ及びアオトドマツ自生地」(1922年)、厚沢部町の「鶉川ゴヨウマツ自生北限地帯」(1928年)。
    • 重要文化財
      • 旧中村家住宅(江差町、1971年)
      • 美利河1遺跡出土品(今金町、1991年)
      • 旧笹浪家住宅(上ノ国町、1992年)
      • 上國寺本堂(上ノ国町、1993年)
      • 勝山館跡出土品(上ノ国町、2008年)
    • 史跡:ピリカ遺跡(1994年)、厚沢部町の館城跡を含む松前氏城跡(1935年に初めて指定。振興局の一覧は2002年の追加指定を記載)、上之国館跡(1977年に初めて指定、1987年と2006年に追加指定)。2537
    • 重要無形民俗文化財:松前神楽(2018年)。せたな町と今金町の所在として記載されている。
  • 郷土芸能 振興局は多くの郷土芸能を挙げている。20
    • 江差町:江差追分と江差追分踊り、ニシン漁の作業唄である江差沖揚音頭、江差餅つき囃子。
    • 江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町の鹿子舞(ししまい)。
    • せたな町の久遠神楽。
    • 上ノ国町、奥尻町、今金町、せたな町の太鼓。

祭りの暦(抜粋)

日程は振興局が示す例年の目安であり、毎年確認が必要である。4

時期 行事
2月 江差たば風の祭典(2月1日〜28日)、冬江差"美味百彩"なべまつり(第1週末) 江差町
2月上旬〜中旬 ピリカダム歩くスキーのつどい、ピリカウィンターフェスティバル 今金町
5月上旬 春の江差いにしえ夢開道 江差町
5月第2日曜日 玉川公園水仙まつり せたな町
6月 館城跡まつり(6月上旬)、うずら綱引き祭(6月下旬) 厚沢部町
6月中旬 夷王山まつり 上ノ国町
7月第1週末 江差かもめ島まつり 江差町
7月 てっくい海鮮まつり(7月上旬または中旬) 上ノ国町
7月中旬 おくしりまるごと祭り 奥尻町
7月 夢らんまん祭り(7月中旬)、24時間キャンプ&ライブ(7月下旬) 今金町
7月第4週末 あっさぶふるさと夏まつり(メークインのジャンボコロッケ) 厚沢部町
7月最終土曜日 がっぱり海の幸フェスタinわっためがして大成 せたな町
8月第1土曜日 せたな漁火まつり せたな町
8月上旬 元和台マリンフェスティバル、後志利別川清流まつり 乙部町今金町
8月9日〜11日 姥神大神宮渡御祭 江差町
8月14日 天の川まつり、乙部町の盆踊り・花火大会 上ノ国町乙部町
8月14日〜16日 乙部八幡神社例大祭 乙部町
9月第3金〜日曜日 江差追分全国大会 江差町
9月 真駒内神社例大祭(9月14日〜15日) せたな町
9月下旬 今金八幡宮例大祭 今金町
10月上旬 上ノ国町産業まつり、JA新はこだて厚沢部大収穫感謝祭、新そば祭り 上ノ国町厚沢部町せたな町

姥神大神宮渡御祭は道内最古の祭りといわれ、江差追分は「日本民謡の王様」と呼ばれている。9

アイヌの歴史と文化

文字で記録された檜山の歴史は主に和人の定住の歴史であるが、その全体をアイヌの歴史が貫いている。

  • 対立と共存 1456〜57年のコシャマインの戦いでは、アイヌと道南の館の和人が戦った。これを平定したのは、当時上ノ国の花沢館の客将であった武田信広である。1 勝山館では、アイヌの骨角器や和人墓の隣のアイヌ墓が見つかっており、両者が隣り合って暮らしていたことを示している。1
  • セタナイのハシタイン 16世紀半ば、ハシタインはセタナイ(現在のせたな町)のアイヌの首長であった。蠣崎氏との取り決めにおいて、ハシタインは「西夷尹」(にしえぞのかみ)を称した。この取り決めは交易と関銭の分配を定め、南の和人地と北のアイヌの地を分けるものであった。ハシタインはのちに上ノ国に移った。取り決めの年代は、資料によって1530年代から1551年までの幅がある。38
  • ヘナウケの戦い(1643年) シマコマキ(現在の島牧村)のアイヌの首長ヘナウケが、セタナイで松前藩の軍勢と戦った。この蜂起には、砂金掘りや1640年の火山噴火による被害が一因として関わっていた。同年のうちに和睦が成立したとみられる。39
  • 地名 振興局の町紹介では、いくつかの町名の由来をアイヌ語としている。4
    • 江差:「エシャシ」(突き出た崎)または「エサシ」(昆布)から。
    • 乙部:「オ・ト・ウン・ペ」(川口に沼があるもの)から。
    • 奥尻:「イク・シリ」(向こうの島)から。
    • 厚沢部:「アッ・サム」(楡皮を干す処)、または鳥にちなむ「ハチャム・ベツ」(桜鳥の川)から。
    • これに対し、今金は入植者の今村氏と金森氏の2人にちなむ。せたな町の現在の町名は、2005年の合併時に公募で選ばれた。4
  • 考古学 奥尻島では、津波館がオホーツク文化期・擦文時代までの出土品を展示している。これらはアイヌ文化期に先立つ文化である。22
  • 現在 本ライブラリーの各町の項目では、7町のいずれにもアイヌ文化の施設、博物館、活動中の地元のアイヌ協会は見つからなかった。現在も活動しているアイヌ文化の拠点については、白老町のウポポイを参照。

観光のみどころ

  • 観光の魅力 振興局は主な観光資源として次のものを挙げている。9
    • 歴史と文化:姥神大神宮渡御祭、江差追分、江差の古い町並み。
    • 海食崖と奇岩:イングランド南部の白い断崖にちなんで「道南のセブン・シスターズ」と呼ばれる乙部町の「シラフラ」、せたな町の親子熊岩。
    • 農産物直売所やお土産が人気の道の駅「あっさぶ」と「上ノ国もんじゅ」。
    • 道南一の雪質を誇る今金町のピリカスキー場。
    • 管内7町すべてにある温泉。
    • 海産物、マリンアクティビティ、日本初の離島ワイナリーがある奥尻島。
  • 季節 夏が最盛期で、7月と8月には奥尻行きのフェリーが1日2往復となり、祭りの多くもこの時期に開かれる。404 2025年度は8月だけで298,400人の入込があった。36 冬は海岸部で風が強く、内陸の谷では雪が多い。1419
  • 出かける前に確認を(2026年9月現在)
    • 江差町の開陽丸記念館は2027年5月頃まで休館している。26
    • 奥尻島津波館の2026年の開館は10月31日までである。22
    • ピリカ旧石器文化館は12月1日から3月31日まで休館となる。21
    • 道の駅あっさぶは、新施設への移転のため2026年9月28日から10月7日まで休業する。10
    • 国道229号は乙部町館浦で通行止めとなっている。33

おすすめのルート

  1. 中世の館とニシンの町(函館または木古内から1〜2日)
    • 木古内町の新幹線木古内駅から、道道江差木古内線(バスも運行)で上ノ国町へ向かう。12
    • 上ノ国町では勝山館跡と上國寺を見学する。4 昼食は道の駅上ノ国もんじゅの、海を望むレストラン(11:00〜15:00)でとる。41
    • 江差町では、いにしえ街道と旧中村家住宅を歩き、かもめ島を訪れる。420 一日の締めくくりは、日本海に沈む夕日を望む道の駅江差で。42 姥神大神宮渡御祭(8月9日〜11日)や9月の江差追分全国大会に合わせて計画するのもよい。4
    • 帰りは国道227号で厚沢部町を通り、道の駅あっさぶに立ち寄って(館城跡にも足を延ばし)、函館市へ戻る。43412
  2. 奥尻島(1〜2泊)
    • 江差からフェリーに乗る。通常は13:00発で、繁忙期には9:40発と17:40発の便がある。所要時間は約2時間10分、冬季は2時間20分である。40 函館または札幌丘珠から空路で行くこともできる。44
    • 島では、なべつる岩、青苗の奥尻島津波館、神威脇温泉からの夕日、球島山展望台を巡る。ウニやアワビを味わい、奥尻ワインを試したい。422
    • 詳しくは奥尻町の項目を参照。
  3. 北部の海岸と利別川流域(江差から長万部まで2日間)
    • 国道229号を北上して乙部町へ行き、シラフラの断崖を見る。4
    • 館浦の国道229号通行止め区間を内陸の迂回路で避け、道の駅ルート229元和台と、夏に開設される元和台の「海のプール」へ向かう。4546
    • 八雲町熊石を経てせたな町へ入る。道の駅てっくいランド大成で夕日を眺める。47 奇岩の親子熊岩と三本杉岩を見て、体力に自信があれば太田神社に登る。94
    • 後志利別川に沿って内陸へ入り、今金町へ。ピリカ旧石器文化館(入館無料、月曜休館)を見学し、クアプラザピリカの温泉につかる。214 その後長万部町へ向かう。函館バスの瀬棚線も同じルートを走っている。1248

道の駅

檜山には道の駅が5駅あり、いずれも1993年から1996年の間に登録された。奥尻町今金町にはない。公式一覧では北海道の登録数は131で、そのうち3駅がその後登録を取り消されたため、現在は128駅である。49 営業時間は2026年9月現在のもので、訪問前に確認が必要である。

道の駅 市町村 見どころ
道の駅江差 江差町 国道227号沿いの繁次郎浜にあり、江戸時代の江差に実在したといわれるとんちの名人・繁次郎の像が立つ。建物は地元産のヒノキ材を使い、江戸時代の鰊場を思わせる切妻屋根に仕上げられている。日本海に沈む夕日を一望でき、五勝手屋羊羹や、「日本一小さい道の駅」という位置づけに合わせて作られたミニこうれんを販売している。自炊式の簡易宿泊所「繁次郎番屋」の予約を受け付けている(4月〜11月)。駐車場は普通車20台、大型車6台。開館時間は4月〜11月が9:00〜17:00、12月〜3月が10:00〜16:00。11月〜3月の月曜日と12月31日〜1月5日は休館。1993年4月22日登録(登録番号6)で、檜山で最も古い。4249
道の駅上ノ国もんじゅ 上ノ国町 日本海を見渡す国道228号沿いにある。売店では地元の農産物や水産物のほか、同駅によれば日本では上ノ国でしか産出されない石「ブラックシリカ」の製品を販売している。2階のレストラン「グルメブティックもんじゅ」からは海が見え(11:00〜15:00)、名物は「てっくい」(大きなヒラメ)の天丼である。2018年10月に改修を経て再オープンした海辺のドッグランと、24時間トイレがある。道の駅の開館時間は9:00〜17:00。11月〜3月は売店の開店が10:00となり、売店とレストランは11月〜3月の月曜日が休み。駐車場は普通車163台、身障者用4台、大型バス3台、二輪車10台。1996年8月5日登録(登録番号34)。41
道の駅あっさぶ 厚沢部町 国道227号沿いにあり、地元のヒバ材で建てられている。メークインを筆頭とする厚沢部産の野菜を販売し、町外への発送も行っている。「おらいも君」のグッズも販売している。隣接する商業施設「ASSAN」(2022年8月20日開業)には、大型スクリーンのシアター、ベーカリー、飲食店がある。移転前の開館時間は5月〜10月が8:30〜18:00、11月〜4月が9:00〜17:00で、12月30日〜1月5日は休館であった。駐車場は普通車73台、大型車8台。1995年4月11日登録(登録番号19)。43 2026年9月28日〜10月7日は休業する。新施設は2026年10月8日14:30に開業する。 移転期間中も、駐車場、24時間トイレ、ASSANは利用できる。10
道の駅ルート229元和台 乙部町 国道229号沿い、海抜40mの高台にある。隣には元和台海浜公園の「海のプール」と、柱状節理の安山岩からなる北海道天然記念物の岬「鮪の岬」がある。黒千石大豆の加工品、はちみつ、ゆり最中など乙部町の特産品を販売している。裏手の広場にはモニュメント「潮笛」が立つ。24時間トイレあり。売店の営業時間は4月〜10月が8:30〜18:00、11月〜3月が9:00〜16:00で、12月30日〜1月3日は休業。駐車場は普通車40台、大型車9台。1995年8月3日登録(登録番号25)。46 公式の英語名は「Route 229 Gennadai」である。50 国道229号の通行止め区間より北にあるため、乙部町の中心部から向かう場合は内陸の迂回路を通る。45
道の駅てっくいランド大成 せたな町 せたな町大成区の国道229号沿いにあり、海水浴場と、夕日の名所として知られる奇岩の海岸に面している。海水浴シーズンにはコインシャワーが利用できる。せたな町の海産物や農産物、地元の菓子、「セターナちゃん」のグッズを販売している。7月最終土曜日には、来場者がヒラメ(てっくい)を手づかみで捕る祭りが開かれる。開館時間は4月〜10月が9:00〜17:00、11月〜3月が9:00〜16:00で、12月30日〜1月3日は休館。駐車場は普通車102台、大型車16台。1995年4月11日登録(登録番号21)。47

アクセス・交通

  • 鉄道はない JR江差線が2014年5月に廃止されて以来、檜山には鉄道がない。陸上の公共交通は路線バス、予約バス(デマンドバス)、タクシーである。123
    • 北海道新幹線の札幌延伸区間は厚沢部町の地下を通るが、区間全体が渡島トンネル内にあり、駅は設けられない。3
  • バス 振興局は主な路線として次のものを挙げている。12
    • 函館江差線:江差〜厚沢部〜函館。
    • 江差木古内線:江差〜上ノ国〜木古内。
    • 瀬棚線:せたな〜今金〜長万部(函館バス)。48
    • 瀬棚八雲線:せたな〜今金〜八雲(函館バス)。48
    • 檜山海岸線:江差〜乙部〜熊石。
    • せたな町大成区と熊石を結ぶ路線などの予約バス。
    • 2025年10月1日、函館バスは函館への直通バス「快速瀬棚号」を廃止した。代わりに新設の瀬棚八雲線が1日3往復運行され、函館へは八雲で乗り換える。瀬棚線は1日7往復から6往復に減便された。48
  • 道路 国道227号が太平洋側の函館へ通じ、国道229号が管内を南北に縦断している。檜山を通る国道は5路線で、延長は計201.6kmである。都市部への移動時間を短縮するため、函館・江差自動車道の早期整備が望まれている。12
  • 乙部町の国道229号通行止め 2021年6月6日の岩盤崩落以来、国道229号の1.8kmが通行止めとなっている。通行止め区間は、館の岬の館浦(KP 279.3)と鳥山(KP 277.5)の間である。323351
    • 迂回路 山間部を通る延長17.4kmの内陸迂回路があり、うち0.8kmは道幅が狭い。迂回路の道路は2021年8月と2022年4月に国道229号に付け替えられた。5145
    • 商店など 乙部町内の商店、給油所、飲食店は通常どおり利用できる。45
    • 新ルート 新たなルートが建設中である(名称はいずれも仮称)。34
      • 鳥山トンネル(763m):掘削が完了し、2026年6月5日に貫通式が行われた。
      • 館浦橋(18m):2026年度に下部工に着手。
      • 館浦トンネル(781m):2026年6月上旬から掘削中。
    • 事業のページには開通時期は示されていない。3334
  • 奥尻島へのフェリー オクシリアイランドフェリーが江差と奥尻を結んでいる。4012
    • 所要時間は約2時間10分、12月〜3月は2時間20分である。40
    • 年間の大半は1日1往復で、奥尻発が午前、江差発が13:00である。ゴールデンウィーク、7月と8月、9月の一部の週末・祝日は1日2往復となる(2026年の時刻表)。必要に応じて1日最大2便の臨時便が追加されることがある。40
    • 2026年10月1日から2027年2月28日まで、江差港のフェリーは岸壁工事のため新北埠頭を使用する。フェリーターミナルから無料シャトルバスが運行される予定だが、2026年9月11日時点で時刻は発表されていない。52
    • 2025年の旅客数は45,540人、車両は14,047台であった。12 瀬棚〜奥尻航路は2019年度から休止している。12
  • 空路 奥尻空港にはJALの便が1日1往復ある(2026年6月〜10月のダイヤ)。44
    • 函館:30分。月〜木曜日と土曜日に運航。
    • 札幌丘珠:50分。金曜日と日曜日に運航。
    • 2024年度の旅客数は函館線が10,246人、丘珠線が4,112人であった。12
  • 域内の移動 鉄道がなく、公共交通はバスとタクシーに限られるため、12 地域を巡るには車が現実的である。冬は海岸部で風が強く、内陸の谷では雪が多い。1519
  • ヒグマ 2025年度はヒグマの出没が急増した。遊歩道や林道では通常の対策をとること。12

出典

本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです

  1. 檜山の概況2026(冒頭:檜山のあゆみ・檜山のすがた・数字で見る檜山)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  2. 令和7年国勢調査速報 北海道の人口・世帯数(要計表に基づく人口・世帯数の集計、令和8年5月29日)[PDF] — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
  3. 檜山振興局 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  4. 檜山の概況2026(檜山管内7町の紹介)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  5. 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点)[PDF] — Geospatial Information Authority of Japan JA 閲覧日 2026-09-23
  6. 令和2年国勢調査結果 統計表(第1表 男女別人口、面積、人口密度及び世帯数/第2表 年齢(3区分)別人口及び世帯数) — Hokkaido Government, Statistics Division JA 閲覧日 2026-09-23
  7. 住基ネットにおける人口【参考値】令和8年(2026年)(8月31日現在のシート)[XLSX] — Hokkaido Government, Department of Comprehensive Policy, Municipal Affairs Division (地域行政局市町村課) JA 閲覧日 2026-09-23
  8. 後志国 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  9. 檜山の概況2026(産業:農業・林業・水産業・商工業・観光)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  10. 「道の駅あっさぶ」新施設への移転に伴う、臨時休業のお知らせ — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  11. ひと目でわかる奥尻町 — Okushiri Town JA 閲覧日 2026-09-23
  12. 檜山の概況2026(暮らし2:ゼロカーボン・交通安全・自然環境・防災・交通運輸)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  13. 松前藩 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  14. 檜山の農業2026(8月版)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  15. 江差 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  16. 奥尻(檜山地方) 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  17. せたな(檜山地方) 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  18. 鶉(檜山地方) 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  19. 今金(檜山地方) 平年値(年・月ごとの値) — Japan Meteorological Agency JA 閲覧日 2026-09-23
  20. 檜山の概況2026(暮らし1:教育・文化、福祉ほか)[PDF] — Hokkaido Government, Hiyama Subprefectural Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  21. ピリカ旧石器文化館 — Imakane Town Board of Education JA 閲覧日 2026-09-23
  22. 奥尻島津波館 — Okushiri Town JA 閲覧日 2026-09-23
  23. 江差の五月は江戸にもない─ニシンの繁栄が息づく町─(STORY #038)|日本遺産ポータルサイト — Agency for Cultural Affairs JA 閲覧日 2026-09-23
  24. 日本最後の和式築城の概要 — Assabu Town Board of Education JA 閲覧日 2026-09-23
  25. 松前氏城跡 福山城跡 館城跡 — 国指定文化財等データベース, Agency for Cultural Affairs JA 閲覧日 2026-09-23
  26. 開陽丸記念館(休館中) — Esashi Town tourism portal (江差町観光情報) JA 閲覧日 2026-09-23
  27. 丹羽五郎の略年表|理想郷を築いた丹羽五郎 — Setana Town JA 閲覧日 2026-09-23
  28. 荻野吟子の略年表|日本人女医第1号荻野吟子 — Setana Town JA 閲覧日 2026-09-23
  29. 瀬棚町 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  30. 渡島支庁 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  31. 渡島総合振興局 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  32. 国道229号乙部防災(乙部町館浦)別線ルートの本体工事着手について(令和6年5月8日 報道発表)[PDF] — MLIT Hokkaido Regional Development Bureau, Hakodate Development and Construction Department JA 閲覧日 2026-09-23
  33. 国道229号乙部町館浦岩盤崩壊関連情報 — MLIT Hokkaido Regional Development Bureau, Hakodate Development and Construction Department JA 閲覧日 2026-09-23
  34. 乙部防災事業 工事レポート 令和8年7月 [PDF] — MLIT Hokkaido Regional Development Bureau, Hakodate Development and Construction Department JA 閲覧日 2026-09-23
  35. 登録産品一覧(地理的表示保護制度) — Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries JA 閲覧日 2026-09-23
  36. 北海道観光入込客数調査報告書(令和7年度・資料編)[XLSM] — Hokkaido Government, Department of Economic Affairs, Tourism Bureau JA 閲覧日 2026-09-23
  37. 上之国館跡 花沢館跡 洲崎館跡 勝山館跡 — 国指定文化財等データベース, Agency for Cultural Affairs JA 閲覧日 2026-09-23
  38. 夷狄の商舶往還の法度 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  39. ヘナウケの戦い — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
  40. 江差~奥尻島時刻表 — Heartland Ferry / Okushiri Island Ferry JA 閲覧日 2026-09-23
  41. 上ノ国もんじゅ | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  42. 江差 | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  43. あっさぶ | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  44. 航空機ダイヤ — Okushiri Town JA 閲覧日 2026-09-23
  45. 乙部町の通行について(2021年6月)[PDF] — Otobe Town / MLIT Hakodate Development and Construction Department JA 閲覧日 2026-09-23
  46. ルート229元和台 | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  47. てっくいランド大成 | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  48. 令和7年10月1日~ ㈱函館バス快速瀬棚号の廃止に伴うダイヤ改正について — Imakane Town JA 閲覧日 2026-09-23
  49. 住所等一覧(登録年度) | 北の道の駅 — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) JA 閲覧日 2026-09-23
  50. ROUTE 229 Gennadai — Hokkaido Michi-no-Eki Liaison Council (北の道の駅) EN 閲覧日 2026-09-23
  51. 函館開発建設部管内 通行止め箇所図(迂回路資料)[PDF] — MLIT Hokkaido Regional Development Bureau, Hakodate Development and Construction Department JA 閲覧日 2026-09-23
  52. [Okushiri Route] Notice Regarding Ferry Operations at the New North Pier in Esashi Port — Esashi Tourism Association (江差町観光協会) EN 閲覧日 2026-09-23