市 後志総合振興局
小樽市 Otaru
おたるし
石狩湾に面した坂の港町。「北海道の心臓」と呼ばれた時代に築かれた石造倉庫や銀行建築、運河が市民運動によって守られ、いまでは年間800万人を超える観光客を集めている。1
- 人口(2020年国勢調査)
- 111,299
- 面積
- 243.87 km²
- 公式サイト
- www.city.otaru.lg.jp
主な特色
- 小樽運河: 海岸を埋め立てて造られ、1923年に完成した。10年以上に及ぶ論争の末、1986年に幅の半分が埋め立てられて道路となった。残された水路は延長1,140 mで、63基のガス灯と石造倉庫が並ぶ8。
- 「北のウォール街」と日本遺産: 色内地区はかつて北海道最大の金融街だった2。2025年2月4日、ストーリー「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」が、小樽市単独では初めての日本遺産に認定された9。構成文化財は26件で、日本銀行旧小樽支店(1912年、辰野金吾ほか設計)などが含まれる10。
- ガラスとオルゴール: 北一硝子の起源は、1901年に小樽で創業した石油ランプ製造の浅原硝子にさかのぼる。浅原硝子は1910年にガラス製の漁業用浮き玉の製造を始めた11。堺町通りの小樽オルゴール堂は蒸気時計で知られる12。
- 寿司と海産物: 市内には100軒を超える寿司店がある2。小樽観光協会によれば、小樽のシャコは日本一の大きさである13。
- 小樽雪あかりの路: 1999年にボランティアが始めた、2月のキャンドルの祭り。現在は市内約20か所の会場に広がっている14。
- 北海道初の鉄道: 1880年に手宮〜札幌間が開通した7。
- ニシン漁の遺産: 市が運営する小樽市鰊御殿や銀鱗荘などの鰊御殿は、ニシンの群来が「海を銀色に染めた」時代に建てられた13。
観光・アクティビティ
自然・景観
- 天狗山: ロープウエイで標高約530 mの山頂に登れる(最上2-16-15)。小樽港と石狩湾、晴れた日には暑寒別連峰や積丹半島まで見渡せる。運営会社は「北海道三大夜景」の一つとして紹介している。2026年の夏季ロープウエイは4月25日〜11月3日、9:00〜21:00に運行する。山頂にはTENGUUジップライン(128 m)、シマリス公園、カフェがあり、冬はスキー場となる52。
- 小樽海岸自然探勝路: 祝津から赤岩を経てオタモイまで、片道約2.5時間。国定公園の断崖を見下ろしながら歩け、5月中旬から11月まで通行できる53。
- 青の洞窟: ボートやカヤック、カヌーで訪れる海食洞。小樽観光協会は「元祖!青の秘境クルーズ by ツウセン」などの洞窟クルーズ事業者を紹介している50。2025年7月17日に入口付近で落石が発生したため、市は船舶に近づかないよう呼びかけた54。
- オタルナイ湖と朝里ダム: ループ橋の朝里スカイループ(1986年)を渡って訪れる。湖畔公園や朝里ダム記念館がある267。
- 夜景: 毛無山、天狗山、小樽運河は「日本夜景遺産」に選ばれている2。
温泉
- 朝里川温泉: 小樽中心部から札幌方面へ車で約30分の温泉地で、「小樽の奥座敷」と呼ばれる。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、昔から筋肉痛や神経痛に効くといわれる。地元の言い伝えでは、鹿が湯浴みに集まった場所だという。ホテル、旅館、コテージがあり、近くでスキーやゴルフも楽しめる26。
博物館・歴史遺産
- 運河と倉庫群(色内・北浜): 小樽市総合博物館運河館は旧小樽倉庫にある。開館時間は9:30〜17:00で無休、入館料は300円5521。
- 小樽市総合博物館本館(手宮): 入館料は400円(冬期は300円)で、火曜休館55。北海道最古の現役蒸気機関車アイアンホース号(ポーター社製4514号、1909年製)が、重要文化財の機関車庫と転車台を使って構内を走る56。その機関車庫三号は1885年の建築である24。1885年製の機関車「しづか号」を含む6両の歴史的鉄道車両は、日本遺産の構成文化財となっている10。本館・運河館と旧日本郵船株式会社小樽支店に入れる共通券は600円55。
- 手宮洞窟保存館: 開館時間は9:30〜17:00、入館料は100円。火曜と、11月5日〜4月28日の冬期は休館20。
- 色内の銀行街: 日本銀行旧小樽支店は現在、金融資料館(2003年開館)となっている710。旧三井銀行小樽支店(2022年に重要文化財)は、ステンドグラス美術館、浮世絵美術館、西洋美術館、似鳥美術館とともに小樽芸術村を構成する105034。
- 小樽市鰊御殿(祝津): 1897年に泊村で建てられ、1958年にこの地へ移築された。1960年に、北海道の民家として初めて文化財に指定された。2026年の営業期間は4月4日〜11月23日、9:00〜17:00(10月16日からは16:00まで)で、入館料は300円57。
- その他のニシン漁時代の建物: 旧青山別邸(現在は「にしん御殿 小樽貴賓館」として公開)と銀鱗荘は、登録有形文化財である1950。
- おたる水族館(祝津): 1958年開館7。2026年の通常営業は3月14日〜11月23日、9:00〜17:00(10月16日からは16:00まで)。12月中旬〜2月下旬には、10:00〜16:00の短い冬期営業がある58。
- 旧国鉄手宮線散策路: 北海道初の鉄道の跡をたどる散策路で、2016年に完成した7。
アウトドア・季節のアクティビティ
- 海水浴場: 2026年は監視員のいる5か所の海水浴場が開設された。おたるドリームビーチ(6月26日〜8月31日)、銭函、東小樽(砂利浜)、塩谷、蘭島59。
- スキー: 小樽天狗山スキー場52と、朝里・銭函エリアのスノークルーズオーンズ50。1923年には小樽で第1回全日本スキー選手権大会が開かれた7。
- 水上のアクティビティ: 運河クルーズ、第3号ふ頭から祝津やオタモイ海岸へ向かう観光船、祝津マリーナ508。
- 無料ガイドツアー: 5月から10月の指定の土曜日に、ボランティアガイドが小樽国際インフォメーションセンターを出発するまち歩きを案内する44。
- クラフト体験: 大正硝子の工房での吹きガラスやとんぼ玉づくり、オルゴール堂の遊工房でのオルゴールづくり、キャンドルづくり50。
食の体験
道の駅
小樽市内に道の駅はない。北海道の道の駅の公式一覧に小樽市の記載はない。一覧に載る登録は131件で、そのうち3件(足寄湖、フォレスト276大滝、丸瀬布)はその後登録が抹消されている60。近隣自治体の主な道の駅は次のとおり。営業時間は2026年9月時点の情報のため、訪問前に確認のこと。
- 道の駅スペース・アップルよいち: 余市町黒川町6-4-1、余市川のそばの国道229号沿い。
- 余市宇宙記念館「スペース童夢」は、余市町出身の宇宙飛行士毛利衛を記念する施設。売店では宇宙食や地元の果物を使った商品を販売しており、ソフトクリームやアップルパイが人気。
- 記念館とミュージアムショップは2026年4月18日〜11月29日、9:00〜17:00に営業する。記念館は2026年12月1日〜2027年4月16日は冬期休館となる。総合売店は冬も営業し、11月3日からは9:30〜17:30、11月9日からは月曜休業となる。
- 駐車場は普通車38台、大型車5台61。
- 道の駅あかいがわ: 赤井川村、国道393号(札幌圏とニセコを結ぶ「メープル街道」)沿い。
- 道の駅石狩「あいろーど厚田」: 石狩市、国道231号沿い。
- 日本海に沈む夕日を望む、珍しい3階建ての道の駅。国土交通省の北海道道の駅ランキングの景観部門で、2018年と2019年に2位となった。
- そば店、ベーカリー、ジェラート店があり、トイレは24時間利用できる。
- 駐車場は約200台で、EV充電器1基を備える。
- 営業時間は6〜8月が9:30〜19:00、11〜3月が10:00〜16:00。冬期は全テナントが休業する64。
- 道の駅ふるびらたらこミュージアム: 古平町、2025年1月31日登録60。
市内でこれに最も近い施設はみなとオアシス小樽で、2024年4月21日に国土交通省が登録した港の交流拠点である。道の駅ではない。中核施設は第3号ふ頭の小樽国際インフォメーションセンターで、毎日9:00〜20:00に開いている。センターには多言語対応のスタッフ、小樽・後志・北海道の産品を扱う「ポートマルシェotarue」、トイレ、コンテナ屋台がある。近くの観光駐車場の収容台数は238台3134。
アクセス・交通
旅のヒント
- おすすめの時期:
- 観光案内所34:
- JR小樽駅(小樽駅観光案内所)、9:00〜18:00。
- 小樽運河観光案内所。2025年6月から小樽芸術村浮世絵美術館内にある。9:00〜18:00。
- 第3号ふ頭の小樽国際インフォメーションセンター、9:00〜20:00。多言語対応のスタッフがおり、駐車場は91台。
- 堺町通りの観光案内所。
- おたる屋台村の夜間観光案内所(小樽観光協会ナイトインフォメーション)、17:00〜22:00。
- 季節ごとの休業:
- 冬: 小樽の年降雪量は平均556 cmで27、市街は坂の多い地形に広がる。滑りにくい靴を履き、急な坂道やバス待ちの列には時間の余裕をもつこと。
- ヒグマ: 2022年に始まった北海道の制度に基づき、小樽を対象とする初のヒグマ注意報が2023年6月に出された2。2026年、市は朝里川温泉周辺と、毛無山展望所付近の国道393号を中心に、忍路、春香、天神浄水場付近でも、ヒグマの目撃、ふん、足跡を確認している67。ハイキングの前には市のヒグマ出没マップを確認すること。目撃した場合は小樽市(0134-32-4111)または小樽警察署(0134-27-0110)へ通報する67。
- 海の安全: 泳ぐのは監視員のいる海水浴場に限ること。朝里、豊井浜、張碓、オタモイの海岸は海水浴場ではなく、監視員も救護設備もない59。2025年の落石のため、船舶は青の洞窟の入口に近づかないこと54。
写真
小樽市についてもっと詳しく
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 種別 | 市。後志総合振興局管内で唯一の市であり、札幌都市圏に属する2 |
| 振興局 | 後志総合振興局。振興局の所在地は小樽市ではない2 |
| 郡 | なし(市)。かつての小樽郡・高島郡・忍路郡は、1940年と1958年の合併によって消滅した2 |
| 人口 | 111,299人(2020年国勢調査、2015年比−8.71%)3・100,838人、59,262世帯(住民基本台帳、2026年8月31日)4 |
| 面積 | 243.87 km²(国土地理院、2026年4月1日)5。市域は東西約36.5 km、南北約20.4 kmで、海岸線の延長は68.62 km6 |
| 人口密度 | 約413人/km²(最新の住民基本台帳人口÷国土地理院の面積)。2020年国勢調査時は約456人/km²(計算値) |
| 沿革 | 1865年:幕府がオタルナイを村並とする。1869年:小樽と改称。1899年:北海道区制による区となり、開港場に指定される。1922年8月1日:市制施行。1940年:高島町・朝里村を編入。1958年:塩谷村を編入7。1975年:石狩町の一部(銭函4・5丁目)を編入2 |
| 隣接自治体 | 余市町、赤井川村、札幌市(手稲区・南区)、石狩市2 |
| シンボル | 市の花:ツツジ(1968年)・市の木:シラカンバ(1968年)・市の鳥:アオバト(1986年)・市章:六花(6本の枝をもつ雪の結晶)の中に、小樽の頭文字「小」を配したもの。1922年8月28日に市章として制定され6、もとは1901年制定の区章である2 |
| マスコット | 市の公式マスコットは見当たらない。小樽観光協会がご当地キャラクター「おたる運がっぱ」を公認している2 |
| 公式サイト | https://www.city.otaru.lg.jp/ |
地名の由来
- 地名はアイヌ語のオタ・オㇽ・ナイ(砂浜の中の川)に由来する2。英語版Wikipediaは、その意味を「おそらく『砂浜の中を流れる川』」としている15。
- 本来のオタ・オㇽ・ナイは現在の中心市街地ではなく、現在の小樽市と札幌市の境界付近を流れる星置川の下流部、すなわち小樽内川の下流を指していた。松前藩はこの河口にオタルナイ場所を開いたが、そこは冬の季節風をまともに受ける土地だった。そのため場所は、現在の入船付近のクッタㇽウㇱ(イタドリが生える所)へ移された。移転後も旧名が引き継がれ、小樽内・尾樽内・穂足内などと表記された2。1869年、名称は「小樽」と縮められた7。
- 意味については諸資料の説明が一致している。複雑なのは位置のみで、地名の由来となった「砂浜の川」は現在の中心市街地の外にある。地名は場所の移転とともに移ってきたのである。
- 市内のその他のアイヌ語由来の地名:
歴史
- 縄文・続縄文時代:
- 松前藩の場所: 伝承によれば、1596年に松前の八木勘右衛門がオタルナイに入った。オタルナイ・高島・忍路の各場所は、のちに同名の3郡となった。忍路神社(1674年)と小樽稲荷神社(1690年)の前身もこの時代にさかのぼる2。
- 北前船とニシン:
- 移住者:
- 鉄道・石炭・港(明治):
- 商都:
- 戦争と合併: 1940年に高島・朝里が、1958年に塩谷が市に編入された7。1945年の北海道空襲では小樽も爆撃を受けた2。
- 衰退: 戦後、ニシンの不漁、樺太の喪失、石炭需要の減少、札幌の成長が重なり、小樽の卸売業中心の経済は空洞化した。人口のピークは207,093人(住民基本台帳、1964年9月)だった2。
- 運河論争から観光都市へ:
- 1990年代〜2010年代:
- 近年の出来事:
地理・気候
- 小樽は北海道西部、石狩湾が積丹半島へ向かって弧を描くところに位置する2。一方は日本海に面し、残る三方を山に囲まれているため、市街の多くは急な坂に広がっている6。中心部から札幌までは約40 kmである2。
- 山: 最高峰として挙げられるのは朝里岳(1,281 m)である。ほかに天狗山(533 m)、毛無山、赤岩山(371 m)などがある2。
- 河川・湖: 主な河川は朝里川・勝納川・塩谷川・蘭島川など2。オタルナイ湖は1993年秋に完成した朝里ダムの人造湖で、名称は公募で決まった26。
- 海岸: 海岸線は約69 kmで、その中央に天然の良港である小樽港がある。起伏に富む西部の海岸(オタモイ・赤岩・祝津・忍路)は、1963年に指定されたニセコ積丹小樽海岸国定公園の一部である67。東端の銭函は石狩平野の北西端にあたり、比較的平坦な土地が広がる17。
- 気候: 市のプロフィルは寒暖差の小さい海洋性気候としているが6、小樽は豪雪地帯に指定されている2。気象庁小樽観測所の1991〜2020年の平年値は次のとおり27。
- 年平均気温 8.8 °C。
- 1月の平均気温 −3.1 °C、日最低気温の平均 −5.8 °C。
- 8月の平均気温 21.7 °C、日最高気温の平均 25.6 °C。
- 年降水量 1,281.6 mm、年間日照時間 1,586.2時間。
- 年降雪量 556 cm、年最深積雪の平均 118 cm、雪日数 約131日。
- 極値と温暖化: 観測所の記録は次のとおり28。
- 最高気温 36.2 °C(2021年7月28日)、最低気温 −18.0 °C(1954年1月24日)。
- 最深積雪 173 cm(1945年2月19日)、日降雪量の最大 84 cm(1996年1月8日)、ひと冬の降雪量の最大 792 cm(1999〜2000年の冬)。
- 夏の暑さは増している。2025年は最高気温25 °C以上の日が92日で過去最多となり、最低気温が25 °Cを下回らなかった夜は2023年と2025年にしか記録されていない。
経済・産業
- 産業構造: サービス業が中心である。卸売業・小売業は事業所数・従業者数ともに最大の産業で、従業者数ではこれに医療・福祉、製造業が続く2。
- 観光: 2025年度(2025年4月〜2026年3月)の観光入込客数は8,346,300人で、前年度比103.4%となり、2年連続で800万人を上回った1。
- 日帰り客は7,345,400人、宿泊客は1,000,900人。新たなホテルの開業などにより、宿泊客が初めて100万人を超えた。
- 道外からの観光客は3,601,800人。
- 外国人宿泊客は過去最多の297,496人。中国の渡航自粛の影響を受けたが、北米・欧州などからの客が増えた。
- 製造業: 2024年経済構造実態調査によると、製造業は256事業所、従業者7,362人で、2023年の製造品出荷額等は約2,200億円(22,001,097万円)であった29。市のイメージを形づくっているのは食品・飲料で、かまぼこ、菓子、日本酒、ワイン、ビールなどがある(「特産品・名物」参照)。
- 港湾:
- 人口: 2020年国勢調査の人口は111,299人で、2015年から10,625人(8.71%)減少した3。65歳以上が41.2%を占め、15歳未満はわずか8.3%だった32。2022年には人口が11万人を下回り、103年ぶりに10万人台となった2。2026年8月末現在の人口は100,838人である4。
- 地域活性化:
特産品・名物
| 特産品・名物 | 分類 | 概要・入手先 |
|---|---|---|
| 寿司 | 代表的な料理 | 市内に100軒を超える寿司店がある2。寿司屋通り・花銀エリアの「おたる政寿司」本店や、駅近くの「おたる大和家」などがある35 |
| 小樽あんかけ焼そば | ご当地グルメ | 具だくさんのとろみのあるあんを焼きそばにかけた料理で、小樽市内とその周辺の多くの飲食店が提供している2。築港の「小樽あんかけ処 とろり庵」はその一例35 |
| 若鶏半身揚げ、パンロール | 郷土料理 | 若鶏の半身揚げと地元のパン料理。いずれも小樽を代表する食べ物に挙げられる2 |
| シャコ | 海産物 | 旬は春(3〜5月)と秋(9〜11月)で、日本一の大きさとうたわれる13。「帰ってきたぜ!シャコ祭り ~港のシーフードビアガーデン~」(2026年7月18〜20日、おたるポートスクエア)で味わえる36 |
| ニシン、数の子、ウニ | 海産物 | ニシンは春に、赤ウニ(バフンウニ)と白ウニ(ムラサキウニ)は夏に旬を迎える13。ふるさと納税ポータルの海産物の返礼品には数の子、たらこ、塩紅鮭、つぶ(スライス刺身)、真鱈などがあり、人気ランキングの上位はたらこ、鮭、つぶ、鱈が占める37 |
| かまぼこ | 水産加工品 | かま栄は堺町に工場直売店、駅前に店舗を構える。同社の5種詰め合わせは、市のふるさと納税で特に人気の返礼品の一つ3837。大八栗原蒲鉾は南小樽近くの南樽市場に店舗がある38 |
| 日本酒「宝川」 | 日本酒 | 田中酒造は1899年創業で、一年を通して酒を仕込む四季醸造を行う39。色内の本店は歴史的建造物に指定されており、亀甲蔵は旧岡崎倉庫(1905年)を利用している10 |
| おたるワイン | ワイン | 北海道ワインは1974年1月に設立され、朝里川温泉に本社を置く。国産ぶどうのみを使い、浦臼町の鶴沼に自社畑をもつ。「おたるナイヤガラ」は1986年に発売され、「おたるワインギャラリー」は2024年に体験型ワイナリーとしてリニューアルオープンした40 |
| 小樽ビール | クラフトビール | 運河沿いのビアパブ「小樽倉庫No.1」と、見学ツアーや土曜マーケットを行う銭函醸造所41 |
| 菓子 | 菓子 | 「小樽洋菓子舗」を名乗るルタオは、チーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で知られる3842。伝統菓子には花園だんご、ぱんじゅう、すあま、べこ餅、水晶あめ「澤の露」などがある2。和菓子の新倉屋は花園、駅前、築港に店舗がある35 |
| ガラス | 工芸 | 北一硝子(1901年に石油ランプ製造で創業。北一硝子三号館は1891年築の石造倉庫)11。大正硝子の店舗や多くの工房が堺町通りや運河沿いに並ぶ38 |
| オルゴール | 工芸 | 小樽オルゴール堂:蒸気時計のある本館、アンティークオルゴールの展示やパイプオルガンの演奏がある2号館、オルゴールの手作り体験工房1238 |
| ふるさと納税 | 返礼品・使い道 | 寄附金の使い道は12項目から指定でき、旧手宮線、小樽市総合博物館の鉄道車両、公会堂の能舞台、旧北海製罐第3倉庫などが含まれる33。ポータルサイトによれば、10月1日から地場産品基準が厳格化されるため、一部の返礼品は2026年9月30日で受付を終了する37 |
文化・祭り
| 行事 | 時期 | 見どころ |
|---|---|---|
| 小樽雪あかりの路 | 2月上旬〜中旬の約1週間(2027年2月6〜13日) | 浅草橋〜中央橋間の運河に浮かぶ浮き玉キャンドル、旧手宮線沿いのスノーキャンドル、夜景を望む天狗山神社へのキャンドルの参道、市内約20か所の地域会場。1999年にボランティアが始めた1443 |
| 田中酒造の季節の催し | 「田中酒造の雛まつり」2〜3月、「おたる梅酒祭り」4〜5月、「おたる甘酒まつり」6〜7月 | 色内の本店での展示・販売(雛まつりと梅酒祭りは亀甲蔵でも開催)4436 |
| おたる祝津にしん・おタテ祭り | 6月上旬(2026年6月6〜7日) | 祝津の漁業地区で開かれるニシンとホタテの祭りで、観光船の航路でも催しがある36 |
| おたる春祭り・小樽水天宮多賀神社例祭 | 2026年6月12〜28日(第21回春祭り)、例祭は6月14〜16日 | 市内各会場でのイベント。相生町の水天宮の例大祭36 |
| おたる運河ロードレース・おたるワインカーニバル | 6月下旬(2026年6月21日・27日) | 市民ランニング大会(第38回)。毛無山のふもとの北海道ワインで開かれるワインパーティー(第40回)36 |
| おたる潮まつり | 7月下旬の金〜日曜日(第60回:2026年7月24〜26日) | 海への感謝と市の繁栄を願う市民の祭りで、1967年に始まった。メイン会場は第3号ふ頭横の観光駐車場。2026年は、祭りの2曲目の踊り唄「潮踊り唄」の誕生50年でもあった4573136 |
| 小樽がらす市 | 7月下旬(第15回:2026年7月24〜26日) | 小樽内外のガラス工房が旧手宮線沿いに出店する。地元の児童・生徒らを対象としたガラスデザインコンテストの入賞作品を、小樽のガラス職人が制作する46 |
| 北海道JAZZ in 小樽・小樽髙島花火 | 8月上旬〜中旬(8月8〜11日、2026年8月8日) | 運河の浅草橋に設けられるジャズステージ。高島の魚市場での花火36 |
| 高島越後盆踊り | 8月14〜16日、19:00〜21:00 | 新潟からの移住者が伝えた盆踊りで、市の無形民俗文化財に指定されている。会場は高島公園22 |
| おたる祝津花火大会・TENGUU FES | 9月上旬(9月5日、2026年9月5〜6日) | 鰊御殿前の浜の沖で打ち上げる花火。天狗山山頂での音楽フェス47 |
| KITAUNGA DESIGN DISTRICT・YUMMY市 北運河ナイトマーケット | 9月中旬〜下旬(9月19日〜10月4日、2026年9月19〜26日) | 北運河と旧北海製罐第3倉庫周辺で開かれるデザインと食のイベント47 |
| YOI-TARU~味覚祭~ | 10月上旬(2026年10月10〜12日) | 小樽と余市の観光協会が共同で開く、おたるポートスクエアでの秋の味覚フェア47 |
| 青の運河 | 11月1日〜1月31日 | 浅草橋〜中央橋間の運河を青い光で照らす4743 |
アイヌ文化
小樽のアイヌ文化は、北海道の多くの地域に比べて記録が少ない。主に地名と資料の中に残っている。
姉妹都市・友好都市
ゆかりの人物
- 小林多喜二(1903〜1933年): プロレタリア作家(『蟹工船』)。短い生涯の大半にあたる1907年から1930年まで小樽で暮らした44。
- 伊藤整: 小説家・評論家(『若い詩人の肖像』)。小樽観光協会は小樽出身者の一人に挙げており13、伊藤整文学賞は1990年から2014年まで小樽で贈呈された7。
- 中村善策: 小樽の繁栄と衰退を風景画に描き残した画家1013。
- 石原裕次郎: 俳優・歌手。兄の慎太郎とともに7年間小樽で暮らした13。市内では1991年から2017年まで記念館が営業していた27。
- 青地清二: スキージャンプ選手。1972年札幌オリンピックの70 m級で銅メダルを獲得した2。
- 八木弘和: スキージャンプ選手。1980年レークプラシッドオリンピックの70 m級で銀メダルを獲得した2。
出典
本文中の番号は、この出典一覧につながっています。 数値は2026年9月23日時点のものです
- 令和7年度小樽市観光入込客数の概要 — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽市 — Wikipedia JA 閲覧日 2026-09-23
- 令和2年国勢調査(確報値) — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽市の人口(令和8年)[令和8年8月末現在の世帯数及び人口] — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 令和8年全国都道府県市区町村別面積調(4月1日時点) — 国土地理院 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽市のプロフィル — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽市のあゆみ — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽運河 — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 「北海道の『心臓』と呼ばれたまち・小樽」が日本遺産に認定されました。 — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- ストーリーの概要と構成文化財(北海道の「心臓」と呼ばれたまち・小樽) — 小樽市 JA 閲覧日 2026-09-23
- 小樽と北一硝子の歩み — 北一硝子 JA 閲覧日 2026-09-23
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